知っておいて損はなし、クリニックごとに値段の違う「脂肪吸引による豊胸」

クリニック選びをする際に多くのクリニックを調べるかと思いますが、そこで気付くのが「クリニックごとに値段が違う」ということです。値段にはもちろん理由があり、様々な要員が関係しています。そこで、クリニックごとに値段が違う理由をまとめてみました。クリニック選びをする際の参考としてお役立てください。

材料と設備の違いによる値段の変動

材料や設備とは、手術に使用する機材や麻酔などの薬剤、脂肪吸引後の患部圧迫に用いる器具などの術後のアフターケア関連及びその施設などを指します。また、検査に使用した機器なども設備の使用料として加算されます脂肪吸引と豊胸は保険が適用されないため、全額負担で高い料金が求められます。値段が上がる例として、麻酔の場合だと局所麻酔と静脈麻酔と全身麻酔があります。特に全身麻酔で脂肪吸引を行う場合は総合病院並みの設備と担当の麻酔科医がいなければならないため、設備代と人件費で大幅に値段が上がります。また、吸引箇所が多岐にわたる場合なども手術時間の長期化と使用する薬の量の増加によって値段が上がる要因になります。

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カウンセリングの重要性

医師には高い技量が求められるため、その対価としての高額な料金でもあります。そして、医師の技量は手術の腕だけではありません。患者とのカウンセリングも医師の立派な仕事であり、カウンセリングに丁寧に時間をかけるクリニックほど料金は上がります。時間をかけて質の高いカウンセリングを行う理由は「質の高い脂肪吸引を行う」ためであり、質の高い脂肪吸引を受けるということはもちろん値段も上がるのです。また、カウンセリングで決まった手術内容によっては複数人の医師が必要になり、大掛かりな手術であるほど多くの人数が必要になります。人数が増えれば人件費も増えるため、値段は高くなってしまいます。

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術後もまだ安心してはいけない

脂肪吸引を行ったあとは患部の圧迫が必須ですが、時間が経つと皮膚が硬くなったり凸凹になったりすることがよくあります。この症状のことを拘縮(こうしゅく) といい、皮膚の回復途中に起こる正常な反応です。この圧迫に必要な器具を購入するかどうかもアフターケアの一つになります。異常の有無に関わらず術後の検診を受けることも大切ですが、それももちろんアフターケアの一環です。医師とよく相談して術後の経過観察のプランを練りましょう。
また、特殊な器具によるアフターケア方法として「インディバ」と「エンダモロジー」というものがあります。拘縮は基本的に治るものですが、クリニックにあるインディバとエンダモロジーという機材を使うことでより速い回復が見込めます。インディバとは脂肪吸引後の部位にあてることで温度を上げて血行を促進させる器具であり、エンダモロジーはセルライトの解消や脂肪吸引後のケアに用いられるマッサージ器具です。しかしどちらも高額な費用になるため、クリニックがこのケアについてどう考えているかをあらかじめ質問しておきましょう。

宣伝もタダではない

クリニックを調べる際に、公式サイトやその他ブログなど情報源は様々です。そして、調べていれば多かれ少なかれクリニックの広告を目にしているはずです。ネット以外でも、普段街を歩いていればクリニックの広告を目にしたことはあると思います。こういった宣伝はもちろんお金がかかっています。広告が多く出ているクリニックほど、値段が高くなる傾向です。しかし、値段の高さと質のよさはある程度比例します。高すぎて手が出ないからといって、安いクリニックに手を出して失敗しては元も子もありません。あらゆる方面からクリニックについて調べておき、後悔のない手術になるよう心がけましょう。

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