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  • 【医師が解説】ヒアルロン酸注射はほうれい線に効果があるの?

    投稿日:
    2021/07/06
    ほうれい線 ヒアルロン酸 効果
    大山 希里子医師
    著者
    東京イセアクリニック
    皮膚外科医
    大山 希里子

    Shere

    はじめまして、東京イセアクリニック 皮膚外科医の大山希里子です。

    「ほうれい線にヒアルロン酸を入れたいけど、ちゃんと効果はあるのか?」と不安になって、なかなか踏み出せない…なんてことはありませんか?

    今回は、そのようなお悩みを抱えるみなさんに、医師である私から、ほうれい線のヒアルロン酸の効果についてお伝えいたします。
    持続期間、ヒアルロン酸以外のほうれい線改善のための施術などもご紹介させていただきます。

    ぜひ、参考にしてみてくださいね!

    ほうれい線のヒアルロン酸注入の効果とは

    ほうれい線は、鼻の横から口元まで伸びるしわです。刻まれたしわはなくても、鼻唇溝と言って、小鼻から口にかけてできる凹み、溝を悩まれる方もいます。

    加齢とともに、骨の萎縮や、表情筋の菲薄化、脂肪が下垂し皮膚がたるむことによって目立つようになってきます。
    ヒアルロン酸注入によって、しわや溝を目立ちにくくすることができます。

    ヒアルロン酸は、もともと皮膚の真皮内にあり、弾性と保湿性がありハリを保ってくれています。

    体内にあるので組織になじみやすく、しわや溝の部分に直接注入することによって、骨の萎縮や、表情筋の菲薄化、脂肪が下垂し皮膚がたるみなど、一人ひとりの原因に合わせて足りなくなったボリュームを補充してあげることで、自然に浅くする効果があります。

    ヒアルロン酸注入の効果の持続期間

    元々体の中に存在するヒアルロン酸なので注入後徐々に分解され体内に吸収されていきます。

    吸収されるまでの期間(効果期間)は、約半年~1年で永遠に効果が残るわけではありません。吸収され物足りなくなってきたとき再注入のが必要です。

    吸収されるので、非吸収性の注入材と比べ異物反応などのリスクは低く安全性の高いものだと言えます。

    ヒアルロン酸同士をつなぐ鎖のような架橋構造の働きによって分解時間が変わるので効果持続期間は製剤の種類によって異なります

    ヒアルロン酸注入の費用対効果

    ヒアルロン酸注入はボリュームの補充だけでなく、注入する部位、深さによってリフトアップや皮下組織の支持、輪郭形成などができます。

    ほうれい線、鼻唇溝の凹みも、ボリュームの補充だけでなく、一見関連がないように思える部位でも解剖学的には効果的な部位に注入することで頬全体がリフトアップし、ほうれい線を目立ちにくくすることができます。

    ほうれい線だけを注目するのではなく、全体的なバランスを見て自然な改善を目的にすることで、全体的なアンチエイジングになります。

    ヒアルロン酸は吸収されてしまうので、繰り返し注入する必要がありますが、1年に1度でもメンテナンスをしているだけで、かなり見た目の満足度は上がるので、費用対効果としては高いと思います。

    また、できたらヒアルロン酸注入以外の治療も組み合わせることで、より効果的なほうれい線の予防ができます。

    ヒアルロン酸注入以外のほうれい線対策

    ほうれい線の原因は、骨の萎縮や、表情筋の菲薄化、脂肪が下垂する、皮膚のハリがなくなりたるむなど、一人ひとり原因が異なります。

    ボリュームを補充する注入以外のほうれい線にたいする治療がありますのでご紹介します。

    HIFU

    HIFUとは高密度焦点式超音波の略称で、HIFUといわれる機械にはさまざまな種類があります。超音波の熱エネルギーを利用した施術で、美容機器の中で最も、皮膚表面を傷つけずに深部まで熱を届かせることができます。

    顔の表情筋の表面にSMAS層といわれる筋肉の膜の層があります。SMAS層に超音波の熱エネルギーが加わることによって、筋膜が収縮し、土台が引きがります。また真皮への熱の刺激は半年から1年かけてコラーゲン増生に働きます。

    今後のたるみ、ほうれい線への予防的効果もあります。

    糸(スレッドリフト)

    スレッドリフトとは、糸に棘がついており皮下の組織を引っ掛けながら持ち上げることでほうれい線だけではなくたるみ改善が出来る治療です。

    吸収糸ですので体内で半年から一年ほどでなくなります。

    スレッドリフトとハイフを組み合わせて定期的に施術をすることで、たるみの予防効果が高くなります。

    費用やリスク、ダウンタイムなどから、外科的手術を受けることに抵抗がある方にも受けやすい治療かと思います。

    ボトックス注射併用 

    ヒアルロン酸は皮膚を持ち上げシワを目立たなくする治療に対してボトックスは筋肉の動きを弱める注射です。

    ほうれい線、鼻唇溝の部位は、多くの筋肉の収縮進展で動く部位なので、一つの筋肉の動きを弱めたら消失するような、単純な部位ではありません。

    マイクロボトックスといって、皮膚の浅い層に少量ずつ細かく注入することによって小じわの改善になる打ち方があります。

    ガミースマイルといって笑うと歯茎が見える方や、口角が下がって不機嫌に見える方はボトックスで筋肉を抑えることで口回りの印象が変わりより若々しい印象を与えることができます。

    ほうれい線のヒアルロン酸注入がおすすめの人 

    刻まれたしわを完全に無くすことは難しいですが、薄くする、今後深く刻まれることを予防する目的や、骨格上、鼻唇溝の溝が深い方にはヒアルロン酸注入はおすすめです。

    ほうれい線のヒアルロン酸注入で失敗することは?

    ヒアルロン酸注入のリスクとして、内出血、腫れ、血管塞栓、皮下硬結、左右差、アレルギー、感染などがあります。リスクが生じた場合、失敗と思われることもあるかもしれません。

    リスクやダウンタイムを理解してから施術を受けてください。


    明らかな失敗としてあるのは、不自然な状態になることです。

    注入量が多すぎて、膨らみすぎてしまうと、いわいるフィラー顔になってしまいます。注入した層が浅くヒアルロン酸が透けるチンダル現象、表情を動かすと塊として動き不自然な表情になってしまう、などがあると思います。

    ほうれい線治療でも、塊として入れてしまうと、段差が目立ち、本来の効果が得られないことがあります。

    実績のあるクリニックでのヒアルロン酸注入がおすすめ

    皮膚の専門知識が豊富なDrが施術をするイセアクリニック、実績もさることながら皮膚の解剖・注入部位を熟知しているので安心して治療をお受けいただけます。

    ただヒアルロン酸を入れれば良いわけではありません。

    正しい位置に適切な量を、不自然にならずに自然にきれいになる。

    これがとても大切なことだと思っています。

    ★症例紹介★

    ヒアルロン酸/ほうれい線
ヒアルロン酸/マリオネットライン/post031
    ほうれい線ヒアルロン酸 110,000円(税込み)
    左右0.3ccずつ注入

    ほうれい線の凹みが目立たなくなっています。鼻の横から入った深いしわを持ち上げるように丁寧に注入しています。

    よくある質問にお答えします。

    予定のどのぐらい前に注射をすればいいですか?

    内出血が出た場合1週間ほど引くのに時間を要しますが、メイクで隠せる程度です。
    腫れ感も、1週間もあれば引いています。

    注入量が多い分金額は高くなりますか?

    当院では注入量無制限です。料金を気にせずご希望の仕上がりになるようバランスを見ながら患者様に合った薬剤と量を注入します。

    ヒアルロン酸は溶かすことができますか?

    ヒアロニダーゼというヒアルロン酸を溶かす酵素を注入すると分解されます。
    注入後2週間以内であれば無料にて溶解が可能です。

    まとめ

    加齢性変化で、しわやほうれい線は目立つようになってきます。

    ほうれい線はヒアルロン酸注入で目立ちにくくすることが可能です。

    手術には抵抗がある方や即効性のある治療を受けたいなど患者さんのニーズに合った治療だと思います。

    注入には技術や知識が必要ですので実績のある、皮膚への知識が豊富なDr・クリニックを選んでくださいね。

    注入治療専用サイトはこちら
    ヒアルロン酸注入についてはこちら
    ボトックス注入についてはこちら
    症例写真はこちら

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    皮膚外科医 大山 希里子
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    大山 希里子
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