• Reserve
  • Instagram
  • Doctor
  • Access
  • 下瞼の脂肪取りのダウンタイムは?経過を写真付きで解説

    投稿日:
    2021/11/24
    ダウンタイム 下瞼 症例写真 脂肪取り
    大山 希里子医師
    著者
    東京イセアクリニック
    皮膚外科医
    大山 希里子

    Shere

    なるべく短く済ませたい“下瞼の脂肪取りのダウンタイム”について、経過を写真付きで解説します。下瞼の脂肪取り治療で行われていること、ダウンタイムが短い治療法について説明し、ダウンタイムの経過を写真付きで解説します。ダウンタイムの過ごし方や、ダウンタイムをなるべく短くするためにできることも紹介します。

    下瞼の脂肪をとる方法

    下瞼の脂肪を取る方法は「下眼瞼脱脂」と呼ばれる外科手術です。患部に局所麻酔の注射を行い、下まぶたを切り開き、突出している眼窩脂肪を取り出します。下眼瞼脱脂には主に2つの術式があり、患者様の状態に応じて粘膜側からメスを入れる「経結膜脱脂」と皮膚表面から切る「経皮脱脂」が使い分けられます。経結膜脱脂は、縫合・抜糸が不要、外側から傷が見えないというメリットがあります。経皮脱脂は、はじめは傷口が赤く腫れますが、3~6か月ほどかけて次第に薄く白く目立ちにくくなります。下瞼の脂肪取りをすることで、目の下の膨らみ、たるみ、クマが解消され、効果は半永久的に続きます。

    ダウンタイムの短い下瞼の脂肪取りとは

    下瞼の脂肪取りの期間は、経結膜脱脂は1~2週間、経皮脱脂は2週間。「経結膜脱脂」は傷も小さく縫合不要のため、経皮脱脂に比べダウンタイム症状が軽く短く済みます。

    脱脂後に追加の脂肪注入をすると脂肪採取部位にダウンタイムが生じるほか、感染リスクが増します。電気メスを使用すると止血しながら治療ができるため医師にとっては便利ですが、血管を損傷し傷の治りが遅くなり傷跡が残る可能性もあります。

    追加の脂肪注入をせずに、脱脂だけでキレイに仕上げること。電気メスは使用せず、出血を最小限に抑えて治療を行うこと。そうした高い技術により、ダウンタイムを最小限に抑えることができます。

    下瞼の脂肪取りのダウンタイムの症状

    下瞼の脂肪取りのダウンタイム症状には、腫れや痛み、内出血などがあります。不安定な状態を経て、3か月で完成します。症例写真をもとに経過を解説します。

    翌日

    翌日は腫れや内出血が出てきます。できるだけ腫れを抑制するために保護用のテープを貼らせていただきます。痛み止めもお渡ししますので鈍痛がある場合はお薬を飲んでいただけると防ぐことができます。

    3日後

    3日後ですが翌日と違って内出血が黄色くなっています。これは経過として良好です。保護用のテープは3日間つけていただき、その後は外していただいて構いません。

    1週間後

    1週間後のお写真になります。もうすでに内出血はある程度なくなり、腫れに関してもほとんどありません。下眼瞼脱脂術は外科手術の中でも見た目的ダウンタイムが短いのが特徴です。

    この症例の詳細はこちらから

    下瞼の脂肪取りのダウンタイムの過ごし方

    術後は医師の指示に従って過ごしましょう。ダウンタイム症状は軽めですが、スムーズな回復のためにも、可能なら1週間程度の休みをとり、無理はしない方がよいでしょう。ダウンタイム中は目周りの血流が促されることで、症状が長引くことや強く現れることがあります。例えば、当日は長時間の読書やPCの使用など、目が疲れることお控えください。就寝時は、なるべく頭を保ってください。長時間の入浴や過剰な飲酒、運動は避けて下さい。

    ダウンタイムをなるべく短くするには?

    ダウンタイムをなるべく短く終えるための具体策として、「冷やす」こと、「術後の生活に注意する」こと、「技術力の高いクリニックを選ぶ」ことを紹介します。

    冷やす

    術後の回復過程には必ず炎症が起こります。腫れや痛みという形で現れますが、感じ方には個人差があります。保冷剤などで患部を冷やすことで、症状を緩和できます。冷やし過ぎてもダウンタイムを短くすることはできず、かえって凍傷のリスクが増します。“15分冷やしたら45分外す“など、断続的に行いましょう。

    術後の生活に注意する

    術後は医師の指示に従って過ごしましょう。

    ダウンタイム症状を短くするために、目周りは濡らしたり刺激したりせず、温めたり血流を促したりする行為は避けましょう。具体的な注意事項は以下の通りです。

    ・シャワー・洗顔・洗髪:当日より可能。患部は濡らさないでください。

    ・入浴:翌日から可能です。患部は濡らさないでください。

    ・メイク:翌日より可能。アイメイクは1週間後から可能です。

    ・コンタクト:1週間後より可能。清潔なものを使用してください。

    ・目薬:1週間後より可能。用法・用量を守って使用してください。

    ・飲酒:1週間後より可能。過度な摂取は控えてください。

    ・喫煙:1週間後より可能。血液の循環が悪くなるため、1週間はお控えください。

    ・運動:1ヶ月後より可能。激しい運動は1ヵ月間お控えください。

    技術力の高いクリニックを選ぶ

    ダウンタイムを短くするには、実は治療前のクリニック選びが肝心です。治療に使う道具や治療内容は医師の技術により変わります。ダウンタイムをなるべく短くするため、電気メスを使わず出血を抑えたり、追加の脂肪注入なしで適量の眼窩脂肪を取り出したりするには、高い技術が求められます。事前にホームページをみたりカウンセリングを利用したりして、治療内容を確認しておきましょう。ホームページに掲載されている医師の症例や、口コミなども参考にしながら、納得できるクリニックや医師を選びましょう。

    イセアクリニックの下瞼の脂肪取り

    イセアクリニックは厳しい基準をクリアした日本形成外科学会の教育施設としても認定されており、解剖学を熟知した技術力のある医師が治療を担当します。下瞼の脂肪取りでは、追加の脂肪注入は行わず、高周波メスも使用しません。治療の仕上がりは症例写真をご確認ください。事前のカウンセリングは何度でも無料です。納得いくまで説明を受けて、治療に臨んでください。

    この症例の詳細はこちらから

    下瞼の脂肪取りに関するよくある質問

    下瞼の脂肪取りに関するよくある質問にお答えします。

    下瞼の脂肪取りのダウンタイムが不安です。腫れたり痛んだりしますか?

    答え

    下瞼裏の粘膜部分から脂肪取りを行うため、他の外科技術と異なり腫れは大きくなく、1週間程度で治まります。痛みは鈍痛で鎮痛剤を飲めば生活に支障ない程度に抑えられます。内出血が出ることがありますが、翌日からコンシーラーなどのベースメイクも可能です。

    下瞼の脂肪取り後、通院は必要ですか?

    答え

    下瞼の皮膚側から脂肪を取る経皮脱脂術の場合、1週間後に抜糸がありますので必ず受診してください。粘膜側から脂肪を取る経結膜脱脂の場合、抜糸はありませんが1週間ほどしたら経過観察のために再診を受けていただいております。

    下瞼の脂肪取り後、ダウンタイム中は日常生活に支障はありませんか。

    答え

    可能であれば1週間程度休むことがベストですが、痛み止めを飲み、内出血がでたらメイクでカモフラージュして、目元の固定用テープはマスクや眼鏡で目立たないように隠して過ごすことはできます。当日からシャワーや洗髪、洗顔はできますし、翌日にはメイクもできます。力仕事や目を酷使する作業は控えてください。

    まとめ

    今回は以下の内容について説明しました。

    ・下瞼の脂肪を取る方法

    ・ダウンタイムの短い下瞼の脂肪取りとは

    ・下瞼の脂肪取りのダウンタイムの症状

    ・下瞼の脂肪取りのダウンタイムの過ごし方

    ・ダウンタイムをなるべく短くするには

    ・イセアクリニックの下瞼の脂肪取り

    下瞼の脂肪を取る方法は「下眼瞼脱脂」です。ダウンタイムの短いものは「経結膜脱脂」という術式で、粘膜側からメスを入れるためダウンタイムは1~2週間です。高周波メスを使用せず、追加の脂肪注入を行わないことで、余計なダウンタイムも避けられます。症状は、痛み、腫れ、内出血などがあります。術後は医師の指示に従い、基本的には患部を濡らす、刺激する、血流を促す行為を避けることでダウンタイムを短くできます。

    About the author
    About us

    美容外科・皮膚科
    東京イセアクリニックの
    目の下のクマ・たるみ取り専門サイトです。