今回は、紫ニキビについてご説明していきます。
放置したニキビが赤紫色になり、押すと鈍い痛みを感じた方はいらっしゃいませんか?実は、紫ニキビというニキビの種類であり、極限までニキビが炎症している状態です。この記事では、紫ニキビについてと効果的な治療について詳しく説明していきます。是非参考にしてください。
1 紫ニキビに効果的な治療方法
紫ニキビに効果的な治療方法はコメド圧出、ジェネシス、アグネスの3つの治療方法があります。
1-1 コメド圧出
コメド圧出とは、毛穴の中に溜まっている皮脂や膿を取り除く治療方法です。
紫ニキビでは、毛穴の中に血液や膿が混ざっている状態で、それらを特殊な器具を使用し取り除きます。毛穴を清潔にし、血液や膿を取り除くことで治癒を早めます。
【痛み】器具を皮膚に押し当て圧出する為、ぐっと押される痛みを感じる可能性があります。
【相場】1回 ¥2,000~¥3,000
1-2 ジェネシス
ジェネシスとは、ニキビの原因菌を、殺菌・鎮静する効果があるレーザー治療です。紫ニキビは、症状が重症化している為ニキビ跡が残りやすい状態です。ジェネシスは、ニキビ跡治療にも有効的です。
【痛み】熱いシャワーを浴びている感覚で、基本的に痛みはありませんが、男性だと髭、女性だとうぶ毛に反応した場合、強い静電気のような瞬間的な熱さや痛みを感じます。当院では、治療を行う前に電動カミソリでうぶ毛を剃ります。
※男性で濃い髭が生えている場合、強い痛みが伴うため、その部位は避けて照射します。
【相場】1回 顔全体 ¥30,000~¥50,000
1-3 アグネス
アグネスとは、高周波の熱でニキビの原因である皮脂線を破壊する治療方法です。一度皮脂線を破壊すると、同じ箇所からニキビを繰り返さなくなります。
【痛み】アグネスの針をニキビに刺す際に少し痛みを感じます。さらに、皮脂腺に高周波のエネルギーを出力する際、ピリッと強い電気が走る痛みを感じます。
【相場】1回 顔全体 ¥50,000~¥120,000
紫ニキビの症状が下記の写真のように重症の場合、当院の定額制ニキビ・ニキビ跡徹底治療プランをお勧めします。
重症とは、写真のように多種類のニキビが混在し、広範囲にニキビが広がっている状態を指します。この写真の症状の場合、炎症・化膿しているニキビやニキビ跡、紫ニキビが混在している為、組み合わせ治療を行なわないと改善する事が難しい状態です。
当院のプランは、上記の3つを含めた15種類の施術と13種類の処方薬から、最適な組み合わせ治療を6ヶ月 ¥349,800(税抜)定額で受けて頂ける為、安い価格で専門治療が可能です。
当院のニキビ・ニキビ跡徹底治療プランについて詳しくはこちら>
2 紫ニキビを治すには治療を受ける事が大切
紫ニキビが出来てしまったら、早急に治療を受けましょう。
紫ニキビは、ニキビの種類の中でも症状が進行しており、ニキビ跡が残りやすい重症化したニキビです。
2-1 紫ニキビとは
紫ニキビとは、ニキビの最終段階の状態です。
ニキビは、皮脂が毛穴に詰まりそれらを餌とするアクネ菌が増殖し、炎症が起きて作られます。炎症を放っておくと、化膿しクリーム色の膿が溜まってしまいます。さらに、炎症が進み血管を傷つけ、膿と血液が混じり赤紫色の紫ニキビとなるのです。
紫ニキビは最も重症化したニキビです。
2-2 治療を受ける理由
紫ニキビが出来てしまったら、早急に治療を受けましょう。
紫ニキビを放っておくと、ニキビ跡になる可能性が高く、凹みや色素沈着で肌に赤みやシミが残ってしまいます。また、紫ニキビが気になりストレスに感じてしまうと、新しいニキビが出来る原因にもなってしまいます。そうなってしまうと、ニキビが治りにくい肌になってしまう可能性があります。また、症状が広範囲に広がってしまうと改善するのに時間がかかってしまうので、早急に治療を受けましょう。
2-3 当院の紫ニキビに対応したニキビ治療プラン
当院のニキビ治療プランは、一般的にあまりない重症ニキビ専門です。
紫ニキビはもちろん、化膿したニキビやニキビ跡が広範囲にある方は、是非当院のプランを検討してみてください。
定額制のニキビ・ニキビ跡治療プラン(6ヶ月コース)¥349,800(税抜)
当院では、紫ニキビにも対応した定額制のニキビ・ニキビ跡治療プランがあります。紫ニキビに効果的な3つの治療法に加え15種類の様々な効果がある治療方法を組み合わせて、半年間集中的に治療し、ニキビを改善していきます。また、紫ニキビの治療を行い、ニキビ跡になってしまっても、ニキビ跡治療も一緒に受ける事ができます。
3 まとめ
今回は紫ニキビについて説明しました。
・紫ニキビには、コメド圧出、ジェネシス、アグネスといった治療方法が効果的。
・紫ニキビは、膿と血液が混ざって重症化したニキビ。
・紫ニキビは、早急に治療をうけるべき。
・治療を行わないと新しいニキビが出来ることやニキビ跡になってしまう可能性が高く、ニキビが治りづらい肌になってしまう。
紫ニキビが出来たら早急に治療を受けましょう。重症ニキビの方は、是非当院の専門治療をご検討ください。
この記事の監修
皮膚外科医
大山 希里子
経歴
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平成25年
藤田医科大学 卒
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平成27年
東京都立墨東病院皮膚科
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令和1年
東京イセアクリニック 入職
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令和2年
セルリアンタワーイセアクリニック院長就任
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令和3年
東京イセアクリニック 美容皮膚科診療部長就任