リスク管理が重要!脂肪吸引のリスク・危険性とは?

誰もが気軽に受けられるようになった痩身治療ですが、麻酔を使った医療行為である以上リスクが全く無いわけではありません。そこで今回は脂肪吸引におけるリスク・危険性についてご紹介したいと思います。

全身麻酔による医療事故が増加、その背景とは?

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現在美容治療において最も多い医療事故が全身麻酔のミスであることがわかっています。美容外科手術を行う際、1人の美容外科医が手術しながら全身麻酔まで行うことにより、全身管理がおろそかになり医療事故の原因となりました。本来麻酔は麻酔医によって行われるものですが、美容外科の分野では低料金化と便利化が進んだため麻酔医不在での手術が行われることが多くなっているのが現状です。
美容手術を受けるのは本来健康な人が対象ですが、自分では気が付かない持病を持っていたり、アレルギー反応が起こったりすることもないとは言い切れません。全身麻酔をするのが生まれて初めてという人も多いため、不測の事態が起こることは考えられることです。
そのため、全身麻酔での施術を希望する場合には必ず麻酔医と執刀医の2名体制で、なおかつ経験豊富な医師の施術であることが求められます。

施術後のダウンタイムとは?

美容整形用語でダウンタイムとは施術してから回復するまでの期間を指しています。
施術後のむくみ、腫れ、傷痕、痛みなどが回復するまでの期間をダウンタイムと呼んでいるので施術前にはどの程度のダウンタイムがあるか事前に確認しておくことも重要です。施術方法によってはダウンタイムが全く無いものもあるので、より安全性を重視する人はダウンタイムのない施術を選択するのもお勧めです。

感染症の危険性とは?

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注射やメスを入れる手術では感染症が100%ないとは言い切れません。この感染症はメスや注射器に付着している細菌が体内に入るのではなく、元々肌の表面に付着している細菌やウイルスが針などで押し込まれることによって起こるものです。全ての注射や手術の前にはしっかり入浴をし、手術箇所を清潔に保つように指示があるのはこの感染症対策と言えます。勿論当日消毒をしっかりして行いますが、感染症防止のために自分でも清潔に保つことが必要です。

内臓損傷や大量出血のリスクとは?

手術中に適切な止血が行われなかった場合、出血量の多い施術を選んだ場合は貧血やショック症状などが起こる場合があります。特に生理中と重なる場合、日頃から貧血気味の人には注意が必要です。術前検査を徹底してリスク回避するとともに、その日のうちに気分が悪いなどの症状があった場合はすぐに医師に報告をしましょう。手術は体調が万全の時にのみ行うようにしましょう。
また、脂肪吸引の際にカニューレの操作を誤るなど医師の技術不足によって内臓を損傷してしまったケースが確認されています。最悪のケースを防ぐためにも確かな腕を持つ熟練の医師による施術が何よりも大切です。

脂肪吸引におけるリスクのほとんどが医師の技術の未熟さ、管理体制の甘さから来ていると言っても過言ではありません。安さや便利さを追求するあまり、一番大切な安全性を軽視してしまっては本末転倒です。患者さんの体を第一に考えてリスク管理を徹底することが医療事故の防止に繋がります。また、効果だけを重視するのではなく、患者さんの悩みに真摯に向き合い一人一人に最適な術式を提案する提案力も必要です。ダウンタイムや感染症の危険性が全く無い安全な術式や気軽に始められるイオキュービック、更にはメディカルダイエットによる医薬品によるダイエット方法まで幅広い方法でトータルサポートすることで、理想の体作りを応援します。

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