ストレッチでダイエット!?その方法とは・・・

「痩せたい!」そう思って一念発起、ランニングを始めてみたものの3日坊主で続かない・・・こんな経験のある人、少なくないのではないでしょうか?運動がダイエットに良いということはわかっていてもなかなか時間も取れないし、サボってしまった時の罪悪感もイヤなものですよね。そんな運動ベタな人にオススメなのが、自宅でできる簡単ストレッチです。
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どうしてストレッチがダイエットになるの?

そもそもストレッチとは、硬くなってしまった筋肉を伸ばし筋肉に柔軟性と弾力性を取り戻すための動きです。人間の身体は筋肉の塊であり、座る、立つ、歩く・・・など日常生活の何気ない動作でも筋肉は常に収縮し働き続けています。働き続けている筋肉は硬くなり血管を圧迫し血の巡りを邪魔してしまうのですが、これをしっかりとほぐしてあげることで血行が促進され新陳代謝アップへと繋がり、痩せやすい身体作りに一役買ってくれるのです。
「新陳代謝を上げる」・・・なんとなく、身体に良いことなんだろうなぁとは思ってもそのメカニズムを理解していないとせっかくのストレッチも長続きしないかもしれません。血行が良くなる、ということは身体の隅々にまで血液が巡るということです。全身に巡った血液は身体を温め表面温度まで上げてくれますが、この時に外気温との差があると熱が奪われ体温が下がってしまいます。しかし人間は体温を一定に保とうとする性質を持つ恒温動物であるため、下がった体温を元に戻そうと自動的に熱を発します。これがいわゆる「カロリーを消費する」状態です。すなわちストレッチをして血の巡りを良くする、ということは「カロリーを消費しやすくする身体」を作ることに繋がるのです。

朝一番のストレッチ

「いつやれば効果的なの?」と疑問に思うかもしれませんが、大事なのはしっかりと身体をほぐしてあげることなので、自分の時間が取れるときに少しでも良いので取り組めばOKです。しかし、朝と夜では身体の状態が違うので時間によって取り組むストレッチを変えた方が良いでしょう。朝起きてすぐにストレッチをするときは、眠っている間に凝り固まってしまった筋肉に刺激を与えることを意識してみましょう。ここでは朝起きてすぐ、ベッドの中でできるストレッチ方法をご紹介します。

・上半身持ち上げストレッチ
1.うつ伏せになり、両手をつき90度になるように肘を曲げる
2.息を吐きながら上半身を持ち上げ、腰から背中を伸ばす
ゆっくりと呼吸をしながら、1分間ほど行いましょう。

・太ももストレッチ
1.仰向けに寝て片足の膝を抱え込み、反対の脚は伸ばす(20秒)
2.そのまま抱え込んでいた膝を上に伸ばし、両足を伸ばした状態でキープ(20秒)
3.反対の脚で同様の動き
余裕があれば2~3セット行いましょう。太ももは人間の身体の中で最も大きい筋肉ですので、ここに刺激を与えることで代謝アップが期待できます。

young woman is doing some exercises

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寝る前ストレッチ

寝る前のストレッチは、1日中動いた筋肉の疲れをゆっくりと癒してあげることを意識しながら行いましょう。寝る前に身体をほぐすと脳と身体が睡眠モードへと移行するので寝つきが良くなり、質の高い深い睡眠へと繋がります。しっかりと眠ることでストレスが軽減され、ダイエットを続けよう!という意欲を養うこともできるので一石二鳥ですね。

・ひねりストレッチ
1.仰向けになり両足を絡め、両手は左右に自然に広げる
2.組んでいる足の上の膝が反対側の床につくようにゆっくりと倒し、キープする(30秒)
3.反対側も同様にやり、終わったら脚をほどいて深呼吸
この方法では首筋から胸、腰、骨盤と全身をまとめてストレッチすることができ、効率よく身体をほぐせます。最後にしっかりと全身を伸ばし、リラックスすることも忘れずに。

・ゴキブリ体操
1.仰向けになり、手足を天井に向かって上げる
2.その状態で手首と足首を振る(30秒)
この時、脚や肘をしっかり伸ばす必要はありません。ブラブラと手足を振ることで手足の先にまで血液が巡りますので、このストレッチ方法は末端冷え性でお悩みの方にもオススメです。
ポイントはゆっくり、伸ばしている筋肉を意識しながら行うことです。朝起きてすぐ、寝る前、と日常のちょっとしたすき間時間にできますので、少しずつ取り組んで痩せ体質を目指してみてはいかがでしょうか。

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