脂肪吸引のリスクを理解しよう!ありがちな失敗と対処法3選!

脂肪吸引を受ける前によく把握しておくべきなのは、手術におけるリスクですよね。ダイエットではなく、手術を受けるわけですから、どのような失敗例があるのか、そして実際に失敗した際はどんな対処法があるのかは把握しておきたいものではないでしょうか。今回は、代表的な手術の失敗例であるシワやたるみ、肌の凹凸、そして皮膚の傷についてまとめました。

9_2脂肪吸引のリスクを理解しよう!ありがちな失敗と対処法3選!

吸引し過ぎ!?脂肪の過剰吸引で起こるシワやたるみ!

脂肪吸引は本来、適切な量の脂肪を吸引し、美しいボディラインを形成するための手術ですが、脂肪を過剰吸引してしまうと、シワやたるみが生じてしまう場合があります。特に起こりやすいのは、お尻やお腹、太もも辺りのたるみです。シワは、お腹や太腿、二の腕などで起こるケースが多くなっています。また、シワの場合は、過剰吸引だけではなく、吸引すべき範囲が間違っていた時にも起こってしまうことがあるので要注意です。
事前にできる対処法としては、本当に信頼できる担当医に任せる、納得できるまでとことんカウンセリングを重ねることなどが挙げられるでしょう。シワやたるみが出てしまって、それが気になる場合には、皮膚を引き締めるためのレーザー治療、もしくは脂肪注入での対応が可能です。他にも、シワやたるんでいる皮膚を切り取るという方法もありますが、皮膚に傷がついてしまうのでおすすめはできません。術後にシワやたるみが生じた場合は、まず担当医とじっくり相談し合って、どう対処するのかを決めていきましょう。

担当医の技術力も関係している?肌の表面に出る凹凸!

脂肪吸引は基本的にカテーテルで吸い取るように取り除いていく手術ですから、技術力の高い医師によるものでも、手術直後は肌の表面が凹凸になるものです。ただ、アフターケアをしっかりと行えば、ある程度の凹凸は残るものの、徐々に滑らかになっていきます。しかし、明らかにデコボコしている、あるいは段差ができてしまっている場合には、失敗していると考えられるでしょう。見た目にもハッキリとわかるほどの凹凸になってしまったら、それは担当医の技術力が大きく関係している可能性があります。技術力が高ければ、均一に吸引を行えますが、あまり技術がない医師の場合は取り方にムラが起こり、それが原因で凹凸ができてしまいやすいのです。
対処法としては、修正のための再手術が一般的な方法になります。さらに脂肪を吸引するのかは、どんな風にデコボコになってしまっているのかによるでしょう。また、前回の脂肪吸引手術の影響で、それ以上は脂肪が取れないといった場合には、脂肪注入、もしくは移植といった措置がされます。ただ、アフターケアを怠ってしまった場合にも凹凸が残ることがあるので、自分に責任があると言われないためにも十分な注意が必要です。

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皮膚についた傷から!?肌に残る色素沈着!

皮膚を切開し、そこからカテーテルを挿入するスタイルの脂肪吸引では、どうしても傷はついてしまいます。その傷が原因で内出血が起こることはよくありますが、場合によってはその内出血の血液による影響で色素沈着になることもあるでしょう。この場合は、大体半年から一年程度で徐々に色が薄くなっていくので、特にケアをする必要はありません。
ただ、炎症性色素沈着の場合は、いわゆる茶色のシミやくすみとして残ってしまいます。この場合は、色素を薄くする、もしくは肌のターンオーバーを手助けするクリームを塗ることで対処できるでしょう。ただ、このようなスキンケアクリームは相性の問題があるため、場合によっては皮膚科の受診が必要になる可能性もあります。
原因としては、体質の問題や偶発的なものが多いですが、医師による脂肪の過剰吸引や、皮膚表面近くの脂肪を取ることで起こる色素沈着もあるので要注意です。このようなリスクもあると考えると、担当医の技術力に問題がないかどうかというのは非常に重要となってくると言えるでしょう。

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