ウルセラの効果を徹底解説!リフトアップ効果はいつから実感できる?

投稿日:
2026/04/07
たるみ ウルセラ
大山 希里子医師
著者
東京イセアクリニック
皮膚外科医
大山 希里子

Shere

ウルセラとは?FDA認可取得のリフトアップ治療

ウルセラは、HIFU(高密度焦点式超音波)を使用した、切らないたるみ治療機器です。最大の特徴は、アメリカFDA(米国食品医薬品局)から「リフトアップ効果」で承認を受けた唯一のHIFU機器であることです。

従来は外科手術でしかアプローチできなかったSMAS筋膜層(深さ4.5mm)に、超音波エネルギーをピンポイントで照射し、メスを使わずにリフトアップを実現します。世界各国で100万人以上の治療実績があり、「切らないフェイスリフト」として高い評価を得ています。

ウルセラの基本原理

ウルセラは、虫眼鏡で太陽光を一点に集めて紙を焼くのと同じ原理を応用しています。超音波エネルギーを皮膚の深層部の一点に集中させ、約60〜75℃の熱で点状の熱凝固を起こします。

この熱凝固により、以下の2つの作用が生じます。

即時効果:熱でコラーゲン線維が収縮し、すぐに引き締まる

遅延効果:創傷治癒反応により新しいコラーゲンが生成され、徐々にリフトアップ

ウルセラで期待できる効果

ウルセラは、さまざまな美容効果が期待できる多機能な治療です。

1. リフトアップ効果(主効果)

最も期待できる効果がリフトアップです。SMAS筋膜層を熱収縮させることで、皮膚を内側から引き上げます。

効果が現れる部位:

  • フェイスライン全体の引き上げ
  • 頬のたるみ改善
  • あご下のもたつき解消
  • 二重あごの改善
  • ほうれい線の軽減
  • マリオネットラインの改善
  • 目元のたるみ改善(額・こめかみへの照射による間接効果)

2. 小顔効果

脂肪層と筋膜層の引き締めにより、顔全体がシュッと引き締まり、小顔効果が得られます。特にフェイスラインがシャープになり、顎先が尖った印象になります。

3. 毛穴の引き締め効果

特にたるみ毛穴に対して、明らかな改善効果があります。リフトアップ効果と肌のハリ向上の相乗効果により、毛穴が目立たなくなります。

4. 予防効果

既に進行したたるみの改善だけでなく、将来のたるみ予防にも効果的です。定期的に施術を受けることで、加齢によるたるみの進行を遅らせることができます。

ウルセラの効果はいつから実感できる?

ウルセラの効果は、即時効果と遅延効果の2段階で現れます。

施術直後:即時効果

熱によりコラーゲン線維が収縮するため、施術直後から引き締まりを実感できます。鏡を見て「顔が引き上がった」「フェイスラインがシャープになった」と感じる方が多くいます。

ただし、この段階では軽い腫れも出るため、腫れが引いた後の方が効果がより分かりやすくなります。

1〜2週間後:腫れが引いて効果が明確に

施術による腫れが完全に引き、即時効果がより明確に実感できるようになります。この時期から、コラーゲンの生成も徐々に始まります。

1〜3ヶ月後:最大効果を実感

最も効果を実感しやすい時期です。新しいコラーゲンが十分に生成され、リフトアップ効果がピークに達します。

施術直後でも実感できますが、1ヶ月ごろよりその効果はさらに顕著に現れ、2から3ヶ月ごろにピークに達します。

3〜6ヶ月後:効果が持続

ピークを過ぎても、効果は持続します。個人差はありますが、6ヶ月〜1年程度、リフトアップ効果が維持されます。

効果の実感には個人差がある理由

ウルセラは確実に熱を加えているため、治療作用が全くないということはありません。しかし、効果の実感には個人差があります。

個人差が生じる理由

・施術前の肌の状態(たるみの程度、皮膚の厚さ、脂肪量など)

・照射出力とショット数

・施術者の技術

・変化が2〜3ヶ月かけて徐々に現れるため、気づきにくい

・期待値と結果のギャップ

ウルセラの部位別効果

ウルセラは、照射する部位によって効果の現れ方が異なります。

頬・フェイスライン:効果が最も高い

頬のたるみやフェイスラインのもたつきには、ウルセラが最も効果を発揮する部位です。SMAS筋膜がしっかりと存在し、照射により確実にリフトアップが期待できます。

あご下・二重あご:非常に強力な効果

あご下のたるみ改善効果も非常に強力で、現在ある治療機器の中では、唯一効果のある治療ではないでしょうか。二重あごにも明らかな改善効果が見られます。

ほうれい線・マリオネットライン:ある程度の改善

口元、口角のたるみ(マリオネットライン)は、手術でも難しい場所です。ウルセラでも、劇的までとは行きませんが、ある程度の改善は見られます。

ほうれい線も、頬のリフトアップにより間接的に薄くなる効果が期待できます。

目元:間接的な効果

ウルセラは、安全性の観点から目の下やまぶたには直接照射できません。しかし、ひたい(額)、こめかみにしっかり照射することにより、目元のたるみ改善効果はしっかり現れます。

多くの方が「目元がキリッとした感じ」「目が開けやすくなった」と感じます。

唯一効果が出にくい部位: 目の下のたるみ 現時点でのウルセラの照射深度(1.5mm、3.0mm、4.5mm)では、目の下に直接当てるには深すぎるため、この部位には効果が限定的です。

首:限定的な効果

首全体には照射できないため、首のたるみに対しては劇的な改善は期待できません。ただし、あご下のリフトアップによる二次的な効果として、ある程度の改善は見られます。

ウルセラの効果を高めるポイント

1. 十分なショット数を確保する

ウルセラは点状に熱凝固を作る仕組みのため、豊富なショット数が必要です。ショット数が少ないと、十分な効果が得られません。

推奨ショット数:

・全顔: 400〜600ショット以上

・頬中心: 300〜400ショット

・あご下追加: +100〜150ショット

2. 経験豊富な医師による施術

ウルセラは、エコー画像を見ながらSMAS筋膜層に正確に照射する必要があります。血管や神経を避けながら、最適な深度と角度で照射する技術が求められるため、医師の技術が効果に大きく影響します

ウルセラの施術経験が豊富な医師を選ぶことをおすすめします。

3. 照射方向を変えて重ね打ち

最新の照射法では、照射する方向を変えて重ね打ちを行うことで、より高い効果が得られます。

4. 他の治療との併用

ウルセラ単独でも効果は高いですが、他の治療と組み合わせることで、さらに総合的なアンチエイジング効果が期待できます。

おすすめの併用治療

ザーフ: 真皮層を引き締め、ウルセラとの相乗効果

ヒアルロン酸注入: 凹んだ部位を直接ボリュームアップ

ボトックス: 表情じわの改善、小顔効果

ウルセラの効果が持続する期間

個人差がありますが、一般的に6ヶ月〜1年程度

ウルセラの効果は永久ではありません。コラーゲンは加齢とともに再び減少し、たるみも進行するため、効果は徐々に薄れていきます。

持続期間の目安

最大効果のピーク: 2〜3ヶ月後

効果の持続: 6ヶ月〜1年程度

効果を維持するための施術頻度

効果を長期的に維持するためには、定期的な施術がおすすめです。

推奨施術頻度

初回施術後: 6ヶ月〜1年後に2回目

その後: 6ヶ月〜1年に1回のペースでメンテナンス

定期的に受けることで、たるみの進行を予防しながら、若々しい状態をキープできます。

「ウルセラの効果がない」と感じる理由と対策

一部の方が「ウルセラは効果がない」と感じることがありますが、その理由を理解することが重要です。

理由1: 効果が徐々に現れるため気づきにくい

ウルセラは2〜3ヶ月かけて徐々に変化するため、毎日鏡を見ていると変化に気づきにくいのです。

対策: 施術前に写真を撮影し、2〜3ヶ月後に見比べることで、変化を客観的に確認できます。

理由2: 期待値が高すぎる

外科手術のような劇的な変化を期待すると、「効果がない」と感じてしまいます。ウルセラはあくまで「自然な若返り」を目指す治療です。

対策: カウンセリングで現実的な効果を理解し、適切な期待値を持つことが大切です。

理由3: ショット数が不足している

ウルセラは点状に熱凝固を作るため、ショット数が少ないと効果が限定的です。

対策: クリニック選びの際、推奨ショット数(400〜600ショット以上)を確認しましょう。

理由4: 出力が低すぎる

痛みを避けるために出力を下げすぎると、効果も減少します。適切な出力で照射してもらいましょう。

理由5: ウルセラが適していない状態

骨格や筋肉の問題によるたるみには、ウルセラの効果が限定的です。

ウルセラが効きにくいケース:

・頬骨やエラが発達している(骨格の問題)

・咬筋が発達している(筋肉の問題)

・極端に痩せていて脂肪がほとんどない

・皮膚が極端に薄い

対策: カウンセリングで医師に自分がウルセラの適応かどうか確認しましょう。骨格の問題には輪郭手術、筋肉の問題にはボトックスが効果的です。

ウルセラの効果に関するよくある質問

Q1 1回の施術でどのくらい効果がありますか?

A: 1回の施術でも、2〜3ヶ月後には明確なリフトアップ効果を実感できる方が多いです。ただし、「完璧な効果」を求める場合は、6ヶ月〜1年間隔で繰り返し施術を受けることで、より高い効果と老化予防が期待できます。

Q2 何歳から受けられますか?

A: 30代の予防目的から、70代以上の方まで幅広く受けられます。たるみが軽度のうちに始めると、より長く若々しさを維持できます。

Q3 1回だけでも効果は持続しますか?

A: はい、1回だけでも6ヶ月〜1年程度は効果が持続します。ただし、加齢は止められないため、効果を維持したい場合は定期的な施術が推奨されます。

Q4 効果を感じなかったら返金してもらえますか?

A: 一般的に、美容医療では効果の個人差があるため、返金制度はありません。効果に不満がある場合は、施術を受けたクリニックに相談し、追加照射や他の治療の提案を受けましょう。

Q5 やりすぎると老けるって本当ですか?

A: 適切な頻度と出力で施術を受ければ、老けることはありません。ただし、頻繁すぎる施術や過度に高い出力は、頬がこけるなどのリスクがあります。6ヶ月〜1年の間隔を守り、経験豊富な医師のもとで施術を受けることが重要です。

Q6 男性でも効果はありますか?

A: はい、男性でも同様に効果が期待できます。男性は女性よりも皮膚が厚く、脂肪が少ない傾向がありますが、SMAS筋膜層へのアプローチは有効です。

Q7 痩せ型でも効果はありますか?

A: 痩せ型の方でも効果はありますが、脂肪が極端に少ない場合は、リフトアップ効果が分かりにくいことがあります。この場合、ヒアルロン酸との併用が効果的です。

ウルセラの効果を実感するための心構え

現実的な期待を持つ

ウルセラは「切らないフェイスリフト」と呼ばれますが、外科手術ほどの劇的な変化は期待できません。自然な若返りを目指す治療であることを理解しましょう。

施術前後の写真を撮る

徐々に変化するため、自分では気づきにくいものです。必ず施術前に写真を撮影し、2〜3ヶ月後に見比べましょう。

適切なクリニックを選ぶ

ウルセラは医師の技術によって効果に差が出る治療です。以下のポイントでクリニックを選びましょう。

クリニック選びのポイント:

・経験豊富な医師が在籍

・ウルセラの症例数が多い

・カウンセリングで丁寧に説明してくれる

・推奨ショット数(400〜600ショット)を提供

・アフターフォローが充実している

他の治療との組み合わせを検討する

ウルセラ単独では改善が難しい悩みには、他の治療との併用を検討しましょう。医師と相談し、あなたに最適な治療計画を立てることが大切です。

まとめ:ウルセラの効果は正しく理解することが重要

ウルセラは、FDA認可を取得した唯一のHIFU機器として、高いリフトアップ効果が期待できる優れた治療法です。

ウルセラの効果のまとめ:

リフトアップ効果: 頬、フェイスライン、あご下に強力な効果

効果の実感時期: 施術直後〜1ヶ月後から始まり、2〜3ヶ月後にピーク

持続期間: 6ヶ月〜1年程度

その他の効果: 肌のハリ向上、小顔効果、たるみ毛穴の改善

効果を高めるコツ: 十分なショット数、適切な出力、経験豊富な医師の選択

「効果がない」と感じる場合でも、多くは期待値のずれ、効果の気づきにくさ、施術条件の不足が原因です。正しい知識を持ち、適切なクリニックで施術を受ければ、満足度の高い結果が得られるでしょう。

当院では、ウルセラの経験豊富な医師が、お一人おひとりの肌状態やご希望に合わせて、最適な照射計画をご提案いたします。カウンセリングでは、現実的な効果と施術内容を丁寧にご説明し、納得いただいた上で施術を行います。

ウルセラのリフトアップ効果にご興味がある方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。あなたの理想の若々しさを実現するお手伝いをさせていただきます。

About the author
皮膚外科医 大山 希里子
皮膚外科医
大山 希里子
OYAMA KIRIKO
Related article
About us

美容外科・皮膚科
東京イセアクリニックの
スキンケア専門サイトです。