これさえ乗り越えれば!脂肪吸引後のむくみのピークはいつ?

脂肪吸引は施術も大切ですが、術後のケアも非常に大切です。術後のケア次第で最終的なボディラインの仕上がりも変わってくると言われています。思い切って手術したのだから、最高の仕上がりを目指したいですよね。特に注意したいのが術後のむくみケアです。今回は脂肪吸引後のむくみの特徴と、むくみの効果的なケア方法についてご紹介します!

圧迫固定が重要!手術後のむくみの特徴とは?

脂肪吸引後の患部には体内に残った麻酔薬や、手術による炎症や出血をおさえるために、大量に分泌されたリンパ液などの水分が集まってきます。そのため、患部は一時的にむくんだ状態となっています。このむくみをうまく解消するためには、圧迫固定をすることで水分の排出を促し、血液循環を妨げない様にすることが大切です。施術した翌日までは特に急性期と呼ばれており、激しい痛みを感じることもあります。また、内出血の量を増やさないためにも、包帯をきつくまいて圧迫固定します。圧迫固定にはむくみ解消効果だけでなく、痛みを減らし、内出血を押える役割もあるのです。施術直後は安静が大切ですが、数日たったら軽い日常作業程度ならはじめることができます。じっとしているよりも軽く動いたほうが血行もよくなり、術後の回復もはやくなることから、少しずつ体を動かすことが大切ですが、重いものを持ったり、激しい運動をしたりすることは避けて下さいね。この期間は脂肪吸引後専用の下着で引き続き圧迫固定を行います。きちんと面で圧迫しないと凸凹になることもあるので、下着の付け方、圧迫方法は医師の指示に従い、適切に行うようにしましょう。

5_2これさえ乗り越えれば!脂肪吸引後のむくみのピークはいつ?

術後1週間がむくみのピーク

むくみのピークは1週間ほどで、徐々にひいていきますが、この間はアイシングで患部を冷やし、炎症の悪化を防ぐことが大切になります。また、圧迫を続けているとかゆみや色素沈着をおこしてしまうことがあります。これは術後の敏感になった肌がテーピングや下着とこすれることによって炎症を引き起こし、かゆみが発生するためにおこります。かゆみがなびくと水ぶくれになることもあるので、赤くなったりかゆみを感じたら患部をゆるめたり、圧迫している装具を通気性の良いものや、伸縮性のあるものに変えるなどの工夫が必要です。色素沈着を引き起こしている場合はビタミンC誘導体や美白剤でしっかりケアしましょう。日焼けはとくに色素沈着の原因となるので術後のお肌にはUVケアも大切です。圧迫は体の内部で自然治癒を重ねていく段階によって、少しずつ軽いものに変えていきます。最初は包帯、次は圧迫用装具、ストッキングやサポーターというように徐々に変えていきましょう。

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体質によってはむくみが長引いてしまうことも…

通常なら1週間程度でおさまるむくみですが、冷え性の人は長引く傾向にあります。むくみの状態が長く続いてしまうと、その状態で安定してしまい、なかなか細くならないことも。冷え性の人は血行を改善することが大切です。炎症が治まってから、積極的にストレッチなどを行い、冷え性改善につとめましょう。また、喫煙や飲酒は内出血や腫れを悪化される原因となり、炎症の回復を妨げてしまします。その結果ダウンタイムが長くなってしまう恐れもあるので、圧迫固定期間は禁煙・禁酒の徹底が必要です。

セルフケアでむくみ時間を短縮しよう!

脂肪吸引後のむくみは体の部分によって大きく異なっており、圧迫下着などで圧迫する期間も患部によって違ってきます。圧迫下着を使っている間は運動なども制限されてしまいますが、体を動かさないと血行不足やひきつりなどの症状を感じることがあるので、ストレッチやマッサージで無理なく体を動かしましょう。手術後2週間は回復期間として非常に大切な時期なので、水分とタンパク質をしっかりとることが必要です。タンパク質をとるとまた太りそう…と思うかもしれませんが、タンパク質は手術で損傷を受けた部分を治療するための材料として必要であり、たんぱく質が足りないと筋肉が分解されてしまいます。筋肉量が減ると基礎代謝が落ちるため太りやすい体質になるので注意しましょう。

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