イセアのボトックスは注入量無制限です。
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- ボトックスについて
ボトックス(ボツリヌストキシン)について詳しく解説いたします。
ボトックス注射で
できること
- 額や目尻など、
表情を動かすと現れる
シワを改善する - エラの筋肉を小さくすることで
顔が小さく見える - 脇などの汗を止める
ボトックスとは
「ボトックス」とは、正確には「ボツリヌストキシン」と言います。ボツリヌストキシンは、食中毒の原因菌であるボツリヌス菌が作り出す天然のたんぱく質ですが、ボツリヌス菌そのものを注射するわけではない為、ボツリヌス菌に感染することはありません。
ボツリヌストキシンン製剤は世界中で様々な種類が販売されていますが、アメリカのアラガン社から発売されている「ボトックス」と言う商品が有名なため、ボツリヌストキシン=ボトックスと呼ばれるようになりました。当サイトでも患者様に分かりやすくお伝えするため、ボツリヌストキシン製剤のことをあえて「ボトックス」と表現している部分がございます。
●ボトックスの仕組み
ボトックスには、筋肉を動かしづらくする働きがあります。
脳から「筋肉を動かせ」という指令が出る時、「アセチルコリン」という神経伝達物質によってその指令が筋肉に伝わります。ボトックスには、このアセチルコリンの分泌を抑える働きがあるため、筋肉が動かしづらくなります。
●ボトックスで期待できる効果
ボトックス注射は、この「筋肉が動かしづらくなる」という効果を利用した治療です。
目尻など、笑った時や表情を変えた時に現れるシワは、顔の筋肉を動かすことによって生じるため、筋肉を動かさないようにすることでシワを抑えることができます。
また、エラの「咬筋(こうきん)」という噛む時に使う筋肉が発達している方は、ボトックスを咬筋に打つことによって咬筋が徐々に小さくなり、小顔になる効果が期待できます。
また、人間は汗をかく際、脳の命令をアセチルコリンが汗腺(皮膚にある汗を出す器官)に伝えることで汗をかくため、アセチルコリンの分泌を抑えると汗も抑えることができます。
●ボトックスの注入量 ボトックスの注入量は、ヒアルロン酸やクレヴィエルのように「1cc」「2cc」ではなく、「1単位」「2単位」と数えられ、生理食塩水で薄めた状態で注入します。ボトックスは、注入する部位や筋肉の動き方によって適切な注入量は異なり、例えば眉間など狭い範囲であれば10単位程度ですが、脇などの広い範囲であれば、両脇で100単位ほど打つこともあります。

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- 効果が現れるまで
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2~3日程度
注入後、2~3日程度が経過すると徐々に筋肉が動かなくなっていきます。イセアでは、万が一1週間経っても変化が現れない場合、注入後1か月以内であれば無料で追加注入をいたします。(ただし、注入後1週間以内の追加注入はできません。)
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- ダウンタイム
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ほぼなし。内出血は約2週間
ボトックス注入には、ほとんどダウンタイムはありませんが、腫れ・内出血・注入部位周辺の違和感が出ることがあります。いずれも1週間程度で治まりますが、内出血が消えるまでは約2週間程度かかる場合もあります。
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- 持続期間
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約3~4か月
ボトックス注入の効果は約3~4か月です。3~4か月経過すると、徐々に効果が薄れ始め、6か月程度で完全に効果がなくなります。効果を持続させるためには継続的な注入が必要となりますが、発達したエラの筋肉を小さくする場合などは、繰り返しボトックス注入をすることで徐々に「筋肉が小さい状態が普通」になってくるため、効果の持続期間が長くなっていきます。
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- 通院
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不要
ボトックス注入は基本的に1回の注入で施術が完了いたしますので、通院の必要はございません。何かご不安なことがありましたら、お気軽にご連絡ください。
ボトックスの料金
ボトックスの注意点
内出血が出ることがあります ボトックスは皮膚に注射針を刺して注入するため、注射針の先が血管に当たって内出血をする可能性があります。内出血は確実に避けられるものではありませんが、イセアでは少しでも内出血を抑える・目立たなくするための取り組みを行っております。
1~2週間程度、注入部位に違和感を感じることがあります
注入後2~3日が経過すると、注入部位に違和感を感じることがあります。(例:注入部位が動かしづらい、注入部位が重く感じる、引きつった感じがする等)
これらの違和感は1~2週間程度すると徐々になくなっていきますのでご安心ください。
妊娠中の方・妊娠の可能性がある方・授乳中の方は受けられません 妊娠している方、妊娠の可能性がある方、授乳中の方はボトックス(ボツリヌスキトシン)注入はできません。ボトックス注射を受けてから、女性の場合は2回生理がくるまで、男性の場合は3か月は避妊をしてください。
イセアで取り扱っている
製剤の種類
イセアではアメリカアラガン社の「ボトックスビスタ」と、韓国ヒューゲル社の「ボツラックス」の2種類を扱っております。
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- ボトックスビスタ
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特 徴
アメリカのアラガン社が販売しているA型ボツリヌスキトシン製剤です。
アメリカの厚生労働省にあたる公的機関「FDA(アメリカ食品医薬品局)」の承認を受けており、2002年からシワの治療に使用されてきました。
日本では2009年に製造販売が厚生労働省に承認されました。
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- ボツラックス
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特 徴
韓国のヒューゲル社が販売しているA型ボツリヌストキシン製剤で、ボトックスのジェネリック(後発薬品)のような製剤です。
韓国のKFDA(韓国食品医薬品安全庁)の認可を受けています。KFDAは韓国の食品や医薬品などの健康と安全に関わる製品に対する規格を制定し、韓国内の流通の許可や品質管理の指導を行っている機関です。
ボトックスとボツラックスの
違いについて
当院では、ボトックスとボツラックスの効果には大きな違いはないと考えておりますが、料金はボトックスの方がボツラックスよりも高額です。
その理由は、ボトックスは品質管理や安全性が認められていることから、日本で唯一厚生労働省の認可が下りているボツリヌストキシン製剤のため、コストがかかるからです。一方、ボツラックスはボトックスに比べると新しくまだ臨床データが少ないため、厚生労働省の認可は降りていませんが、韓国のKFDA(韓国食品医薬品安全庁)の認可を受けているので安全性は確立されており、費用も安く抑えることができます。
以上の理由から、当院のボツリヌストキシン注入では、どちらの製剤を使うかは患者様のご判断にお任せしています。