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  • フェイスラインを引き上げるには?整形の種類や効果を解説

    投稿日:
    2023/05/16
    フェイスライン ボトックス 小顔 整形 糸リフト
    中村 卓巳医師
    著者
    東京イセアクリニック
    美容外科医
    中村 卓巳

    Shere

    フェイスラインを引き上げる整形には、さまざまな種類があります。フェイスラインがたるむ原因や施術の手軽さ、効果や持続性など、それぞれの違い、選び方、メリット・デメリットを紹介します。また、フェイスラインを整形以外で引き上げる方法、やってはいけない方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。

    フェイスラインを引き上げる整形の種類と効果    

    フェイスラインを引き上げる整形は、大きく分けて「切る整形」 「切らない整形」に分けられます。切らない整形には「糸リフト」「ボトックス注射」「脂肪溶解注射」「医療HIFU(ハイフ)」、切る整形には「切開リフト」「顔の脂肪吸引」があります。それぞれの効果・料金・痛み・ダウンタイムを紹介します。

    切らない整形

    糸リフト

    糸リフトは、「糸」で皮膚のたるみを「リフト」アップさせ改善する治療です。針と糸だけの治療なので施術時間は短く、ダウンタイムも軽く、仕上がりは即効性があります。


    こめかみから、たるみやしわが気になる箇所の皮膚の中に「返し」が付いた糸を挿入して持ち上げます。針を抜くと糸が皮下組織に引っかかった状態になり、リフトアップされた状態が保たれます。糸の挿入刺激と傷ついた皮膚を修復する機能によってハリが生まれる効果も期待できます。溶ける糸と溶けない糸があり、溶ける糸は徐々に体内に吸収されます。糸の種類により効果は6か月~3年程度と幅があります。

    効果フェイスラインのたるみ・しわ改善、リフトアップ 
    料金     1本:20,400~110,000円程度(糸の種類により異なる) 
    痛み施術中は麻酔により痛みは緩和される
    糸を挿入する際に押されるような感覚がある
    ダウンタイム赤み・腫れ・痛み・内出血:1週間程度

         

    ボトックス注射

    ボトックス注射は、エラにある咬筋の張りを抑える注入治療です。エラにあるボリュームがなくなるとフェイスラインがスッキリし、全体に引き上げられたように見える効果が期待できます。


    エラにボトックス製剤を注入すると、咬筋の動きが抑えられ、徐々に委縮していきます。1回の効果は4か月~半年程度ですが、継続して治療することにより筋肉が萎縮するため、効果が持続しやすくなります。ボトックスは熱に弱い性質があるので、HIFUと併用する場合は注射後2週間程度間隔を空けてください。

    効果        咬筋によるエラ張り・食いしばり・歯ぎしりを抑える
    料金8,000~165,000円程度(エラ両側の場合・製剤の種類により異なる)
    痛み注射を刺すときの痛み(表面麻酔塗布により緩和) 
    ダウンタイム      腫れ・痛み・内出血:2週間程度
    腫れ・痛みのピークは数日、内出血は濃い紫色から黄色に変化して薄く目立たなくなります。

    脂肪溶解注射

    「脂肪溶解注射」は、頬や顎など気になる部位のボリュームやたるみを除く治療です。脂肪溶解作用のある製剤を頬や顎に注入すると、脂肪が溶け、体外に排出されフェイスラインがスッキリ小顔や若見え効果が期待できます。短時間で受けられ、ダウンタイムがほとんどないのがメリットです。

    脂肪溶解注射は「脂肪吸引」よりも狭い範囲に適していますが、メスを使わないぶんデザイン性には劣ります。脂肪細胞が減るので効果は半永久的。1回に注入できる製剤量は限られますが、追加施術は約1週間後から可能です。

    効果二重あご改善、小顔効果など
    料金1㏄あたり1,980~30,000円程度(製剤の種類により異なる)
    痛み注射を刺すときの痛み(表面麻酔塗布により緩和)
    術後は鈍い痛み
    ダウンタイム  ダウンタイム

    医療HIFU(ハイフ)

    HIFUは高密度焦点式超音波の略。高密度の超音波エネルギーを、肌の土台となる筋膜(SMAS層)に照射し、熱で引き締めます。今あるたるみはもちろん、継続することでたるみ予防にも効果が期待できます。効果の持続は半年程度。針もメスも使わず、痛みやダウンタイムが軽いのが魅力です。

    効果        二重あご・フェイスラインのしわ改善
    料金25,000~120,000円程度(機種・範囲による) 
    痛み骨に響く痛み、熱による痛み
    機器の種類や出力により痛みを感じることがあるが、耐えられないほどではない
    ダウンタイム    赤み:1~2週間

    切る整形

    切開リフト

    切開リフトは文字どおり、余分な皮膚のたるみを「切開」除去することでフェイスラインの「リフト」アップを図る治療です。こめかみから耳の前を切開し、頬や首のたるみを引き上げ縫合します。傷は薄く残りますが、一度治療すれば効果は半永久的です。メスの入れ具合により、ダウンタイムの程度が変わります。

    効果        ほうれい線・首のたるみ・顎のたるみ解消
    料金660,000~1,980,000円程度
    痛み術中は麻酔(静脈麻酔・全身麻酔)の効果で痛みはなし
    ダウンタイム    期間は1週間~1か月程度
    腫れ・痛み:ピークは数日
    内出血:2週間
    拘縮(皮膚が硬くなること):1週間~1か月程度
    傷口の赤み:3か月程度続き、6か月~1年かけて徐々に薄く目立たなくなります

    Before

    After

    顔の脂肪吸引

    顔の脂肪吸引は、気になる部位の脂肪を吸引除去することでフェイスラインを引き上げる治療法。脂肪溶解注射に比べデザイン性が期待でき、1回で希望する量を吸引することが可能です。あごの下や耳の裏など目立たない場所を3~5㎜切開し、カニューレという細い管で吸引します。

    ベイザー脂肪吸引の場合、皮下脂肪を超音波で乳化してから吸引するため、浅い層の脂肪を取り除くことができ、皮膚のたるみ改善効果も期待できます。

    効果        小顔効果・首を長く見せる効果・二重あご解消効果・顎周りをシャープな印象にする効果・若々しく見せる効果
    料金8~45万円程度
    痛み術中は麻酔の効果で痛みはなし
    術後は筋肉痛のような痛みがありますが、冷やしたり処方の痛み止めを内服したりすれば、日常生活に支障のない程度に治まります
    ダウンタイム     期間は約2週間
    腫れ・痛み:ピークは数日
    内出血:1~2週間程度で目立たなくなる
    傷跡:1か月程赤みが残り徐々に目立たなくなります。
    硬縮:約3カ月~6か月あらわれますが自然に消失します

    フェイスラインを引き上げる整形の選び方

    フェイスラインがたるむ主な原因は、皮膚や筋肉の衰えです。ご自身に合った整形の選び方は、カウンセリングや診察でフェイスラインのたるみの原因や適応を専門家に相談しましょう。その際、デメリットやリスクの説明も受け、納得できるものを選んでください。

    症状に適した治療のなかから、「メスを入れたくない」「即効性が欲しい」「ダウンタイムが取れない」「原因から解消したい」「長期的な効果を得たい」など希望や優先順位に合ったものを選ぶことで、満足度が上がります。
    仕上がりは医師の技術により変わります。クリニック選びは、事前にホームページやSNSでご自身と似た症例をみたり、口コミサイトなどをチェックしたりするとよいでしょう。

    フェイスラインを引き上げる整形のメリット・デメリット   

    フェイスラインを引き上げる整形のメリット・デメリットを紹介します。

    フェイスラインを引き上げる整形のメリット

    ・リフトアップ効果が期待できる
    ・小顔効果が期待できる
    ・輪郭が整う効果が期待できる
    ・切る整形は、半永久的な効果が得られる。

    フェイスラインを引き上げる整形の一番のメリットは見た目の変化です。半永久的な効果が得られないものも、繰り返し治療することで効果を維持することができます。切る整形は見えるところに傷ができることもありますが、口の中や比較的目立たない部位です。

    フェイスラインを引き上げる整形のデメリット

    【切らない整形】
    ・持続性に乏しく、効果を維持するために治療を繰り返す必要がある
    ・治療費の総額が高額になる

    【切る整形】
    ・半永久的な効果が得られるが、傷が残りダウンタイムが長い
    ・治療費が比較的高額
    ・元に戻せない
    ・術後の通院が必要
    ・顔の神経を傷つける可能性がある

    フェイスラインを引き上げる整形のデメリットのひとつは金額に関することです。1回あたりは「切らない整形」のほうが費用を抑えられますが、長い目で見ると「切る整形」のほうが割安になることも。ご自身にとっての優先事項を明確にしましょう。

    フェイスラインを整形以外で引き上げる方法

    フェイスラインを引き上げる方法は整形以外にもあります。手軽にできる方法は安全そうに思えますが、効果が一時的なわりに肌に負担がかかってしまうこともあるため、使用には注意が必要です。具体例として、テープ・美顔器・パックを紹介します。

    ・テープ
    こめかみなど顔の目立たない部位に、引き上げるように貼ることで、たるみを目立たなくすることができます。外すと元に戻るデメリット、たるみの進行やテープかぶれ、途中で剥がれるリスクもあります。

    ・美顔器
    「ローラー型美顔器」はコロコロと顔の上を転がすことで、むくみ解消が期待できます。「マスク型美顔器」は顔に装着してフェイスラインの引き締めやたるみ予防を期待したもの。EMS機能がついたものは、表情筋への刺激によるリフトアップ効果が期待できます。
    「ながら美容」できるのがメリットですが、顔に密着するので雑菌が繁殖して肌トラブルを招くリスクがあります。

    ・パック
    パックに含まれる保湿や引き締めを目的とした成分により、スキンケア効果が期待できます。肌を整えることで、たるみ予防につながります。

    イセアクリニックのフェイスラインを引き上げる整形

    イセアクリニックのフェイスラインを引き上げる整形には、「頬骨削り」(骨切り整形)や糸リフト、切開リフト、イセアハイフ、脂肪溶解注射、脂肪吸引などがあります。骨切りは全身麻酔で行うため、呼吸管理が必要です。安全のため、執刀医だけでなく麻酔医が立ち会います。
    ホームページやSNSに症例写真を掲載しておりますので、ぜひ仕上がりをご確認ください。カウンセリングは無料です。適応やリスクなど、お気軽にご相談いただけます。

    フェイスラインの引き上げに関するよくある質問      

    フェイスラインの引き上げに関するよくある質問にお答えします。

    マッサージでフェイスラインを引き上げることはできる?

    マッサージをすると、循環がよくなりフェイスラインのむくみがスッキリする効果が期待できます。ただし、誤った方法で行うと、かえってしわが出来るなど、逆効果になる可能性があります。

    パックにフェイスラインを引き上げる効果はある?

    手術のようなはっきりとした効果を得ることは難しいですが、パックに含まれる保湿や引き締めを目的とした成分により、スキンケア効果が期待できます。肌を整えることで、たるみ予防につながります。

    糸リフトと切開リフトの効果の違いはある?

    糸リフトはたるんだ皮膚を糸で引き上げる治療です。切開リフトはたるんだ皮膚を切除してたるみを解消します。

    まとめ  

    今回は以下の内容について説明させていただきました。

    ・フェイスラインを引き上げる整形の種類と効果
    ・フェイスラインを引き上げる整形の選び方
    ・フェイスラインを引き上げる整形のメリット・デメリット
    ・フェイスラインを整形以外で引き上げる方法
    ・イセアクリニックのフェイスラインを引き上げる整形

    フェイスラインを引き上げる主な整形には、「糸リフト」「ボトックス注射」「脂肪溶解注射」「医療HIFU(ハイフ)」「切開リフト」「顔の脂肪吸引」があります。それぞれ、皮膚の引き上げ、余分な皮膚や脂肪の除去によるたるみ改善、などの効果が期待できます。メリットは、見た目に小顔や若返りの効果が得られること。デメリットは種類にもよりますが、効果の持続性と費用です。

    整形以外にもご自身で出来る引き上げ法はあるものの、使い方次第では逆効果になることもあるので注意が必要です。フェイスラインを引き上げるために、何を優先したいかを明確にし、納得のいく方法を選びましょう。

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    美容外科医 中村 卓巳
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    中村 卓巳
    TAKUMI NAKAMURA
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