脂肪吸引したらタバコとお酒はいつまでダメなの?

脂肪吸引の術後には気を付けたいことがいくつかあります。タバコと飲酒を控えるのもその1つ。脂肪吸引は身体に付いていた脂肪を身体から取り除く手術ですから、いくら負担が少ないといっても回復するまでの時間は必要です。ですから、脂肪吸引の術後にタバコや飲酒が身体にどのような影響を与えるのかを知っておきましょう。

Woman snapping cigarette on white background

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脂肪吸引の術後はどうなるの?

脂肪吸引を行うと、個人差はありますが、麻酔が切れた後に痛みを感じます。余分な脂肪であっても、脂肪吸引は身体の中にあったものを取り除く手術ですから、身体の組織が空いた隙間を縮めて修復していくためには少し時間が必要なのです。そのため、傷口は数ミリで済んでも術後しばらくは腫れやむくみが出ることを想定して、ゆっくり体を休められるようにしておくのが理想です。
また、どのような手術にも、術後の回復期には絶対にしてはならないことやなるべく避けた方がよいことがいろいろあります。特に脂肪吸引の場合は、手術を受ける目的に『痩せる』だけでなく、『きれいなボディーラインを作る』という美容目的もあるでしょう。余分な脂肪を身体の外に取り除けば痩せますが、きれいなボディーラインを作れるかどうかは術後の過ごし方次第ですから、禁止事項はきちんと守るようにしましょう。

female doctor with stethoscope and stop alcohol symbol

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脂肪吸引の術後にタバコが与える影響は?

脂肪吸引の術後にタバコが禁止されるのは、喫煙が術後の回復に大きな影響を与えるからです。タバコを吸うと、タバコに含まれるニコチンの作用で血管が収縮して血液の循環が悪くなります。取り除かれた脂肪のあった場所にできた空間を埋めるためには、細胞の修復が必要です。正常な細胞を作るためには、十分な酸素と栄養分を血液によって運ばなければなりませんが、タバコはそれを阻害します。
また、タバコが引き起こす血行不良は脂肪吸引の術後に出やすい『むくみ』の原因にもなります。血流不足は冷え性の原因にもなり、美容全般に悪影響を与えるため、タバコを吸っても美容に良いことは何もないのです。血中のニコチン濃度が減るとイライラを感じ、ストレスでタバコに手を出すことになってしまうかもしれないため、脂肪吸引を受けることを決めたら、早めに禁煙をして術後に備えておいた方がよいでしょう。

術後のタバコが怖いのはニコチンだけではない!

脂肪吸引の術後にタバコが禁止されるのは、タバコに含まれるニコチンのせいだけではありません。血中の一酸化炭素濃度が上がることも理由の1つです。術後の組織修復には十分な酸素が必要です。しかし、一酸化炭素はヘモグロビンから大事な酸素を奪ってしまいます。つまり、タバコを吸うと、ただでさえ血管が収縮して血流量が減っているうえに、1つのヘモグロビンが運べる酸素の量も減ってしまうということです。必要な酸素を得られなかった細胞は正常な形に作られませんから、タバコは修復が遅らせるだけでなく、美しいボディーライン作りを阻害する原因にもなるのです。

脂肪吸引の術後に飲酒が与える影響は?

脂肪吸引の術後に控えた方がよいのはタバコだけではありません。飲酒も控えた方がよいでしょう。飲酒はタバコとは逆に血流をよくします。血流がよくなるならタバコよりは良いと考えるかもしれませんが、血流がよくなりすぎても修復中の細胞にはよくない影響が出るのです。術後はむくみだけでなく内出血なども見られます。内出血は正しく対処すれば1週間程度できれいに治りますが、術後すぐに飲酒して急激に血流を増やしてしまうと、治りかけていた内出血が悪化することになります。飲酒して血流がよくなっても、アルコール濃度の高い血液が多く流れるだけで、細胞修復に必要な酸素や栄養素は不足した状態です。ですから、脂肪吸引の術後は、1~2週間程度はタバコと共に飲酒も控えるようにしましょう。


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