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  • 顎下の脂肪吸引とは?失敗しないポイントも紹介

    投稿日:
    2022/11/02
    酒井 新介医師
    著者
    東京イセアクリニック
    日本形成外科学会 認定専門医
    技術指導医
    酒井 新介

    Shere

    顎下の脂肪吸引は、「ダイエットをしても顎下だけ痩せない」「丸顔をシャープにしたい」「二重顎が気になる」とお悩みの人、スッキリ自然な小顔にしたい人におすすめの治療です。

    顎下の脂肪吸引はどのような治療か、「本当に効果があるのか?」「腫れるのか?」「ボコボコしないのか?」といったことも気になることでしょう。治療効果や料金をはじめ、痛み、ダウンタイム、失敗しないためのポイントについても解説します。

    顎下の脂肪吸引とは

    「顎下の脂肪吸引」は顎下にある皮下脂肪を薄めた局所麻酔混合液(テュメッセント)で膨張させ、カニューレという細い管で吸引する治療。脂肪細胞は一度取り除けば余程体重が増加しない限り再生しにくいため、効果は半永久的です。

    顎下裏側の正面から見えないところと両側の耳垂基部(耳たぶの付け根)の隠れるところをカニューレの刺入部とします。局所麻酔後、刺入部を3mmほど小切開。麻酔注入用のカニューレを挿入し、テュメッセントを注入します。
    テュメッセント注入後に、カニューレ挿入部位の皮膚を保護するための小さなプロテクター(シース)を小切開部に装着します。そこから、吸引用カニューレを挿入し脂肪を吸引するので、傷跡が目立ちにくくなります。術後はサポーターで圧迫固定を行います。

    脂肪吸引の方法は主に2種類、従来から行われている「スタンダード脂肪吸引」と近年主流になっている「ベイザー脂肪吸引」があります。「ベイザー脂肪吸引」の場合、超音波のベイザー波によって脂肪細胞を乳化させ吸引します。

    顎下の脂肪吸引の効果

    顎下の脂肪吸引で余分な脂肪、たるみを取り除き引き締まることで、以下のような効果が得られます。
    ・小顔効果
    ・首を長く見せる効果
    ・二重あご解消効果
    ・顎周りをシャープな印象にする効果
    ・若々しく見せる効果

    顎下の脂肪吸引の料金

    顎下の脂肪吸引の料金相場は20~45万円程度です。
    美容医療は自由診療のため、クリニックにより料金体系が異なります。カウンセリング代、針代、麻酔代、アフターケア等にかかる費用がオプションの場合もあるため、比較の際は細かい点まで確認しましょう。また、術式や技術レベルも異なります。症例実績や口コミも参考にして、総合的な判断が必要です。

    顎下の脂肪吸引の痛み

    術中は麻酔が効いているため、痛みを感じることはありません。麻酔が切れてから筋肉痛のような痛みがあります。痛みのピークは数日程度。痛みが強いときは断続的に冷やしたり、痛み止めを内服していただいたりすることで、生活に支障ない程度に落ち着きます。

    顎下の脂肪吸引で使う麻酔

    顎下の脂肪吸引で用いられる麻酔には、笑気麻酔、静脈麻酔、全身麻酔があります。脂肪吸引治療は、脂肪を膨張させるためにテュメッセントを必ず使用します。局所麻酔混合液であるテュメッセント自体に鎮痛作用があるため、通常はテュメッセント注入中の痛みと不安を和らげるための笑気麻酔を併用します。静脈麻酔や全身麻酔はご希望に応じて選択します。

    ・笑気麻酔:テュメッセント注入中に吸入することで、痛みへの不安を和らげる。ふわふわした感覚になる
    ・静脈麻酔:麻酔薬を点滴で注入し、うっすら眠った状態にする方法
    ・全身麻酔:完全に眠った状態にする方法。呼吸管理が必要。帰宅までに時間がかかる

    顎下の脂肪吸引のダウンタイム

    「顎下の脂肪吸引」のダウンタイム症状のあらわれかたには個人差があります。主な症状は腫れ、拘縮、しこり、たるみなど。稀に内出血があらわれる人もいますが、1~2週間で治まります。期間は拘縮が約3~6か月、その他は約1~2週間です。それぞれの症状別に解説します。

    顎下の脂肪吸引後の腫れ

    腫れのピークは3日目。患部の炎症によるもので、腫れが数日~1週間程みられます。このため、術後3日間は24時間、フェイスバンドで圧迫固定をしていただくのが望ましいでしょう。腫れの後に「むくみ」が出ることがありますが、頭を高くして寝ることで軽減されます。フェイスバンドは、当日からマスクと帽子でカバーすることが可能です。

    顎下の脂肪吸引後の拘縮

    脂肪吸引の傷自体は小さな穴程度ですが、皮下脂肪を吸引する際に、皮膚の下の見えないところにまでダメージを受けています。術後2週間、経過した頃から線維化が進むため、一時的に「拘縮」と呼ばれる硬い状態になりますが、傷の回復過程における正常な反応です。3~6か月続きますが、その後は柔らかい状態に戻り完成となります。なお、マッサージをすることで拘縮の緩和が期待されます。

    顎下の脂肪吸引後のしこり

    脂肪層には毛細血管が含まれています。脂肪吸引により毛細血管が損傷されると出血が起きますが、通常、時間とともに吸収され自然に治まります。血液が皮下に溜まり腫れや暗褐色になった場合「血腫」を疑います。
    大量に血腫が貯留した場合は、針を刺して抜く「穿刺吸引」や洗浄、圧迫などの処置が必要となることがあります。血腫は時間の経過とともに「しこり」となりますが、やがて吸収されていきます。

    拘縮が強いと凸凹したしこりのように見えることもありますが、いずれも時間の経過とともに解消します。

    顎下の脂肪吸引後のたるみ

    皮膚の伸縮性には個人差があります。脂肪吸引後に余った皮膚が収縮せず、たるみにつながる可能性はあります。あらかじめ術後のたるみを予測し、場合によっては他の治療と組み合わせることも必要です。なお、ベイザー脂肪吸引には熱によるひきしめ効果があるためたるみが生じにくい治療です。

    顎下の脂肪吸引で失敗しないために

    顎下の脂肪吸引で失敗しないためには、理想を明確にし、実績のあるクリニックを選び、術後はクリニックの指示に従って過ごすことがポイントです。

    顎下の脂肪吸引は残さず脂肪をとりきることが目的であり、きれいに脂肪を残すことが求められる身体の脂肪吸引に比べ凸凹のリスクは少ないです。しかし、ご自身にとって最適な方法か、どこをどう変えたいかかを明確にし、医師と理想の仕上がりイメージを共有することが、失敗を避け満足度を上げることにつながります。

    ホームページやSNSに掲載された症例、口コミなどを参考にして、実績のあるクリニックを選びましょう。また、事前カウンセリングは複数のクリニックで受け、痛み対策やアフターケアについても比較し、納得してから治療に臨んでください。

    術後はクリニックの指示に従い過ごしましょう。炎症による腫れを予防するために、少なくとも2.3日は圧迫固定用フェイスバンドを装着し1週間程度は湯船を避けてシャワーのみに留めてください。また、術後1か月ほど経ったら小顔ローラーなどを使いマッサージする習慣をつけます。

    イセアクリニックの顎下の脂肪吸引

    イセアクリニックでは、「スタンダード脂肪吸引」と「ベイザー脂肪吸引」のメニューを揃えています。顎下の脂肪吸引は引き締め効果が高く術後の腫れも少ない「ベイザー脂肪吸引」がおすすめです。「ベイザー脂肪吸引」は、より難易度が高い「スタンダード脂肪吸引」の経験が豊富な日本形成外科学会認定の形成外科専門医が手術を担当しています。仕上がりは症例をご確認ください。また、安全のため、全身麻酔の際は医師2名体制で取り組み、全身状態を確認するため術前検査も実施しています。

    イセアクリニックの料金体系は、部位ごとに均一の治療代、製剤代、麻酔代などがすべて込みとなっています。追加費用は一切かかりません。カウンセリングも無料で実施しています。治療のメリット・デメリットはもちろん、術後の生活などについてもお気軽にご相談ください。

    顎下の脂肪吸引に関するよくある質問

    顎下の脂肪吸引に関するよくある質問にお答えします。

    顎下のみの顔脂肪吸引は可能?

    答え
    顎下のみの脂肪吸引も可能です。顎下のみの施術は「二重あご」や「顎下のたるみ」に有効です。

    顎下の脂肪吸引後の生活で気をつけることはありますか?

    答え
    洗顔・メイク・洗髪・シャワーは施術当日から可能です。傷口は翌日より濡らし手もよいですが、メイクはしないようご注意ください。また、抜糸まで入浴はお控えください。むくみ軽減のため、24から72時間はフェイスバンドで圧迫固定を続けていただきます。

    まとめ

    今回は以下の内容についてご説明いたしました。

    ・顎下の脂肪吸引とは
    ・顎下の脂肪吸引の痛み
    ・顎下の脂肪吸引のタウンタイム
    ・顎下の脂肪吸引の症例
    ・顎下の脂肪吸引で失敗しないために
    ・イセアクリニックの顎下の脂肪吸引

    顎下の脂肪吸引とは、顎下の余分な皮下脂肪をカニューレで吸引する治療です。小顔効果や二重あごの解消効果が期待できます。料金相場は20~45万円ですが、料金体系はクリニックにより異なり、追加料金等確認が必要です。顎下の脂肪吸引の痛みは、数日をピークに約1週間で落ち着きます。ダウンタイムは腫れ、拘縮、しこり、痛みなどの症状があります。顎下の脂肪吸引で失敗しないためには、理想を明確にし、実績のあるクリニックで治療を受けて、術後の生活にも注意しましょう。

    About the author
    日本形成外科学会 認定専門医 技術指導医 酒井 新介
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