みなさんはダイエットに失敗したり挫折してしまったりした経験はありませんか？ダイエットは正しい方法を継続的に行うことが大切ですが、実際に生活の中でダイエットのために時間を割くのは大変ですよね。そんな方におすすめなのが「ながらダイエット」です。今回はすぐに取り入れられる、ながらダイエットを3つのシーンでご紹介します。
だから続かない！ダイエットに挫折してしまう理由とは？
ダイエットが続かない人には傾向があります。その理由として多いのは「いきなり極端なダイエットを始める」ということです。ダイエットしようと思い立って、急に極端な食事制限を行ったり高い目標を設定して運動を行ったりしていませんか？なるべく早く結果を出したい気持ちはわかりますが、これでは体にも心にも多きな負担がかかります。急に厳しいダイエットを始めると、ストレスが溜まったり疲労が溜まったりして精神的にも辛い状態になります。結果的にドカ食いに走ってしまったり足腰を痛めたりしてダイエット失敗につながってしまうのです。あくまでもダイエットは健康的かつ長い目で見て行わないと、キレイに痩せることは難しいのです。そこでおすすめなのが何かをしながら行える「ながらダイエット」です。これならば負担もかからず、ダイエットに特別な時間を割く必要がないため、時間のない人でも取り入れることができます。
1：テレビを見ながらダイエット
テレビを見ているちょっとした時間でも簡単に筋トレ出来るエクササイズ方法です。
【下腹部をエクササイズ】
1.体育座りをして両手を床につき両足をあげます
2.その状態で膝を曲げたり伸ばしたりを繰り返します
【お腹周り全体に効くエクササイズ】
1.うつ伏せになり両肘を床につけます
2.両足を伸ばしてお腹で体重を支え、顔をあげて正面のテレビを見ます
3.20秒程キープして休憩を挟みましょう。慣れたらキープする時間を伸ばしていきます
【お尻と太ももの外側をエクササイズ】
1.横向きに寝た状態で上側の脚を上下にあげさげします
2.勢いをつけずなるべくゆっくり動かし、余裕があれば上げた時そのまま数秒キープしましょう
3.寝る向きを変えて反対の脚も行いましょう
2：料理をしながらダイエット
特に主婦の方は毎日長い時間を過ごしているのがキッチンですよね。その料理中の時間もながら運動することで立派なダイエット時間になります。
【調理中は姿勢を意識する】
食材を切ったり混ぜたりしている最中は、ついつい猫背気味になってしまいがちです。じつはこの時に背筋を伸ばしているだけでも背筋や腹筋を鍛えることができます。姿勢をキレイに保つというのは意外と筋肉を使うもので、特に腹筋に意識して力をいれるとしっかりとした筋トレになります。
【加熱調理中の合間にウエストを引き締める】
加熱調理中やお湯が沸くのを待っている時間など、少し両手があいたタイミングでウエストを引き締めましょう。腰に両手を置いて腰を動かさないようにしたまま、上半身だけを左右にゆっくり大きく捻りましょう。これを数回繰り返すだけでもお腹周りの筋肉を刺激して引き締め効果があります。
【お皿洗いしながら足を筋トレ】
じっと立って腕だけ動かすお皿洗いの時間。この時間を活用して脚やお尻周りの筋トレをしましょう。かかとをゆっくりと上げ下げし、疲れたら足をハの字に開いて休憩します。これを繰り返すことでふくらはぎが鍛えられるだけでなく、ハの字に開くことで筋肉が伸びてむくみを解消してくれます。またこの最中にお尻に力を入れておくだけでもヒップアップにつながりますよ。
3：通勤時に電車でもできる！ながらダイエット
通勤で電車に乗っている時間が長い方におすすめの方法です。周りの人の目が気にならないやり方を厳選してご紹介します。
【つり革で二の腕を引き締める】
つり革を使っている時はなんとなく持つのではなく、つり革を下方向へ引っ張るように力をいれながら持ちましょう。10秒力を入れて休憩し、また10秒引っ張るのを繰り返すだけでも二の腕が筋トレされます。利き手ばかりでやってしまいがちですが、反対の手も意識して行うと効果的です。
【座っている時は足をエクササイズ】
座席に座っている時は、少しかかとを上げて膝を揃えた状態にします。そして、両膝の内側に力を入れた状態をキープするよう意識しましょう。太ももに力が入り足痩せ効果が期待できます。
何かをしながらでもどんな短い時間でも、ダイエットは可能です。普段の何気ない動作のひとつひとつでも、意識して筋肉を使うことで結果につながっていきます。今までダイエットで挫折してしまった人もぜひ試してみてください。
