医療脱毛はなぜ痛い?理由と痛み対策まで解説

 
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2019年10月4日

医療脱毛はなぜ痛い?理由と痛み対策まで解説

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永久脱毛を目指すなら医療脱毛こそ効果的な方法です。

効果があることはわかっていても、気になるのは痛み。

なぜ医療脱毛は痛いのでしょうか。

痛みの発生理由や痛みの程度の差が出る理由を説明します。

 

 

1.脱毛は痛い方が効果的?害はないの?

医療脱毛は痛いけれど、なぜ痛みが伴うのか。

医療脱毛の痛みは、レーザーを肌に照射する際に、熱エネルギーが黒い毛に伝わり、毛が生えてくる部位の周辺の皮膚に刺激が伝わり生じるものです。

 

【図1】医療脱毛の仕組み

医療脱毛の仕組み

毛が黒く太ければ、その分伝わる熱エネルギーも大きく、痛みも増します。

高熱を伴うレーザーは痛みを伴うものの、毛を生む細胞を破壊することで、毛の再生能力を奪い脱毛効果を発揮します。

また、医療脱毛は痛くてもエステ脱毛に比べ出力が大きい分、効果も大きいのも特徴です。

 

ですが、出力が大きい分、ヤケドなどのリスクも大きいのではないかと心配する人もいるでしょう。

クリニックの場合、医師や看護師など、からだや皮膚の専門知識を持ったスタッフが、ひとりひとりの肌の状態を見極めて適切な出力設定で照射を行います。

また、施術後はエステであれば物理的に冷やしたり、鎮静作用のある化粧品を塗布したりしますが、クリニックであれば処方に基づいた炎症止めなどの医薬品を塗布してもらうことができます。

また、状態により医師の診察や追加の処方により肌トラブルを最小限にすることが可能です。

 

 

2.脱毛の痛みはどのくらい?

痛みには個人差やコンディションによる違いがありますが、一般に脱毛の痛みは輪ゴムで弾かれた、骨に響く、ヒリヒリするような痛みに例えられます。

痛みの感じ方の例え

輪ゴムで弾かれたような痛み 毛を生成する細胞や周辺組織を破壊するときの痛み。輪ゴムのような痛みも、1本ならばパチっと感じる程度ですが、何本も束になって弾かれると痛みが増してきます。 毛が多い、メラニン色素の多いエリアは痛みも強くなります。
骨に響くような痛み 皮膚が薄く骨に近い部位は、肌内部に鈍く重い痛みを感じることがあります。具体的には、膝、脛、手首、手足の甲・指などが該当します。
ヒリヒリするような痛み レーザーの熱が肌内部に残ることで生じる痛みです。通常1~3日、長くても1週間程度で収まります。

 

脱毛の痛みは部位、毛質、体質によって変わります。毛が太い部位や密集している部位、骨が近い部位、皮膚が薄い部位は痛みを生じやすいと言われています。具体的に、各部位の痛みの程度を紹介します。

 

部位別の痛み

痛みのレベルと部位別の目安を5段階で表現すると、以下のようになります。

痛みレベル1(ほとんど痛みを感じない) 額、顎、二の腕、肘~手首、胸、お腹、お尻
痛みレベル2(痛みを感じる場合がある) 頬、鼻下、うなじ、背中、手の甲・指
痛みレベル3(我慢できる程度の痛み) ワキ(人によってはレベル4)、ひざ下~足首
痛みレベル4(強い痛みを感じる) ワキ(人によってはレベル5)
痛みレベル5(かなり強い痛みを感じる) VIO

 

ワキやvioは毛が太く密集しており、痛みを感じやすい部位です。vioはさらに骨に近い皮膚の薄い部位であるため、痛みを強く感じやすいでしょう。ほとんど産毛のような額、骨から遠いお尻などは痛みを感じにくいことがわかります。

 

 

3.医療用脱毛機による痛みの違い

レーザー脱毛マシンには「単発式」のほか、「蓄熱式」のマシンがあります。

一般的な「単発式」マシンは、レーザーの熱を発毛部位まで届けて細胞を破壊する方法をとっています。

発毛部位とその周辺の皮膚にゴムで弾かれたような痛みや骨に響くような痛みを伴います。

 

一方、「蓄熱式」マシンは広範囲を弱いエネルギーでじんわり温めるため、刺激が少なく、痛みが少ないマシンです。

発毛部位だけでなく発毛司令部位にも作用し、脱毛効果を高めてくれます。

 

どちらが良いというのではなく、ひとりひとりの肌質や毛質に合わせた最適なマシンが選択されます。

痛みを緩和するために、マシンの調整や付随機能の利用ができます。いずれのマシンも出力調整が可能。痛みがあるのは出力も効果も大きい証拠ではありますが、肌のコンディションや痛みの感覚には個人差があるため、医療スタッフが状態を観察しながら、最大限効果を発揮できるレベルに調整を行います。

マシンの中には照射口に冷却機能が付いたものもあります。レーザーの熱が発毛部位周囲の肌に伝わると痛みが発生しますが、照射直前に肌を冷却することで、熱が皮膚に伝わることを防ぎ、痛みが生じにくくなります。

 

それでも痛みが多い場合は、麻酔を用意してもらうこともできます。

照射前に塗布する麻酔クリームや照射中に笑気麻酔と呼ばれる吸入式の麻酔があります。

ただし、麻酔を使うことができるのは医療機関、医療スタッフの在籍する医療脱毛に限られます。

 

 

4.脱毛の痛みを軽減できる行動

脱毛の痛みを軽減する方法は、脱毛器の調整や麻酔の使用など受け身的な手段のほか、日頃から自身で取り組めるものもあります。

日焼け対策をする

日焼けをした肌は、レーザーをあてたときに、いつもより痛みを感じやすくなります。

レーザーは黒い色に反応します。日焼けをすると皮膚の内部に黒いメラニン色素が増加するため、レーザーが皮膚にも反応してしまい、痛みを感じます。日焼けの程度により医療的にリスクがあると判断された場合、照射出力を下げたり、日焼けが落ち着くまで脱毛を延期したりすることもあります。

日頃から日焼け止めはもちろん、日傘や帽子を活用し、肌を紫外線から守りましょう。

保湿をする

乾燥した肌も、脱毛時に痛みを感じやすくなります。

乾燥肌は、体内からの水分の喪失を防ぎ、皮膚内部の水分量を保つ「バリア機能」が低下した状態。健康な肌には外部刺激から守ってくれるバリア機能が備わっていますが、乾燥により、毛根周囲の皮膚に拡がったレーザーの熱刺激が通常よりも強く感じられます。また、脱毛後の乾燥状態は炎症を招くことも。

顔も身体も、化粧水やクリームなどで保湿を心がけましょう。

生理日を避ける

生理前や生理中は、ホルモンバランスの変化により肌が敏感な状態にあり、いつも以上に痛みを感じやすい時期。生理中であっても、vio以外の部位は施術できますが、少しでも痛みを避けるには、時期をずらすと良いでしょう。

 

 

5.医療脱毛なら脱毛効果は維持しながら、痛みを緩和できる

医療脱毛が痛いのは効果がある証拠。

その痛みも無理に我慢する必要はなく、脱毛マシンの選択や信頼できる医療スタッフによる出力調整、クリニックならではの麻酔の使用により、かなり緩和することができます。

痛みは必ずしも害のあるものではなく、部位により個人により程度の差がありますが、どうしても気になる場合は「テスト照射」を受けてみることをおすすめします。

さらに、保湿や紫外線対策など日頃のセルフケアをすることで痛みを抑えつつ、脱毛効果を高めることもできます。

せっかく効果の高い脱毛を受けるなら、施術効果を最大限にするための準備を整えて臨みたいですね。

 

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