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  • 鼻翼縮小の術後の経過を写真付きで解説

    投稿日:
    2023/01/31
    術後 鼻翼縮小
    鈴木 知佳医師
    著者
    東京イセアクリニック
    日本形成外科学会 認定専門医
    鈴木 知佳

    Shere

    鼻翼縮小の術後の経過について、症例写真と共に医師が解説します。術後の症状や術後で一番辛いこと、術後の過ごし方、通院の必要性、人前に出ることができるのはいつからか、などの疑問にお答えします。

    鼻翼縮小とは

    鼻翼縮小は小鼻を小さくする手術です。日本人の鼻は、小鼻が丸く厚みを帯びており、団子鼻になりやすいという特徴があり、小鼻や鼻の穴を小さくしたい、鼻の広がりを治したい、というニーズがあります。
    「鼻翼縮小」では、小鼻の皮膚を切り取り縫合することで、小鼻や鼻の穴を小さくすることができ、半永久的な効果が得られます。鼻の状態に応じて小鼻の外から切る「外側法」、鼻の穴の中から切る「内側法」などの術式があります。

    鼻翼縮小は完成まで3か月

    鼻翼縮小術から5~7日後の再診で抜糸を行います。ダウンタイムは約2週間。いずれの術式でもダウンタイムは痛み・腫れ・内出血などの症状があります。その後、腫れたり落ち着いたりを繰り返して3か月後に完成します。ただし、「外側法」の傷跡は見えるところにできるため、傷跡や赤みが消え目立たなくなるまでには6か月~1年程度かかります。

    鼻翼縮小の術後は何日目から人前に出られる?

    術後は医療用テープで保護を行います。抜糸までの期間はテープを貼ったままお過ごしいただきますが、大きめのマスクや淵の太い眼鏡などで隠していただくことで、見た目を気にせずに翌日から人前に出ることはできます。腫れや内出血があらわれた場合、患部を避ければ当日からメイク可能なため、マスクで隠し切れない箇所もコンシーラーなどでカバーすることができます。抜糸後は固定テープが外れ、腫れも落ち着いてきます。傷跡の赤みは1か月程度で落ち着き、徐々に薄く目立たなくなりますが、それまではメイクでカバーするとよいでしょう。

    ただし、肉体労働や運動など、血流が促される行為によりダウンタイム症状が悪化したり長引いたりすることがありますので、無理をせずお過ごしいただくことをおすすめします。

    鼻翼縮小の術後の症例写真

    鼻翼縮小の術後について、症例写真とともに解説します。

    こちらの症例を詳しく見る

    鼻翼縮小の術後のダウンタイム症状

    鼻翼縮小のダウンタイム症状には、痛み、腫れ、内出血などがあります。症状の現れ方には個人差があります。

    痛み

    術直後は麻酔の効果で痛みを感じにくいものの、麻酔が切れると鈍痛が現れます。痛みのピークは数日程度です。術後に痛み止めを処方しておりますので、痛みを感じたら内服してください。殆どの場合は日常生活に支障のない程度に落ち着きます。

    腫れ

    切開部分に腫れを生じます。テープ固定には、腫れを抑える効果があります。1週間で6~7割の症状が治まりますが、内出血や感染を起こすと長引きます。

    内出血

    内出血が起こることがありますが、殆どの場合、時間の経過とともに自然に落ち着きます。初めは青紫ですが、次第に黄色く変化していきます。症状が強く出た場合でも、1~2週間程度で治まります。

    その他の術後の症状

    術後暫くは傷跡が赤く硬くなりますが、時間の経過とともに白く薄くなり6か月~1年程度で目立たなくなります。切開部分に赤みが出てきた場合は、症状が治まるまでに時間がかかることがあります。  

    鼻翼縮小の術後でいちばん辛いのは?

    鼻翼縮小後のダウンタイム症状は、個人差はあるものの、日常生活への影響は殆どありません。痛みは痛み止めを内服することで抑えられますし、内出血や腫れはおおかたメイクで隠すことができます。5~7日後の再診までは保護テープも付けたままお過ごしいただくためマスクで隠す生活となりますが、それほど辛いことはありません。

    鼻翼縮小の術後の過ごし方

    鼻翼縮小術後の過ごし方や注意すべきことについて、お伝えします。

    当日

    洗顔・シャワー・スキンケア、眼鏡・コンタクトの使用は当日から可能です。患部を濡らさないようご注意ください。メイクも患部を避ければ可能です。患部のメイクは1週間後からとなります。

    翌日

    入浴やマツエクは翌日から可能です。ただし、長時間の入浴はダウンタイムを長引かせることがあるため、避けてください。

    その他、日常生活で注意すべきこと

    鼻翼縮小術の傷が塞がるまでは、患部を濡らしたり強い力を加えたりしないでください。患部に血の塊があれば、消毒綿棒でぬぐい、鼻をほじらないようにしてください。
    1か月程度は、血流が促されると腫れが強くなる可能性があります。長時間の入浴やサウナ、激しい運動、深酒、マッサージ、眼鏡の長時間使用、うつぶせ寝等はお控えください。

    鼻翼縮小の術後は通院が必要?

    術後5~7日を目安に抜糸を行うため、再診にお越しください。ご自身で抜糸しないでください。時間の経過とともに糸と組織が癒着してしまうため、抜糸時期を先延ばしにしないでください。

    失敗しないためには実績のあるクリニックがおすすめ

    鼻翼縮小で失敗しないためには、実績のあるクリニックでの治療がおすすめです。術後の仕上がりは医師の技術力が左右しますので、クリニック選びの際はホームページで医師の技術力・症例実績等を確認し、カウンセリングで疑問を解消しましょう。

    イセアクリニックは形成外科専門医が常駐し、数多くの手術を扱い、教育研究活動を行うなどの条件をクリアし、日本形成外科学会から教育関連施設としての認定を受けている実績のあるクリニックです。また、カウンセリングは医師・カウンセラーともに何度でも無料ですので、十分にご納得いただいてから治療をお受けいただけます。

    こちらの症例を詳しく見る

    鼻翼縮小に関するよくある質問

    鼻翼縮小に関するよくある質問にお答えします。

    鼻翼縮小の術後は鼻にギブスをするのですか?

    答え

    医療用保護テープを貼らせていただきます。5-7日後の抜糸まで貼り付けたままでお願いします。

    鼻翼縮小をすると術後の腫れは目立ちますか?

    答え

    腫れのピークは術後数日です。その後は1~2週間程度で落ち着きますが、完成までは腫れたり引いたり不安定な状態が続きます。

    鼻翼縮小の術後、仕事はいつから復帰できますか?

    答え

    翌日から可能ですが、力仕事はしないで下さい。復帰はいつからでも可能かと思いますが、抜糸までは安静にできる環境が望ましいでしょう。

    まとめ

    今回は以下の内容について説明しました。

    ・鼻翼縮小とは

    ・鼻翼縮小は完成まで3か月

    ・鼻翼縮小の術後は何日目から人前に出られる?

    ・鼻翼縮小の術後の症例写真

    ・鼻翼縮小の術後のダウンタイム症状

    ・鼻翼縮小の術後でいちばん辛いのは?

    ・鼻翼縮小の術後の過ごし方

    ・鼻翼縮小の術後は通院が必要?

    ・失敗しないためには実績のあるクリニックがおすすめ

    鼻翼縮小は小鼻を切り取り小さくする治療です。ダウンタイム症状は痛み、腫れ、内出血が約2週間、完成までは約3カ月です。傷跡は半年から1年ほどで薄く目立たなくなります。術後1週間ほどは腫れが目立つこともありますが、固定テープをマスクとふちの太い眼鏡でうまく隠し、内出血をメイクでカモフラージュすることで、翌日から人前に出ることも可能です。術後は患部を濡らさない、血流を促さないなどの決まり事を守り、5~7日後に抜糸を受けましょう。治療に失敗しないためには、技術力が大事です。実績のあるクリニックで治療を受けましょう。

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