興味はあるけどやっぱり怖い?脂肪吸引のリスクとは

最近ダイエットしても思うように痩せない、どんどん太っている気がするそんな時に頭をよぎるのが美容整形ですよね。特に脂肪吸引は直接体から脂肪を取るから効果的・・・とはいうけどやっぱり器具を体の中に入れるなんて怖い。体が悪いわけでもないのに手術するのはちょっと・・・と思う方も多いのではないでしょうか?そこで今回は誰もが気になる脂肪吸引のリスクについてご紹介します!

脂肪吸引の主なリスクとは?

そもそも人間の脂肪細胞の数は思春期以降に増えることはありません。しかし、摂取カロリーが消費カロリーを上回ったとき、1つ1つの脂肪細胞が大きくなってしまいます。これにより脂肪細胞全体の容量が増えることを肥満と呼んでいます。通常のダイエットではこの大きくなった脂肪細胞を再び小さくすることを目指しますが、脂肪吸引の場合は脂肪細胞自体を吸引によって物理的に減らすことが可能です。そのため「リバウンドしにくい」「太りにくい」体になるわけです。脂肪層は細い血管や神経が通る皮下脂肪と血管や神経がないLFD層に分かれており、このLDFは他人が飢餓状態になるまで燃焼されない脂肪です。脂肪吸引ではおもにこのLFDと皮下脂肪の一部を取り除いています。肥満を解消する手段として非常に効果的である一方、皮膚に穴をあけ、吸引器具を挿入する必要のあることから、内出血跡や傷跡などの痛みを生じるリスクがあります。

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脂肪吸引後の痛みや内出血はどの程度続くのか

脂肪吸引後の傷跡の痛みは、通常術後3日間が最も出やすいとされています。筋肉痛のような体の内部の痛み、傷跡の痛みに加えて内出血が起こることもあります。通常1週間ぐらいで痛みは治まり、3週間後ぐらいに徐々に内出血や腫れも収まります。傷跡はしばらく赤みが残ったりピンク色に見えますが、非常に小さなもので人間の自然なしわの中に隠れるように配慮して手術を行うため、白っぽくなったあとはほとんど目立たなくなります。傷跡を早く治すためには日焼けに気を付け、強くこすったりしないように注意しましょう。施術後の腫れやむくみが気になるときは圧迫しておくと効果的です。内出血は重力の関係で下に落ちることもあり、お腹の施術をしたのに太ももに大きな内出血が現れて驚くこともあります。その場合も徐々に薄くなるので安心してくださいね。痛みがあるときは痛み止めの服用も効果的です。

糖尿病の人は要注意?内出血のリスクが高い人とは

脂肪吸引後の出血量や痛みの程度は施術内容や個人差によって大きく違っています。しかし、遺伝などであざが出来やすい人、糖尿病・高血圧・高脂血症などの病気で血流が悪化している人、病気により血液をサラサラにする薬を服用している人、過労やストレスなどで胃腸の機能が悪化している人は特に注意が必要です。施術中の大量出血に繋がるリスクもあるので必ず手術の前に医師に確認をとってください。特に糖尿病の方は血液が凝固しにくいため内出血が消えるまでに時間がかなりかかる危険性があります。また、喫煙習慣がある人、アルコールの摂取も同様のリスクがあるので医師の指示に従って施術前には控えるようにしましょう。

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脂肪吸引後の効果的なケア方法とは

脂肪吸引後は肌がつっぱったように感じたり、凸凹になってしまったりすることがあります。これは傷跡を治そうとして体のコラーゲンが増加することによって起きるごく自然な現象です。通常術後3日間は痛みもきついためゆっくり休養にあて、術後1週間を過ぎたあたりから徐々にストレッチやマッサージを取り入れることをお勧めします。凸凹した部分を少しきつめに圧迫して、つっぱっている感じの場所をストレッチで伸ばすようにすると体の回復も早く、血流が改善するために効果も実感しやすくなります。折角脂肪細胞を減らしたのだから、術後の体調管理や体型維持もしっかりと行いたいですね!

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