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  •  アートメイクは妊娠中もできる?ダメな理由や胎児へのリスクも紹介

    投稿日:
    2023/09/28
    アートメイク デメリット
    アートメイクアーティスト 今井 雪乃
    著者
    東京イセアクリニック
    ARTMAKE ARTIST
    今井 雪乃

    Shere

    アートメイクは妊娠中にできるのでしょうか?

    妊娠や出産をしてから「アートメイクをしておけば良かった」と考える人もいるでしょう。
    しかし、一般に「妊娠中のアートメイクはできない」と言われています。
    なぜダメなのか、いつなら可能なのでしょうか。

    妊娠中の施術がダメな理由 、出産・授乳後の施術開始可能な時期を解説し、 妊娠前におすすめの施術部位を紹介します。

     アートメイクが妊娠中にダメな理由は、施術や仕上がりへの影響だけでなく、妊婦や胎児への健康上の影響が懸念されるためです。それぞれの理由を解説します。

     痛みを感じやすい

     妊娠中は肌状態が不安定になるため、痛みを感じやすくなります。

    妊娠中は女性ホルモンのひとつである「プロゲステロン」の分泌が増加することで、皮脂分泌が増えたり角質が溜まったり、肌荒れが起こりやすくなります。

    また、つわりで思うような食事ができないと、栄養バランスが乱れてしまいます。特に、肌をつくるタンパク質、コラーゲンの生成を助けたり粘膜を正常に保つのに欠かせないビタミン類が不足したりすると、肌状態が敏感になりやすいです。

     定着が悪くなる

     妊娠中はアートメイクに使われる色素の定着が悪くなります。

    妊娠中に増加するプロゲステロンは、妊娠継続に必要な女性ホルモンです。基礎体温を上昇させたり皮脂分泌を促したりする作用があります。体温が上がると基礎代謝が活発になり、ターンオーバーが促進され、アートメイクの色も薄くな理やすいです。また、皮脂が多い肌は色素の定着が悪い傾向がみられます。

     気分が悪くなりやすい

     妊娠中のアートメイクは、仰向けの姿勢を長くとることで気分が悪くなりやすいことが懸念されます。

    妊娠初期はつわりで、気分不快が起こりやすいです。

    アートメイクの施術は約1~2時間程度必要で、基本的にすべて仰向けです。妊娠中期や後期はお腹が大きくなってきます。アートメイク施術時に仰向けの姿勢を取り続けることにより、大きくなった子宮が下大静脈という大きな血管を圧迫する「仰臥位低血圧症候群」のリスクがあります。

     感染症のリスクが高い

     妊娠中のアートメイクは、通常よりも感染症のリスクが高まります。

    通常、私たちの体には異物を攻撃して体内への侵入を防ぐ「免疫機能」が備わっています。妊娠中の体は胎児を

    異物とみなさないように、免疫機能を低下させます。この機能により、他の異物からの侵入を防ぎにくくなってしまい、感染リスクが高まるという結果に。

    さらに、妊娠中は胎児への影響を考慮して、使用できる薬に制限があります。感染を起こしても薬が使えないケースや、そのために仕上がりに影響してしまうこともあります。

    麻酔の安全性が確保されてない

    アートメイクに使用する麻酔には、母体や胎児への安全性が確保されていません。

    アートメイクは皮膚に針やマシンで傷をつけ、色素を注入する際に痛みを伴います。そのため、基本的には麻酔を使用します。しかし、体内に吸収された麻酔が胎児にどれほどの影響を及ぼすかは、解明されていません。

    アートメイクの出産後の開始時期

    出産後のアートメイクの開始時期は、卒乳・断乳した直後から可能、母乳育児をしない場合は産後3~6か月してから可能です。

    断乳中、施術後48時間はミルクもしくは搾乳で代用を行う、

    産後や授乳中はホルモンバランスが乱れた状態で、3~6か月程すると、正常に戻ってきます。

    アートメイクは授乳中にできない

    アートメイクは授乳中はできません。

    授乳中は、母親が摂取したものが母乳を介して子供に移行する可能性があり、施術時の麻酔や感染時に使用する抗生剤による胎児への安全性が確保されていないことが理由に挙げられます。

    アートメイクを妊娠前にするメリット

    原則として、アートメイクは妊娠中や授乳中はできません。

    出産後は育児優先でメイクをする時間も惜しい状態ですが、妊娠前にアートメイクをしておけば、すっぴんでもメイクしているような状態でいることができます。

    入院中にすっぴんで人に会う機会や、すっぴんの写真を撮る機会があっても、「メイクしておきたかった」という思いをしないで済みます。

    妊娠前のアートメイクでおすすめの部位

    妊娠前のアートメイクでおすすめの部位は、眉毛・リップ・アイラインなど。それぞれの特徴を紹介します。

    眉毛

    眉毛のアートメイクとは、眉の皮膚の浅い層に専用の色素を注入し、毛流れを描いて自然な眉のようにみせたり、パウダー状にメイクをしたようにみせたりする施術のことです。

    産後は子どもと一緒に写真を撮る機会があると思います。しかし、産後入院中はメイクをできる状態ではなく、退院後も育児や仕事に追われて眉をかく暇もないということも想定されます。後からすっぴんのまま撮影した写真を見て眉がないことに愕然とするくらいならば、事前にアートメイクを済ませておけば安心です。

    リップ

    リップ(唇)アートメイクとは、アートメイク用に上下の唇の0.2㎜程度の深さに色素を注入する施術です。

    唇のくすみ・血色・形などが気になっている人、食事中にリップがとれてしまうのが心配な方は、アートメイクにより唇の色が常にきれいな状態を保ちやすくなります。

    アイライン

    アイラインのアートメイクとは、まつ毛の隙間に色素を注入していく施術です。

    産後のメイクの時短になりますし、すっぴんでも目元が華やかに見えるのでおすすめの施術です。

    アートメイクはイセアクリニック

    イセアクリニックのアートメイクは、母体と胎児の安全を考慮して妊娠中や授乳中の施術は行っていません。妊活を考えている人は、スケジュールを考慮して施術を受けましょう。

    施術可能部位は、眉毛・リップ・ヘアライン・アイライン・ほくろです。原則として完成までは2回以上の施術と定期的なリタッチを推奨しています。

    アートメイクと妊娠中に関するよくある質問

    妊娠中の眉毛アートメイクはOK?

    答え

    妊娠中に眉毛アートメイクの施術を受けることはできません。母体と胎児への安全性が確保されていない、定着しにくく痛みを感じやすいなどさまざまなデメリットがある、などの理由が挙げられます。

    アートメイクは不妊治療中にできる?

    答え

    妊娠していなければ治療中でもアートメイクをすることができます。ただし、2回目の施術やリタッチ時に妊娠していると施術を受けられなくなるので計画的にスケジュールを立てることをおすすめします。

    出産後にアートメイクはできますか?

    答え

    出産後のアートメイクが可能になる時期は、授乳しない場合は産後約3~6か月経ってからです。直後から授乳する場合は卒乳・断乳後から約3~6か月経ってからです。

    まとめ

    今回は以下の内容について説明させていただきました。

    • アートメイクが妊娠中にダメな理由
    • アートメイクの出産後の開始時期
    • アートメイクは妊娠前がおすすめ
    • アートメイクはイセアクリニック

    アートメイクは母体や胎児への安全性が確保されていないため、妊娠中・授乳中は受けることができません。

    アートメイクは平均2回の施術が必要です。アートメイクのタイミングは、妊娠を考えている場合は妊活前に完成するように、授乳中の人は卒乳後・断乳もする場合は施術後48時間はミルク・搾乳で代用するようにしましょう。

    出産後は子育てに忙しく、ゆっくりメイクをしている時間が取れない可能性もあります。アートメイクを考えているならば、妊娠前がおすすめです。

    施術時期・デザインなどでお悩みの方は、お気軽にお問い合わせください。

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    アートメイクアーティスト 今井 雪乃
    アートメイクアーティスト
    今井 雪乃
    IMAI YUKINO
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