ニキビやニキビ跡をはじめ、1台でさまざまな肌トラブルに効果があると言われる「ポテンツァ」。どのくらい効果が持続するのでしょうか。
ポテンツァの効果について、その仕組みや特徴をもとに、持続期間、ピークや経過、効果を持続させる方法を紹介します。症例も写真とともに解説します。
ポテンツァとはジェイシス社が開発したマイクロニードルRF治療器。「マイクロニードル（極細針）」「RF（ラジオ波という高周波）」「ドラッグデリバリーシステム」という3つの特徴を持っています。
まず、肌に極細針を刺すと「創傷治癒機能」が働き、傷ついた肌を修復しようとして、弾力の元であるコラーゲンやエラスチンの生成を促進します。他のマイクロニードル治療器にも共通している仕組みです。
次に、針先からRFを照射することで肌表面を傷つけずに、肌の内側に直接熱を届けます。熱により、引き締めやリフトアップ効果、止血効果が期待できます。
最後に、吸引圧により針穴から薬剤を均一に導入。
豊富なチップや薬剤の中から、治療目的に合ったものを選択することで、さまざまな肌トラブルに対応することが可能です。
ポテンツァの効果が持続する期間は、症状や目的により異なり、個人差があります。目安として、1回の施術で1～3か月、3回程度の施術で1年程度の持続が期待できます。例えば、美肌・リフトアップ目的の治療の場合、持続期間は1～3か月程度、ニキビの場合はターンオーバーに合わせ1か月前後が目安です。
ポテンツァ1回の効果のピークは、肌のターンオーバーにかかる4週間後が目安です。
ポテンツァ後は、肌の創傷治癒機能によりコラーゲンやエラスチンの生成が促され、1～3か月程度は効果を持続しやすくなります。また、一時的にニキビができることがあります。
ポテンツァは1回の施術でも効果が期待できますが、回数を重ねることで効果が高まり持続しやすくなるでしょう。回数や頻度は治療目的・症状により異なりますが、3回行うと、1年程度効果が持続すると言われています。他のマイクロニードル治療に比べ、RFやドラッグデリバリーシステムにより、少ない回数で効果を実感しやすい治療法です。
治療目的ごとの効果が得られる回数の目安は、以下の通りです。
・傷跡：4～6週間ごとに浅い傷なら3～5回、深い傷なら5～10回
・ニキビ跡：4～6週間ごとに3～5回
・ニキビ：4～6週間ごとに1～3回
・毛穴の開き：4～6週間ごとに3回
・肝斑：1～2週間ごとに5～10回
・たるみ：1か月に1回、首は1か月ごとに3回
・小じわ：4～6週間ごとに1回
・赤ら顔：1か月ごとに3回
ポテンツァの効果は永久ではありません。定期的に回数を重ねることで効果が増強します。目的により回数は異なりますが、目安としては3か月おきの施術がおすすめです。最初は1か月に1回、3回目以降は2か月に1回にすると、より効果的です。
また、睡眠不足や栄養の偏り・運動不足・ストレス・紫外線・乾燥など、生活習慣やスキンケアの見直しを図ることで、肌トラブルを招きにくくすることも大切です。
イセアクリニックでは、患者様のお肌の変化をサポートするために、完全オーダーメイドのパーソナルスキンケアというスタイルをとっています。また、十分な知識や技術を持つスタッフによる完全担当制で、お肌の経過に合った治療を選択することが可能です。
ポテンツァは施術時の痛みやダウンタイムがネックになっていましたが、イセアクリニックでは痛みを抑えながら治療効果を出す独自の方法を編み出しました。また、施術前には、クリーム麻酔の塗布を行うことで痛みを緩和でき、オプションで笑気麻酔もご用意しています。笑気麻酔は吸入すると、お酒を飲んだようなふわふわした感覚になり、不安が軽減される効果があります。
痛みが不安な人も、お気軽にご相談ください。お悩みやご希望に合わせて提案させていただきます。
ポテンツァの効果の持続に関するよくある質問にお答えします。
ポテンツァの効果の持続期間は、症状や治療目的により異なります。施術により肌の再生が促されることから、術後1～3か月程度は効果が持続しやすくなります。3回程度の施術をすると1年程度、効果の持続が期待できます。
ポテンツァの効果を実感できるのは、約1か月後が目安です。施術後はコラーゲンやエラスチンの産生が行われるため、徐々に効果が実感できるでしょう。
ポテンツァの治療間隔は、目安としては3か月おきの施術がおすすめです。最初は1か月に1回、3回目以降は2か月に1回にすると、より効果的です。ただし、治療間隔は、治療目的・症状により異なります。
今回は以下の内容について紹介いたしました。
・ポテンツァとは
・ポテンツァの効果の持続期間
・ポテンツァの効果を持続させるには
・ポテンツァの症例
・イセアクリニックのポテンツァ
ポテンツァはさまざまな肌トラブルへの改善効果が期待できる「マイクロニードルRF治療器」です。他のマイクロニードルと異なるのは、針を刺すことで「肌が自ら傷を治す力」を引き出すだけでなく、「RF治療」と「ドラッグデリバリーシステム」を搭載。RFの熱で引き締めや止血を行い、目的に合った薬を均一に浸透させることができるため、相乗効果が期待できます。ポテンツァは1回でも効果がありますが、継続すると効果が高まります。1回の効果の持続期間は約1～3か月、ピークは約4週間後です。3回継続すると約1年効果が持続すると言われます。
@nakamura_isea
