驚愕のリバウンド率!その原因と正しいダイエットの方法とは!?

世の中には、ダイエット情報があふれています。次々と新しい方法が喧伝されていることからも、その需要の高さがうかがえます。しかし、実際問題、どのくらいの女性がダイエットを行った経験があるのでしょうか?そして、気になるのが、ダイエットにつきもののリバウンドの確率です。この2点を調べるために、100人の女性を対象にアンケートを行いました。

【質問】
今までダイエットをしたことがありますか?
q006_graph

【回答数】
はい:87
いいえ:13

体重増加のきっかけとなりやすい加齢と生活環境の変化

まず、ダイエットをしたことがありますかという質問に対しては、87人の方が「はい」と答えています。これを見る限り、大半の女性がダイエットの経験があるということになります。一体、どのようなことがきっかけで、ダイエットを始めたのでしょうか?

・特に中学生や高校生などに時期は、大々的に身体測定などがあるから他の子と比較して気になるから。(30代/女性/専業主婦)

・短大生時代、一人暮らしで夜中でも食べるような不規則な食生活をしていた結果、高校生時代より5キロ以上太ってしまいました。就職した時に、会社の女性社員がみんなスリムだったので焦ってダイエットを始めました。(40代/女性/専業主婦)

・結婚してからどんどん太ってしまったのでダイエットしています。(30代/女性/専業主婦)

・元々痩せてるほうでしたが、妊娠出産後、体重が減らず体型を元に戻したかったため(20代/女性/契約派遣社員)

・学生時代、オーストラリアに留学していて、肉食の生活を続けていたら7kg太り、日本に帰国してから、野菜生活に変えて、一切肉を食べないでいたら痩せた(30代/女性/専業主婦)

・アメリカ留学後、体重が10キロも太りダイエットを始めました。(30代/女性/専業主婦)

・30歳を過ぎたころからおなかまわりに肉がついて、ボトムがきつくなったから(40代/女性/専業主婦)

・年をとるにつれて、同じ量を食べていてもどんどん太ってきたから。(30代/女性/専業主婦)

思春期になって周囲を意識するようになると自分の体重や体型が気になってきます。それがきっかで、ダイエットを始めたという方も少なくないようです。しかし、中高生の頃は成長期の真っ盛り。体内では新陳対処が活発に行われており、運動量も多いこともあって、本当にダイエットが必要なケースはそれほど多くありません。
気をつけなければならないのは、生活環境が一変した時です。一人暮らし、結婚、出産などがそれに当たります。また、意外と落とし穴なのが、長期の留学です。このような時に、食事の変化、運動不足、ストレスの増加などによって太ってしまう傾向があることが、コメントの中からも見て取れます。さらに、歳を重ねると新陳代謝が低下して、体重が落ちにくくなるものです。

【質問】
(「はい」と回答した人)ダイエット後、リバウンドをしてしまったことはありますか?
q006_graph2

【回答数】
はい:62
いいえ:25

無理な食事制限がリバウンドを引き起こす

次に、リバウンドについてです。ダイエット経験者の中でリバウンドをしてしまったという方は62人です。87人中の62人ですから7割以上の方がダイエットに失敗していることになります。

【リバウンドしたことがある】

・無理な食事制限はよくない。逆に反動で食べてしまう。生理前は特に食欲がわく。ストレスで食べてしまい、リバウンドをした。(40代/女性/無職)

・食事制限をして、いったんは痩せるのですが、痩せると油断してついつい食べ過ぎて元にもどっています。(30代/女性/専業主婦)

・イライラがつのり、ついついやけ食いをしてしまいリバウンドをしてしまう(30代/女性/専業主婦)

・ダイエットから解放されてついつい食べてしまいすぐにリバウンドしました。(40代/女性/専業主婦)

【リバウンドしたことがない】

・ゆっくりダイエットするのでリバウンドはしません。それに適正体重よりはやせようとしなので。(30代/女性/会社員)

・正しい食事と適度な運動を習慣にしたら、体重が落ちそのあとも特にリバウンドはありませんでした。(30代/女性/専業主婦)

・無理にダイエットせず、野菜中心の健康的な食事を摂るようにした。(20代/女性/専業主婦)

・無理な運動や食事制限をしたわけではないので、そのままの体型を維持している(20代/女性/パートアルバイト)

コメントを見る限り、リバウンドの原因の多くは、無理なダイエットにあるようです。食事制限は体重を落とす一番手っ取り早い方法ですが、確実にストレスがたまります。目標体重に向けて邁進している間は耐えられたとしても、目標を遂げた時にはストレスは限界まで増大していることでしょう。そのような状態で、食の誘惑から逃れられる人はなかなかいません。多くの場合は、目標を達成した安堵感もあって、ダイエット前以上に食べてしまう結果になります。
それに対し、リバウンドの経験がない方の共通点は、強引なダイエットをしていないことです。また、食事制限だけに頼るのではなく、運動をしたり、生活習慣全体を見直したりして、あせらずにゆっくりと体重を落としていこうという姿勢が目立ちます。

大切なのは食事制限よりも生活習慣の見直し

ふたつのアンケートで明らかになったのは、多くの場合、生活環境の変化が体重増加の引き金となり、また、生活習慣の見直しがダイエットの近道になるということです。それに対して、無理な食事制限から得られるものは少なく、最初からやらない方が賢明だとさえ言えます。

  • 調査地域:全国
  • 調査対象:【性別】女性 【年齢】20 – 29 30 – 39 40 – 49
  • 調査期間:2016年01月04日~2016年01月15日
  • 有効回答数:100サンプル

ライター情報

Leave A Reply