脂肪吸引後の皮膚のたるみ!どうしたらいい?

脂肪吸引の施術で一気に痩せてしまうと、余った皮膚がたるんでしまうのではないかと心配になる人もいるかもしれませんね。脂肪吸引の副作用である皮膚のたるみとはどんな症状で、どのくらいの期間続くのでしょうか。また、どうすればたるみを早く治して、理想の体型に近づくことができるのでしょうか。

脂肪吸引の施術で皮膚がたるんでしまうのはどうしてなの?

脂肪吸引の施術を行って理想のボディを手に入れるまでには、意外と時間がかかるものです。施術で脂肪を取り除けば、それで完成というわけにはいきません。施術直後の急性期を経て、徐々に身体が回復し、美しいボディへと整っていきます。たとえば、術後の数週間は腫れや痛み、内出血などの副作用が現れる人もいます。また、中には、術後に皮膚のたるみを感じるようになる人もいます。特に太もも、お尻、下腹部や二の腕などは皮膚がたるみやすい部位と言われています。では、このたるみはなぜ生じてしまうのでしょうか。妊娠していたお母さんが赤ちゃんを出産すると腹部の体積は一気に減りますね。そうすると、お腹周りの皮膚は大量に余ることになります。時間はかかりますが、徐々にその皮膚は縮んでいき、それほど余りが気にならなくなっていきます。脂肪吸引の施術をした場合も、今まで脂肪があった部分の体積が減っているわけですから、皮膚の余りが生じ、その部分がたるんでしまうのは当然ですよね。でも、実は脂肪吸引の場合は、スッキリと痩身効果が現れるのに数ヶ月間かかるため、皮膚もじっくりと縮んでいくことができますから、たるみが生じる可能性は出産の時ほど高くはありません。加齢や吸引量、施術の際に本来残すべきである脂肪まで吸引してしまうという失敗が原因で、たるみが生じるというケースもあるようです。

people, health, body care and beauty concept - close up of woman in underwear touching buttock over blue background

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たるみが出るのは術後どのくらい経ってから?

たるみが生じるのは普通、脂肪吸引の術後約1ヶ月から3ヶ月後くらいと言われています。術後は様々に皮膚の状態が変化し、だんだんと美しいボディラインへと整っていきます。では、その経過を追ってみましょう。まず、術後1週間ころまでの急性期には、吸引部分に腫れが生じるため、施術前と比べて太ったかのように感じられます。その後徐々に腫れが引いていき、1ヶ月後くらいにはある程度痩身効果を実感できるようになります。その際に皮膚のたるみがきになると感じることがあります。3ヶ月から6ヶ月ほど経つと、皮膚が縮んでいってたるみが消えていくのとともに、ボディラインもさらに引き締まっていきます。

Slim woman measuring waist with tape measure at home in the living-room

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たるみ治療には何ができる?

気になる皮膚のたるみを早く改善するためには、しっかりと保湿をしてたるみが出ている部分の皮膚の状態を整え、皮膚細胞のターンオーバーがスムーズにできるようにしてあげるとよいでしょう。また、圧迫用の専用下着をきちんと着用して、皮膚を引き締めるのを助けることができます。さらに、運動をして良い状態になったら、ストレッチなど筋肉を鍛える運動を行って、身体をひきしめながらリフトアップするのも効果的ですね。こうしたセルフケアに加えて、プロの手を借りてたるみ治療を行う方法もあります。例えば、皮膚を引き締めるサーミタイト治療というものがアメリカで人気をよんでいます。これは、高周波の熱によってたるみを収縮させる治療法です。また、お尻のたるみを修正するためには、お尻の上部に脂肪を注入し、下部を引き締めて、美しいハート型のヒップをメークするという方法もあります。たるみは普通自然に解消するものですが、早く治したいという方はこうしたセルフケアや、クリニックでのケアを利用してみるのも良さそうですね。

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