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  • ヒアルロン酸で人気のボリューマの持ち・コスパを解説

    投稿日:
    2021/09/13
    ヒアルロン酸 ボリューマ
    大山 希里子医師
    著者
    東京イセアクリニック
    皮膚外科医
    大山 希里子

    Shere

    こんにちは、東京イセアクリニックの皮膚外科医、大山希里子です。

    ヒアルロン酸注入で人気の製剤「ジュビダームビスタ・ボリューマXC(以下、ボリューマ)」は、どのような製剤でしょうか。
    持続期間、適した部位、コストパフォーマンスなどを他のヒアルロン酸製剤と比較し、持ちをよくする方法やおすすめのクリニックの選び方を紹介します。

    ボリューマはどれくらい持つ?

    ヒアルロン酸の持続効果は、製剤の種類や注入技術、患者様の状態等により差がありますが、一定期間効果が続いた後、自然に体内に吸収されてなくなります。同じ製剤でも、初回よりも施術の回数を重ねることで、ヒアルロン酸の定着率が高まり、持続期間が長くなる傾向があります。
    ボリューマの効果持続期間は18~24か月程度で、他の製剤に比べると持ちが長いのが特徴です。

    ボリューマに適する部位

    ヒアルロン酸製剤は、硬さに応じて適した部位があります。柔らかい製剤は細かいしわなどに、硬い製剤は高さ出しや形成、やや硬めのものであれば深いしわに向いています。中でもボリューマはかなり硬めの製剤なので、顎や頬、こめかみなどの形成におすすめです。

    他のヒアルロン酸はどれくらい持つ?

    ボリューマ以外にもさまざまなヒアルロン酸製剤があります。代表的なヒアルロン酸製剤の概要、持ち、費用などを紹介します。

    ジュビダームビスタ・ボリフトXC(以下、ボリフト)

    概要

    ジュビダームビスタ・シリーズは厚労省認可の医薬品です。ボリフトはシリーズの中でも最も粒子がなめらかで、比較的浅いほうれい線をはじめ、額や目元の細かいシワなど、細部の治療に適しています。分解されにくく、余分な水を吸わないため、治療後も長持ちで変形しにくい傾向があります。

    持続期間

    12~18か月程度

    費用

    イセアクリニックの場合、ほうれい線¥154,000(税込)¥88,000(片側・税込)、額¥297,000(税込)、眉間¥77,000(税込)、くぼみ目¥132,000(税込)¥77,000(片側・税込)、目の下¥132,000(税込)¥77,000(片側・税込)、涙袋¥77,000(税込)¥55,000(片側・税込)

    クレヴィエル・コントア(以下、クレヴィエル)

    概要

    東洋人特有のニーズである鼻の高さ出しやアゴの形成に特化した製剤です。横に広がらず、形を維持しやすいため、シャープな仕上がりが期待できます。

    持続期間

    12~15か月程度

    費用

    イセアクリニックの場合、鼻¥88,000(税込)、アゴ ¥110,000(税込)です。

    ニューラミス

    概要

    世界30か国以上で承認されている製剤です。他の製剤に比べ、柔らかいものから硬いものまで幅広いラインナップがあり、幅広い部位に対応しています。麻酔薬入りの製剤なので痛みが不安な方にお勧めです。

    持続期間

    6~12か月程度

    費用

    イセアクリニックの場合、おでこ   ¥132,000(税込)、眉間¥55,000(税込)、くぼみ目¥99,000(税込)¥55,000(税込)、目の下¥99,000(税込)              ¥55,000(片側・税込)、涙袋¥55,000(税込)¥33,000(片側・税込)、鼻¥55,000(税込)、ほうれい線¥110,000(税込)¥66,000(片側・税込)、アゴ¥55,000(税込)

    ボリューマのコスパは良い?         

    ボリューマは料金だけで比較すると高いと言われますが、他のヒアルロン酸に比べ持ちが良いことを考慮すると、実はコストパフォーマンスがよい製剤です。
    イセアクリニックの料金表をもとに比較を行ってみましょう。
    例えば、高さや形を出したい部位について、顎の価格と持ちを製剤ごとに比較すると、以下のようになります。


    ・ ニューラミス:55,000円/持続期間6~12か月
    ・ クレヴィエル:110,000円/持続期間12~15か月
    ・ ボリューマ:132,000円/持続期間18~24か月程度

    それぞれ1か月分に換算すると、ニューラミスは4,583~9,167円/クレヴィエルは7,333~9,167円、ボリューマは5,500~7,333円となり、大きく変わりません。
    メンテナンスの手間暇やダウンタイムを考慮すると、ボリューマはコストパフォーマンスに優れた製剤と言えるでしょう。

    ヒアルロン酸の持ちをよくする方法

    ヒアルロン酸の持ちをよくする方法には「部位に合った種類のヒアルロン酸製剤を選ぶこと」「繰り返し施術を受けること」などが挙げられます。

    部位に合った種類のヒアルロン酸を選ぶ

    ヒアルロン酸は製剤ごとに柔軟性や持続性などが異なり、それぞれに適した部位があります。理想の仕上がりを得るために、料金だけでなく適切な種類の製剤を選びましょう。

    技術力の高いクリニックで注入する

    ヒアルロン酸注入の仕上がりは医師の技術力に左右されます。デザイン力や注入技術が確かか、ホームページなどに掲載されている医師の症例を確認し、カウンセリングで仕上がりのイメージを共有しましょう。技術力の高い医師や有名医師の場合、別途指名料がかかることもあります。

    持ちを気にするなら、追加注入が無料のクリニックがおすすめ

    どんなに持ちがよいヒアルロン酸製剤も、いずれは体内に吸収されてしまいます。メスを入れずに少しでも効果を長く維持したい場合は、形が元に戻ってしまう前に追加注入をするとよいでしょう。
    イセアクリニックでは、注入後2週間以内であれば「追加注入」や「ヒアルロン酸溶解(ダーゼ)」が無料です。さらに、注入後3か月以内であれば、同じ部位に半額でヒアルロン酸をちょい足しできる「ちょい足しプラン」、半年以内に注入治療を受ける場合10%オフになる「リピートプラン」があります。

    まとめ

    今回は以下の内容についてお伝えしました。
    ・ボリューマはどれくらい持つ?
    ・ボリューマに適する部位
    ・他のヒアルロン酸はどれくらい持つ?
    ・ボリューマのコスパは良い?
    ・ヒアルロン酸の持ちをよくする方法
    ・持ちを気にするなら、追加注入が無料のクリニックがおすすめ

    ボリューマは硬めの製剤なので、顎や頬、こめかみなどの形成に向いています。持ちは18~24か月程度です。他のヒアルロン酸の持ちは、ニューラミスは6~12か月、クレヴィエル・コントアは12~15か月程度です。ボリューマは持続期間を考慮するとコストパフォーマンスに優れています。持ちをよくするには、部位に合った製剤を選び、少し多めに注入すること、繰り返し治療を受けることなどが挙げられます。体内に吸収されてしまうというヒアルロン酸の特性上、追加注入を想定し、追加注入無料のクリニックを選ぶとよいでしょう。

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