理想のラインをつくっちゃおう!太ももの脂肪吸引後に圧迫が必要な理由とは?

脂肪吸引をしたいけれど吸引後のケアやダウンタイムが怖い、という人は多いですよね。せっかく施術を受けても皮膚が凸凹になったり、あまり効果が期待できなかったりしたらどうしようと悩んでいる人もいるのでは。実はそれ、術後のケアが原因かもしれません。そこで今回は脂肪吸引後のお手入れで理想のラインを手に入れる、太ももの術後ケア方法をご紹介します!

吸引後のラインを整えるために圧迫は必須!

脂肪吸引後の体は、吸引した脂肪の部分に穴が開いている状態です。この穴に、傷をふさごうとして、リンパ液がどんどん集まってきます。このリンパ液は体の炎症を押え、傷を修復してくれる役割をもっていますが、血液循環が阻害されるために、ダウンタイムが長くなるというデメリットもあります。また、動くことによって肌内部で穴の開いた部分がぶつかり合い痛みの原因となったり、内出血をひきおこしたりします。こういった症状をしっかりと防ぐためにも圧迫固定が欠かせません。また、太ももの内側や腹部は特に圧迫の方法によって最終的な体のラインに大きく影響します。術後しばらくは足の付け根の内側や膝周りに腫れが強くでることが多く、形がいびつにみえることも。手術後1か月は圧迫を続けることが必要です。

White paper desk spiral calendar 2017 on white background.

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圧迫しないとダウンタイムが長引くことも…

脂肪吸引後は内出血のため青あざが多く現れます。術後2日目には青あざができ、1週間程度で黄色く変わっていきます。ですが、黄色の状態になるとあざの範囲は徐々に広がっていきます。時には足全体が黄色くなるほどに広がることがありますが、これは内出血が治っている過程で起こることなので問題ありません。あざは通常3週間後には綺麗に無くなります。このあざを早く治すために一番効果的なのが患部の圧迫です。1か月程度圧迫を続けることによって、あざやむくみを押える効果が期待できるので必ず医師の指示に従って圧迫を行うようにしてくださいね。

6_3理想のラインをつくっちゃおう!太ももの脂肪吸引後に圧迫が必要な理由とは?

正しく圧迫しないと凸凹の仕上がりに?

脂肪吸引後太ももに凸凹が出来る確率は全体の1パーセント程度だと言われています。その原因としては医師の技術不足で脂肪層を均一に吸引できていなかった場合や脂肪をとりすぎてしまい凸凹になるもののほかに、脂肪吸引後の圧迫をきちんとしなかったことで凸凹が出来るというケースがあります。脂肪吸引後の1か月は手術によって薄くなった脂肪層をそのままの薄さで完成させるための大切な期間です。圧迫がきちんと行われないと薄くなった脂肪層に繊維組織が入り込んでしまい、本来の細さが得られないだけでなく、凸凹とした状態で仕上がってしまう危険性があります。また、圧迫は必ず面で行う可能性があり、線で圧迫してしまうと凸凹してしまう恐れがあります。専用の圧迫用下着の着用で医師の指示に従ってしっかり圧迫することが大切です。

敏感肌は要注意!圧迫によるデメリットとは?

圧迫力が強すぎると血行が悪くなってしまい治りが遅くなることもあります。適切な強さでの圧迫が必要です。また、通気性が悪い素材や、付属のテープなどで肌が擦れて赤くなったり、痒みがでたりすることも。ひどくなると色素沈着を起こしてしまうこともあるので注意が必要です。かゆみや赤みなどが出た場合はすぐに医師に相談しましょう。勝手に緩めて着用してしまうと十分な圧迫効果が得られないことがあるので自己判断は危険です。通常固定圧迫は24時間1か月ほど行うことをおぼえておいてくださいねもし色素沈着が起こってしまった場合はビタミン剤や美白剤を使ってケアします。1か月たったあとは固くなっている部分をしっかりもみほぐすことでツッパリ感を解消することができます。
まずはしっかり圧迫を続け、マッサージを行うのは圧迫終了後にしてくださいね。

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