脂肪吸引したまぶたの腫れはどのくらいで治る?

目元は人に与える印象の大きい部分です。本人の意思に関係なく目つきが悪いと言われてしまうととても悲しいですよね。また、日本人はまぶたの脂肪が厚い傾向にあり、くっきりとした二重まぶたの線はつきにくいと言われています。一重まぶたで厚みのある場合は腫れぼったく見えてしまい、目も小さく見えてしまうので気にする方がとても多い箇所です。しかし、そんなまぶたの悩みを解消する方法はちゃんとあります。今回は脂肪吸引にスポットを当てて、印象のよい二重まぶたを作る方法を解説していきます。

傷跡はほぼ残らないが、内出血や腫れはアリ

まぶたに行う脂肪吸引はクリニックによって異なりますが、現在の主流は「マイクロカット」或いは「マイクロリサプション法」と呼ばれる方法です。これはまぶたに3ミリほどのとても小さい穴を開けて脂肪を吸引する方法で、ダウンタイム(腫れなどの後遺症を伴う患部が完全に治るまでの期間)を軽くすると同時に傷跡を目立たなくする効果があります。くっきりとしたまぶたを作ることが目的ですが、極細のワイヤーを使うことで二重まぶたの形成も可能です。そうすることで目の面積を広くすることが可能で、より印象をよくすることができます。そして術後の症状ですが、個人差はありますが腫れや赤み、内出血が出る程度の小さなものです。ある程度術後の経過を見る期間を設けておけば、比較的容易に手を出せる手術と言えます。しかし場所が場所だけに、施術を任せるクリニックは慎重に選んだ方がいいでしょう。費用やクリニックの評判などはネットで調べることができます。もしも目に何かあってからでは遅いのです。

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約1週間は我慢です

まぶたの腫れは1週間ほど続くのが一般的と見るのがいいでしょう。これもやはり個人差があり早い人は2日程度で収まりますが、長い人は2ヶ月も悩まされる場合があります。症状が収まらない人の多くはまぶたの分厚く脂肪が多かった方であり、手術自体の所要時間が長く、施術前と後での差が大きい方です。まぶたにかかる負担も当然大きくなるため、ダウンタウンも長引いてしまうわけです。しかし、取り除いた脂肪が多いということでもあるので、こういった方ほど手術の効果は如実に現れる傾向です。施術の方法ですが、先述の「マイクロカット」の他にも埋没法と脂肪吸引を同時に行う場合があります。こちらは従来の一般的なものでしたが、埋没法を行う場合はそれだけで二重が完成するので脂肪吸引が必要ない場合もあり、施術前にしっかりと確認する必要があるでしょう。逆に、脂肪吸引だけを行ってもほとんど効果がない場合もあるのでそちらも要確認です。

Young woman with sinus pressure pain on white background

Young woman with sinus pressure pain on white background

場所が場所だけに、なかなか難しい

腹部などの脂肪吸引の場合はマッサージや固定による術後ケアが一般的ですが、まぶたにはそういったことは難しいのが現状です。痛みがある場合は痛み止めで軽減できますが、回復を早めるためにできるアフターケアは限られています。気をつけるべきは患部を安静にし、寝るときは頭を高くして寝ることです。傷の状態が落ち着くのは術後2日程度からですが、傷の完治までには3ヶ月ほどかかると見積もった方がいいでしょう。しかし2日目で抜糸を行うので、そこからはアイメイクはもちろんお風呂やコンタクトレンズなどといった大体のことが可能です。日常生活に支障がなくなるのも2日目以降であり、ここからは傷の経過をみるだけとなります。しかし、目に過度の負担がかかる行為はなるべく避けるのが無難でしょう。傷口の赤みは1ヶ月ほど続きますが、それも次第に目立たなくなります。脂肪吸引に限ったことではありませんが基本は安静にし、規則正しい生活と無理のない適度な運動やマッサージなどが早い回復の助けになります。

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