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  • おでこのボトックスの副作用は?医師が解説

    投稿日:
    2022/03/16
    おでこ イセア ボトックス 注入治療
    大山 希里子医師
    著者
    東京イセアクリニック
    皮膚外科医
    大山 希里子

    Shere

    しわ治療として人気の“おでこのボトックス”。注射だけで手軽に受けられる治療ですが、副作用が気になる人もいるのでは?と思い、解説をさせて頂きます。


    副作用の原因がわかれば、必要以上に不安になることはありません。おでこのボトックスを注入することによる副作用、副作用以外の注意点、副作用への対策について医師が解説します。

    おでこのボトックスとは

    ボトックス注入とは「ボツリヌストキシン」という製剤を筋肉に注入する治療。脳から筋肉を動かす指令を伝える神経伝達物質「アセチルコリン」の分泌を抑え、緊張しやすい筋肉の癖を緩和します。


    おでこのボトックスでは、おでこ全体に位置する前頭筋に注射を打ちます。前頭筋は眉を上げたり目を大きく開いたりするときに使う表情筋です。おでこのボトックスは、おでこの表情癖による表情じわを改善します。


    施術は30分程度、メスを使わないで治療が受けられるのも魅力です。

    おでこのボトックスの副作用

    おでこのボトックスの副作用には、痛みや内出血など想定内のダウンタイム症状のほか、体質によるアレルギー反応、避けることができる眼瞼下垂やスポック・ブロー、左右非対称などがあります。

    額が締め付けられるような痛み

    注入直後から、稀におでこが締め付けられるような痛みを感じることがあります。おでこは頭に近いため、ボトックス注入によりおでこの皮膚が圧迫されることで、頭痛のように感じる人もいるでしょう。製剤の吸収に伴い、痛みは1週間から1か月かけて徐々に和らぎます。

    注入部分の内出血

    ボトックス注入時、針を刺した箇所が内出血を起こすことがあります。内出血はダウンタイム症状のひとつで、時間経過とともに赤紫から黄色に変化し、いずれ消失します。

    目立つ場合はファンデーションやコンシーラーなどのメイクでカバーするとよいでしょう。通常、1週間程度で治まり、目立たなくなります。

    眼瞼下垂

    眼瞼下垂は、上瞼が垂れ下がり、瞳孔を覆ってしまう状態のこと。目を開くときに通常通り上眼瞼挙筋を使わず、代わりに前頭筋を動かす癖がある人は、ボトックスを打つことで目が開きにくくなります。ボトックスの前に、眼瞼下垂の治療を済ませる必要があります。


    注入部位を誤った場合や、正しい部位に注入しても強く揉んでボトックスが目の周りの筋肉に作用した場合でも、上瞼が下がり眼瞼下垂に似た印象になってしまうことがあります。

    スポック・ブロー

    スポック・ブローとは、眉尻が不自然に吊り上がった状態のこと。おでこのしわには、眉の外側、眉の内側、おでこ全体の3パターンがあります。

    気になるしわにだけボトックスを打ち、追加で眉の外側にもボトックスを打たないと、スポック・ブローになってしまうことがあります。スポック・ブローを避けるには、全体にバランスをみながら打つ技術が求められます。

    アレルギー反応

    ボトックスに対し、アレルギー反応が起こきることがあります。ごく稀ではありますが、万が一生じた場合はアレルギーの症状は赤み、腫れ、かゆみなど。アレルギーは悪化すると命に関わるため、症状が現れたらクリニックに相談しましょう。


    なお、頻回にボトックス注入を行うと、中和抗体ができやすくなることも。中和抗体ができると、効果が感じられなくなります。再注入は、3か月以上間隔をあけるようにしましょう。

    左右非対称になる

    医師の技術不足により、左右非対称や無表情になることがあります。もともとの顔の筋肉の付き方を考慮して、適切なポイントや深さに適量注入する技術が必要です。

    左右非対称になってしまったら、効きの悪い方に追加注入をしてバランスを取るか、効果が失われるまで待つことになります。

    おでこのボトックスの副作用以外の注意点

    おでこのボトックスでは、副作用以外の注意点として「施術直後は効果を感じられないこと」「笑顔が不自然になること」が挙げられます。

    施術直後は効果を感じられない

    ボトックスは、注入後すぐには効果を感じることができません。数日後から筋肉が動きづらくなり、1週間ほどで“おでこのしわが改善する”効果を実感しはじめるでしょう。

    まずは1週間経過するまで様子をみてください。それでも効果が感じられない場合、注入量が足りなかった可能性がありますので、追加注入をご相談ください。

    笑顔が不自然になる

    医師の技術不足により、笑顔が不自然になることがあります。表情は複数の筋肉で構成されます。ボトックスの注入量や注入ポイント、深さが適切でなかった場合、おでこのしわは解消されても、眉が動かなくなったり表情が固まって不自然になったりといった結果を招くことに。この場合、ボトックスの作用が失われるのを待ちます。

    おでこのボトックスの副作用への対策

    ボトックスの副作用は時間の経過とともに緩和されますが、できれば避けたいもの。対策として、事前カウンセリングやアフターケアも重視し、実績の多いクリニックに相談するとよいでしょう。

    カウンセリングやアフターケアも重視する

    副作用のなかには、避けることができるものもあります。事前カウンセリングでおでこのしわの状態や左右差、希望の仕上がりを確認し、ボトックス以外の選択肢も含めた納得のいく治療法を医師とすり合わせましょう。効果を維持するための術後の注意点や2回目以降のプランについてもチェックしておきましょう。

    実績の多いクリニックに相談する

    仕上がりや副作用の有無は医師の技術が左右します。リスクを予測して最適な治療を提案する技術、注入頻度、量、部位を考慮した確かな注入技術があれば、副作用も避けることができます。さらに同じ技術でも安全な製剤を使用することで、想定外のリスクを避けることができます。

    ホームページなどで医師の経歴や症例を複数確認し、安全な製剤を取り扱っている実績のあるクリニックを選びましょう。

    イセアクリニックのボトックス注射

    イセアクリニックのボトックス注入は、技術のある医師が担当し、デザインや注入量、注入ペースを考慮し、安全にきれいに仕上げます。仕上がりは症例写真をご確認ください。製剤は厚労省や海外の公的機関の承認を得たものを使用しております。

    料金は部位ごとに一律で注入量は無制限です。さらに、カウンセリング代、治療代、製剤代、針代、アフターケアなどがすべて含まれています。初回は少量から始めますが、1か月以内の追加注入は無料です。

    継続治療を考慮して、2回目以降の料金が安くなるプランもご用意しております。

    まとめ

    今回は以下の内容について説明いたしました。


    ・おでこのボトックスとは
    ・おでこのボトックスの副作用
    ・おでこのボトックスの副作用以外の注意点
    ・おでこのボトックスの副作用への対策
    ・イセアクリニックのボトックス注射

    おでこのボトックスとは、おでこにボトックス製剤を注入することで、おでこの表情癖によるしわを改善する治療です。

    副作用には、痛みや内出血、アレルギー反応、眼瞼下垂やスポック・ブロー、左右非対称などがあります。副作用以外に注意したい点は、施術直後は効果を感じられないことや、笑顔が不自然になる可能性があること。追加注入は効果が出はじめる注入後1週間経ってからにしましょう。

    副作用への対策として、施術だけでなく事前カウンセリングやアフターケアも重視し、実績のあるクリニックで治療を受けることが挙げられます。

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    皮膚外科医 大山 希里子
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