フォトRFとフォトフェイシャルM22の違いは?医師が解説

投稿日:
2025/08/08
そばかす たるみ たるみ毛穴 シミ スキンケア ニキビ跡 フォトフェイシャル
大山 希里子医師
著者
東京イセアクリニック
皮膚外科医
大山 希里子

Shere

フォトRFとフォトフェイシャルM22の違いはどのような点でしょうか。

フォトRFもフォトフェイシャルM22も、特殊な光を使用した施術です。いずれも短時間で施術ができ、ダウンタイムがほとんどなく、さまざまな肌トラブルに対応します。

それぞれの違いを比較し、迷ったときの選び方や注意点などを説明します。

フォトRFとは

フォトRFはIPLとRFの2つの治療を1台で行うことができるマシンです。IPL(Intense Pulsed Light)光治療とは、光エネルギーでしみ・そばかす・赤ら顔など様々な症状を改善する治療。RFとは、高周波エネルギーで真皮層の奥に働きかけて肌のハリやキメを整える治療を指します。

光治療で出力を上げると効果は高まりますが、火傷のリスクも増します。そこで、光の出力を抑えてRF治療を加えることで、火傷のリスクを抑えることができます。RFは他の光治療に比べ、肌の奥まで作用するのが特徴です。また、レーザー脱毛では難しい「色素が薄い毛や白髪や細く柔らかい毛への脱毛効果」も期待できます。

フォトRFの施術には、主にシネロン・キャンデラ社(旧シネロン社)が開発した「オーロラ(Aurora)」や「e-max(イーマックス)」「ePlus(イープラス)」という医療機器が使われています。

フォトフェイシャルM22とは

フォトフェイシャルM22はIPL光(Intense Pulsed Light)治療機のひとつ。「M22」はフォトフェイシャルのマシンのなかでも、厚労省の承認を得た医療機器です。

フォトフェイシャルは肌トラブルのある部位に光を照射することで熱を発生し、症状改善効果が期待できます。6種類のフィルターを交換することで症状に合わせた光の波長を選択できるため、さまざまな症状に対し1台で効果的な治療が可能です。

「M22」は従来機種と比べ、波長や出力の設定が多くなり、肌色やお悩みにより適したオーダーメイドの治療ができるようになりました。また、光の強さが均一化されマイルドになり、冷却効果もアップしたことで、熱ダメージも抑えられています。

フォトRFとフォトフェイシャルM22の違い

フォトRFとフォトフェイシャルM22の違いを、特徴・効果・波長・フィルター数・料金で比較しました。

メーカー特徴効果波長フィルター数料金
フォトRFシネロン社・IPL+RF(高周波)
・真皮の奥深くまで作用、コラーゲンの生成を促進
しみ・そばかす、赤ら顔、ニキビ・赤いニキビ跡、ハリ・たるみ、開き毛穴・たるみ毛穴などの改善、産毛の脱毛580~
980nm
なし約15,000円~
30,000/回
フォトフェイシャルM22ルミナス社・IPLのみ
・表皮や真皮の浅い層に作用、冷却機能つき
しみ・そばかす、赤ら顔、ニキビ・赤いニキビ跡、開き毛穴、小じわなどの改善560~
1,200nm
6~9種類約10,000~
35,000円/回

特徴の違い

フォトRFとフォトフェイシャルは、いずれもIPL光治療ができますが、フォトRFはRF治療もできます。光治療の治療範囲は、肌の浅い層です。一方、フォトRFはさらに奥の層まで働きかけ、ハリを生み出す細胞の生成を促します。肌の浅い層が原因の症状であればフォトフェイシャルを、肌の奥深くのハリやたるみにはフォトRFがおすすめです。

効果の違い

フォトRFとフォトフェイシャルのいずれも、しみ・そばかす、赤ら顔、ニキビ・赤いニキビ跡、毛穴、たるみの改善に効果が期待できますが、得意な症状が異なります。

フォトRFは、特に真皮の深い層に働きかけるため、ハリ・たるみの改善、産毛の脱毛に効果が期待できます。フォトフェイシャルM22は、特に表皮から真皮の浅い層に働きかけ、しみ・そばかす、赤ら顔、ニキビ・赤いニキビ跡、などの改善に効果が期待できます。

波長・フィルター数の違い

フォトRFの波長は580~980nm、フォトフェイシャルの波長は560~1,200nmと、フォトフェイシャルのほうが幅広い波長を持ちます。また、フォトRFにはフィルターはなく、フォトフェイシャルM22は薬事承認済み6種類と未承認3種類のフィルターがあります。M22はフィルターを使い分け、出力の調整を行うことで、さまざまな症状に細やかに対応が可能です。光治療に関しては、フォトRFよりもM22のほうが、よりいっそう効果を期待できます。

料金の違い

フォトRFの相場は約10,000~30,000円/回、フォトフェイシャルM22は約10,000~35,000円/回で、料金体系はクリニックにより異なります。メニューにカウンセリング代、診察代、アフターケア代が含まれる・含まれないなどの違い、施術者が医師か看護師かによる違い、治療範囲の違い、ひとつのメニューだけなのか他の治療との組み合わせプランなのかも踏まえて、最終的な金額を確認しておきましょう。

なお、「フォトフェイシャル」と呼ばれるメニューの中には「M22」ではない光治療用マシンもあります。マシンが変われば波長も異なるため、効果の差が出る可能性もあります。フォトフェイシャルの料金を比較する場合は、M22による治療かどうかも確認しましょう。

フォトRFとフォトフェイシャルM22で迷ったら

フォトRFとフォトフェイシャルM22で迷ったら、目的によって選択しましょう。いずれも幅広い効果が期待できますが、強みが異なります。フォトRFはRFの働きで、より深い層に働きかけるため、肌のハリやたるみに関する悩みではフォトフェイシャルより有利です。ただし、シミやくすみなど皮膚の浅い層の悩みがメインの場合は、フォトフェイシャルのほうが、より効果が期待できます。

フォトRFとフォトフェイシャルM22の注意点

フォトRFとフォトフェイシャルM22は、比較的マイルドな治療でダウンタイムもほとんどありませんが、注意点もあります。

● かさぶたを無理に剝がさない
● やりすぎ注意
● 紫外線対策を徹底する
● 保湿を徹底する

照射した部位のシミやそばかすは一時的に濃くなり、かさぶたになる可能性があります。かさぶたは3~4日で自然に剥がれ落ちます。無理に剥がすと跡になってしまうことがあるため、絶対に剥がさないようにしましょう。

また、治療に伴い、肌のなかに熱が発生します。やり過ぎると肌への負担となり、炎症やシミにつながることがあります。適切な治療間隔を守りましょう。

術後は普段以上にデリケートな状態です。一時的に肌が乾燥するため、保湿を念入りに行いましょう。乾燥状態が続くと、肌トラブルを招きやすくなります。また、普段以上に紫外線対策を徹底しましょう。

イセアクリニックのフォトRFとフォトフェイシャルM22

イセアクリニックの治療は、おひとりおひとりの肌状態に合わせたフルオーダーメイドの治療「パーソナルスキンケアプラン」や、1回の施術を「3STEP」で組み立てたセットプラン「しみ・そばかす・美肌プラン」など効果的な出力を見極めながら、フォトフェイシャルM22を含む最適な治療を提案します。

カウンセリング代、診察代は無料です。お気軽にご相談ください。

フォトRFとフォトフェイシャルM22の違いに関するよくある質問

フォトRFとフォトフェイシャルM22の違いに関するよくある質問にお答えします。

フォトRFとフォトフェイシャルM22の効果の違いは?

答え

フォトフェイシャルは、IPLがシミや赤み等の原因となる浅い層に働きかけます。フォトRFはIPLに加えRFの作用で、たるみなどの原因となる深い層に働きかけます。

フォトRFとフォトフェイシャルM22どちらがおすすめ?

答え

フォトRFは深い層に働きかけたるみ治療が、フォトフェイシャルは浅い層に働きかけシミや赤み治療が得意です。ご自身の肌悩みの原因に合わせ、使い分けるとよいでしょう。

まとめ

今回は以下の内容についてご説明いたしました。

・フォトRFとは

・フォトフェイシャルM22とは

・フォトRFとフォトフェイシャルM22の違い

・フォトRFとフォトフェイシャルM22で迷ったら

・フォトRFとフォトフェイシャルM22の注意点

・イセアクリニックのフォトRFとフォトフェイシャルM22

フォトフェイシャルとフォトRFはいずれもIPL(光治療)ができます。フォトRFはRFの治療も行えるため、肌の深い層まで働きかけます。フォトフェイシャルは肌の浅い層に対し、フィルターで波長を選択することで、よりきめ細やかな治療が可能です。いずれも幅広い症状への効果が期待できますが、迷ったら肌悩みに合わせて「肌の奥のハリやたるみ」メインならフォトRF、「シミ・そばかす」メインならフォトフェイシャルを選ぶとよいでしょう。治療後の肌はダメージを受けて敏感になっているため、保湿や紫外線対策を徹底してください。

マシンの特徴がわかっても、ご自身の症状に対しどちらがより適しているか判断するのは、専門家でないと難しいものです。迷ったら、無料カウンセリングにてご相談ください。

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皮膚外科医 大山 希里子
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大山 希里子
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