ザーフとサーマクールの違いを徹底比較!どちらを選ぶべきか解説

投稿日:
2026/04/21
RF XERF たるみ
大山 希里子医師
著者
東京イセアクリニック
皮膚外科医
大山 希里子

Shere

顔のたるみ治療を検討する際、「高周波(RF)治療」という選択肢が浮かぶ方は多いでしょう。
その中でも、「ザーフ」と「サーマクール」は、どちらも高い引き締め効果が期待できる人気の治療機器です。

しかし、「どちらも高周波を使うなら同じでは?」「どちらを選べばいいの?」と悩まれる方が少なくありません。
実は、同じ高周波治療でも、その技術や効果、痛み、料金には明確な違いがあります。

本記事では、次世代型高周波治療「ザーフ」と、長年たるみ治療の王道として君臨してきた「サーマクール」の違いを詳しく解説し、
あなたに最適な治療法を選ぶための情報をご提供します。

ザーフとサーマクールの最大の違いは「周波数」

ザーフとサーマクールは、どちらも高周波(RF / Radio Frequency)を使用したたるみ治療機器ですが、最も大きな違いは使用する周波数の数です。

サーマクール:単一周波数(6.78MHz)

サーマクールは、6.78MHzという単一の周波数を使用します。

この周波数は、真皮層から脂肪層の浅い部分まで効率的に熱を届けることができ、約20年にわたり「高周波治療の王道」として世界中で支持されてきました。FDA(米国食品医薬品局)の承認も取得しており、その効果と安全性は実証済みです。

特徴

・単一周波数で真皮層〜脂肪層浅部にアプローチ

・縦・横・奥行きの3次元的な引き締め効果

・特許技術による振動機能で痛みを軽減

ザーフ:デュアル周波数(6.78MHz + 2MHz)

ザーフは、世界初のデュアル周波数技術を搭載した次世代型高周波治療機器です。

6.78MHzと2MHzの2つの周波数を同時に照射することで、従来の単一周波数では難しかった皮下脂肪の深層部までアプローチできるようになりました。

特徴

・デュアル周波数で真皮層〜脂肪層深部まで立体的にアプローチ

・2MHzは脂肪層の奥深くまで熱を届ける低周波数

・低出力でも深部に届くため、痛みを最小限に抑制

周波数の違いがもたらす効果の違い

周波数が高い(6.78MHz): 熱発生効率が高く、浅い層に効果的

周波数が低い(2MHz): 深部まで届きやすく、深い脂肪層に効果的

ザーフはこの2つを組み合わせることで、サーマクールでは届きにくかった脂肪層の深部にまで効率的にアプローチできるのです。

サーマクールとザーフの作用する深さと効果の違い

サーマクール:真皮層〜脂肪層浅部

サーマクールは、主に以下の層に作用します。

深さ作用層効果
1.5〜3mm真皮層肌のハリ向上、小じわ改善
3〜5mm脂肪層浅部軽度〜中程度のたるみ改善

サーマクールが得意なこと

・皮膚全体の引き締め(タイトニング)

・肌質改善(ハリ、ツヤ、キメ)

・毛穴の引き締め

・軽度〜中程度のたるみ

・小じわの改善

サーマクールは「肌の表面から中層まで」をしっかり引き締めるのが得意です。

ザーフ:真皮層〜脂肪層深部

ザーフは、3つのモードで深さを調整できます。

モード周波数深さ作用層効果
Shallow6.78MHz浅層真皮層肌質改善、小じわ、毛穴
Middle6.78MHz中層真皮層〜脂肪浅層軽度のたるみ、引き締め
Deep6.78MHz + 2MHz深層真皮層〜脂肪深層本格的なたるみ、二重あご

ザーフが得意なこと

・深い脂肪層のたるみ改善

・二重あごの解消

・フェイスラインの引き締め

・あご下のもたつき改善

・脂肪が多い部位のボリュームダウン

・肌質改善(ハリ、ツヤ、毛穴)

ザーフは「真皮層から脂肪層深部まで」広範囲に作用するため、より多層的なアプローチが可能です。

違いのポイント: サーマクールは中層まで、ザーフは深層まで届く。脂肪が多い方や二重あごが気になる方には、ザーフの方がアプローチ範囲が広い。

サーマクールとザーフの痛みの違い

サーマクール:痛みがやや強い

サーマクールは効果が高い反面、痛みがやや強いという声が多く聞かれます。

痛みの特徴

・部位によっては強い痛みを感じる(特に骨に近い部位)

・熱感による痛み

・ピリピリとした刺激

ただし、最新機種の「サーマクールFLX」では、振動機能(バイブレーション)が改良され、従来よりも痛みが軽減されています。

痛み対策

・麻酔クリームの使用

・笑気麻酔(希望する方)

それでも、ある程度の痛みは覚悟する必要があります。

ザーフ:痛みが少ない

ザーフは、痛みの少なさが大きな特徴です。

痛みを軽減する技術

  1. デュアル周波数技術
    • 低出力でも深部に届くため、高出力が不要
    • 肌への負担が少ない
  2. Wave Fit Pulse技術(特許取得)
    • エネルギーを波のように分散させる
    • 3〜12個の可変パルスで痛みを軽減
    • 急激な温度上昇を防止
  3. ICD冷却システム
    • リアルタイムで皮膚表面を冷却
    • 表皮の温度上昇を抑制
    • 熱感による痛みを最小限に

施術中の感覚: 多くの方が「じんわり温かい程度」と表現し、麻酔なしでも快適に受けられます。

痛みの違いまとめ

サーマクール: 部位によっては強い痛み

ザーフ: 痛みが少ない

サーマクールとザーフのダウンタイムの違い

サーマクール:ほとんどなし〜軽度

サーマクールは、ダウンタイムが短いのが特徴です。

施術後の症状:

・赤み・ほてり: 数時間〜半日程度

・軽い腫れ: 数時間〜1日程度

・筋肉痛のような感覚: 数日間(一部の方)

当日から可能なこと:

・メイク: 施術直後から可能

・洗顔・入浴: 当日から可能

サーマクールもダウンタイムは短く、日常生活への支障はほとんどありません。

ザーフ:ほとんどなし

ザーフは、ダウンタイムが極めて短いのが特徴です。

施術後の症状:

・赤み・ほてり: 数時間〜1日程度(稀)

・軽い腫れ: 数時間〜1日程度(稀)

・筋肉痛のような感覚: 2〜3日程度(一部の方)

当日から可能なこと:

メイク: 施術直後から可能

洗顔・入浴: 当日から可能

仕事: 施術直後から復帰可能

ザーフは低出力でも効果を発揮できるため、肌への負担が少なく、ダウンタイムもほとんどありません。

ダウンタイムの違いまとめ

サーマクール: ほとんどなし〜軽度

ザーフ: ほとんどなし

どちらもダウンタイムは短いですが、ザーフの方がやや優位です。

サーマクールとザーフの効果の実感時期と持続期間

サーマクール

効果の実感時期

施術直後: コラーゲン収縮により引き締まりを実感

2〜3ヶ月後: コラーゲン生成により効果が最大化

持続期間: 6ヶ月〜1年程度

推奨施術頻度: 6ヶ月〜1年に1回

サーマクールは1回の施術で長期間効果が持続するため、年に1〜2回の施術で十分です。

ザーフ

効果の実感時期

施術直後: コラーゲン収縮により引き締まりを実感

1〜3ヶ月後: コラーゲン生成により効果が最大化

持続期間: 3〜6ヶ月程度

推奨施術頻度: 3〜6ヶ月に1回

ザーフはサーマクールに比べると持続期間がやや短いですが、定期的に受けることで継続的なコラーゲン生成が促進され、肌質が徐々に改善していきます。

持続期間の違いまとめ

サーマクール: 6ヶ月〜1年(施術頻度が少ない)

ザーフ: 3〜6ヶ月(定期的なメンテナンスが必要)

サーマクールとザーフ料金の違い

サーマクール

全顔1回の料金相場: 150,000円〜300,000円程度

サーマクールは高額ですが、効果の持続期間が長いため、年間のコストで考えると必ずしも高いとは限りません。

料金例:

  • サーマクールFLX 600ショット: 250,000円〜300,000円
  • サーマクールFLX 400ショット: 150,000円〜200,000円

ザーフ

全顔1回の料金相場: 80,000円〜150,000円程度

ザーフは、サーマクールに比べて比較的手頃な価格で受けられます。

料金例:

  • ザーフ 全顔: 80,000円〜120,000円
  • ザーフ 全顔+あご下: 100,000円〜150,000円

年間コストで比較

サーマクールの年間コスト:250,000円 × 1回 = 250,000円

ザーフの年間コスト:100,000円 × 3回 = 300,000円

年間で見ると、実はサーマクールの方がややコストパフォーマンスが良い場合もあります。ただし、初期費用はザーフの方が抑えられるため、「まずは試してみたい」という方にはザーフがおすすめです。

料金の違いまとめ

サーマクール: 1回あたり高額、年間コストはやや低め

ザーフ: 1回あたりリーズナブル、年間コストはやや高め

サーマクールとザーフの比較表

項目サーマクールザーフ
周波数6.78MHz(単一)6.78MHz + 2MHz(デュアル)
作用層真皮層〜脂肪層浅部真皮層〜脂肪層深部
最大深度脂肪層浅部脂肪層深部
主な効果皮膚の引き締め、肌質改善深部の引き締め、脂肪層へのアプローチ
痛み部位によっては強い少ない(麻酔不要)
ダウンタイムほとんどなしほとんどなし
効果の持続6ヶ月〜1年3〜6ヶ月
施術頻度6ヶ月〜1年に1回3〜6ヶ月に1回
料金(全顔)15〜30万円8〜15万円
FDA認可あり
歴史約20年の実績最新機器(2023年頃〜)
向いている方実績重視、長期持続希望痛みに弱い、脂肪が多い

サーマクールとザーフ、どちらを選ぶべき?

サーマクールがおすすめな方

・実績のある治療を受けたい方

・施術頻度を少なくしたい方(年1〜2回)

・長期間効果を持続させたい方

・肌質改善を重視する方

・痛みに強い

・初期費用が高くても大丈夫な方

・目の周りのたるみが気になる方

サーマクールはこんな悩みに:

・肌全体のハリ不足

・小じわ

・毛穴の開き

・軽度〜中程度のたるみ

・肌質改善

ザーフがおすすめな方

・痛みに弱い方

・ダウンタイムを最小限にしたい方

・初期費用を抑えたい方

・脂肪が多い、顔全体のもたつきが気になる方

・二重あごが気になる方

・深い脂肪層のたるみがある方

・定期的なメンテナンス治療を希望する方

・最新の技術を試したい方

ザーフはこんな悩みに:

・フェイスラインのもたつき

・二重あご

・あご下の脂肪

・深い脂肪層のたるみ

・全体的なボリュームダウン

サーマクールとザーフの併用という選択肢

実は、サーマクールとザーフは併用することも可能です。

併用のメリット

  • サーマクールで真皮層〜脂肪層浅部を引き締め
  • ザーフで脂肪層深部までアプローチ

このように、それぞれの得意分野を活かすことで、多層的で総合的なたるみ改善を実現できます。

併用治療のスケジュール例

  1. サーマクール: 真皮層〜中層を引き締め
  2. 3ヶ月後にザーフ: 脂肪層深部を引き締め
  3. さらに3ヶ月後にサーマクール: 再度中層を強化

このように交互に施術を受けることで、常に高い引き締め効果をキープできます。

サーマクールからザーフへの乗り換えも増加中

近年、サーマクールからザーフへ乗り換える方が増えています。

乗り換える理由

  1. 痛みが少ない サーマクールの痛みに耐えられなかった方が、ザーフで快適に施術を受けられる
  2. 初期費用が抑えられる 1回あたりの費用が安いため、気軽に試せる
  3. 深部へのアプローチ 脂肪が多い方は、ザーフの方が効果を実感しやすい
  4. 最新技術 デュアル周波数という革新的技術に魅力を感じる

ただし、サーマクールの実績や持続期間の長さも捨てがたいため、両方を使い分けるのも賢い選択です。

サーマクールとザーフ、効果の違いは?

サーマクールの効果

皮膚全体の引き締め: 真皮層のコラーゲンを大量に生成

肌質改善: ハリ、ツヤ、キメが向上

毛穴引き締め: 皮脂腺の収縮効果

小じわ改善: 表層から中層のコラーゲン再生

ザーフの効果

深部の引き締め: 脂肪層深部までアプローチ

ボリュームダウン: 脂肪の収縮

二重あご改善: 2MHzが脂肪深層に効果的

フェイスライン引き締め: 多層的なアプローチ

肌質改善: 真皮層へのアプローチも可能

効果の違いまとめ:

サーマクール: 皮膚の引き締め・肌質改善に特化

ザーフ: 深部の脂肪層まで含めた総合的な引き締め

よくある質問(FAQ)

Q1 サーマクールとザーフ、どちらが効果が高いですか?

A: 目的によって異なります。肌質改善や中層の引き締めを重視するならサーマクール、深い脂肪層のたるみや二重あごを改善したいならザーフが適しています。サーマクールは20年の実績があり、効果の持続期間も長いですが、ザーフは最新技術で深部までアプローチできます。

Q2 初めてたるみ治療を受けるなら、どちらがおすすめですか?

A: 痛みやダウンタイムが不安なら、ザーフをおすすめします。痛みが少なく、初期費用も抑えられるため、美容医療が初めての方でも安心して受けられます。ただし、実績重視ならサーマクールも良い選択です。

Q3 サーマクールからザーフに乗り換えることはできますか?

A: もちろん可能です。実際、サーマクールの痛みに耐えられなかった方や、より深部へのアプローチを求める方がザーフに乗り換えるケースは増えています。

Q4 どちらも効果は永久ですか?

A: いいえ、どちらも効果は永久ではありません。加齢とともに再びたるみは進行するため、効果を維持するには定期的な施術が必要です。サーマクールは年1〜2回、ザーフは年3〜4回が目安です。

Q5 脂肪が多い場合、どちらがおすすめですか?

A: 脂肪が多い方は、ザーフがおすすめです。2MHzの低周波数が脂肪層深部まで届くため、より効果を実感しやすいでしょう。

Q6 サーマクールとザーフ、副作用やリスクはありますか?

A: どちらも比較的安全な施術ですが、稀に以下のような副作用が起こる可能性があります。

  • 共通: 赤み、軽い腫れ、乾燥、火傷(極めて稀)
  • サーマクール: 痛みが強い場合がある

経験豊富な医師のもとで施術を受けることが重要です。

東京イセアクリニックのザーフ施術の特徴

当院では、ザーフ治療において医師による完全カスタムメイド施術を提供しています。

医師施術によるオーダーメイド治療

多くのクリニックでは看護師による施術が主流ですが、当院では経験豊富な医師が直接施術を行います。

医師施術のメリット

  1. 医学的な診断に基づく照射設計
    • 皮膚の厚さ、脂肪量、たるみの程度を正確に診断
    • 骨格や筋肉の状態も考慮した最適な治療計画
  2. 患者様一人ひとりに合わせたカスタマイズ
    • 顔の部位ごとに最適な深度(Shallow/Middle/Deep)を選択
    • 気になる部位に重点的にアプローチ
    • 左右差や非対称性にも細かく対応
  3. リアルタイムでの出力調整
    • 施術中の肌の反応を見ながら、最適な出力に調整
    • 痛みや熱感に配慮しながら、効果を最大化
    • 安全性と効果のバランスを取った照射
  4. 複合的なアプローチ
    • ザーフ単独だけでなく、他の治療との組み合わせも提案
    • 総合的なアンチエイジング戦略を立案

東京イセアクリニックのザーフ料金

ショット数通常料金初回トライアル
600shot¥176,000(税込)¥148,000(税込)
300shot¥98,000(税込)

600shotがおすすめな方:

・顔全体+あご下のたるみを改善したい

・より高い効果を求める

・初回から本格的な治療を希望する

300shotがおすすめな方:

・気になる部位が限定的(頬のみ、あご下のみなど)

まとめ:目的に合わせて最適な治療を選ぼう

サーマクールとザーフは、どちらも高周波を使った優れたたるみ治療ですが、その特徴は大きく異なります。

選び方のポイント

痛みを避けたいザーフ

実績を重視サーマクール

深い脂肪層のたるみザーフ

肌質改善を重視サーマクール

施術頻度を減らしたいサーマクール

初期費用を抑えたいザーフ

医師による完全カスタマイズを希望当院のザーフ

最も重要なのは、あなたの肌の状態や悩み、ライフスタイルに合わせて選ぶことです。

当院では、経験豊富な医師があなたの肌を診察し、最適な治療法をご提案いたします。サーマクール、ザーフ、または両方の併用など、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの治療計画を立てることが可能です。

特にザーフ治療においては、医師による完全カスタムメイド施術により、患者様の顔立ちや肌状態を医学的に分析し、最も効果的な照射を実現します。看護師施術では難しい、細かな調整や複合的なアプローチが可能です。

高周波たるみ治療にご興味がある方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。あなたの理想の肌を実現するお手伝いをさせていただきます。

About the author
皮膚外科医 大山 希里子
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大山 希里子
OYAMA KIRIKO
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