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  • 鼻尖形成のギプス装着期間を画像付きで解説!マスクで隠せる?

    投稿日:
    2022/11/01
    ギプス 鼻尖形成
    酒井 新介医師
    著者
    東京イセアクリニック
    日本形成外科学会 認定専門医
    技術指導医
    酒井 新介

    Shere

    鼻尖形成術後は、テーピングに加えギプスが装着されます。術後のギプスの装着期間を、経過写真とともに医師が解説します。ギプスの装着期間、ギプスが必要な理由、ギプス装着中や取れた後の注意点はもちろん、ギプスをマスクで隠すことができるのかなどの疑問にもお答えし、鼻尖形成に失敗しないためにできることをお伝えします。

    鼻尖形成がおすすめの人

    鼻尖形成は鼻先を細くしたり、鼻先の向きを変えたりする手術です。鼻の軟骨を縫い合わせ土台を作り、耳の軟骨を移植することにより、形を整えます。鼻尖形成がおすすめの人は、以下のような人です。

    ・鼻先が丸く大きい、団子鼻などで悩んでいる人

    ・ツンとしたシャープな鼻先にしたい人

    ・鼻先の向きを変えたい人

    ・半永久的な効果を望む人

    鼻尖形成でギプスの装着期間

    鼻尖形成術後は、テープやギプスにより固定を行います。固定期間は手術内容や状態、クリニックの考え方により異なり、概ね4~7日程度です。鼻尖形成のダウンタイムは約3カ月ですが、大きな腫れは2週間で落ち着きます。抜糸するまでの装着にするところもあれば、抜糸後も寝ている間にぶつけたり圧迫したりしないよう、夜のみ装着を続けることもあります。

    鼻尖形成のギプス装着期間の経過写真

    鼻尖形成のギプス装着期間の経過を写真で確認してみましょう。

    プロテーゼによる隆鼻術と鼻尖形成(耳介軟骨移植)を掛け合わせた施術になります。

    術前
    術後翌日
    術後1週間後(抜糸後)

    こちらの症例を詳しく見る

    鼻尖形成のギプスはマスクで隠せる?

    鼻尖形成術後は、鼻を医療用テープで固定し、さらに上からギプスを固定します。ギプスは、鼻先だけの固定になるため、隠すには、一般的なマスクで十分です。

    術後3日後

    鼻尖形成でギプスが必要な理由

    鼻尖形成術後にギプス固定をする理由は、腫れを抑え、移植軟骨のずれを予防するためです。
    腫れのピークは数日で、目立つ腫れは2週間ほど。この期間をギプスで圧迫固定することで、固定しない場合よりも腫れが少なく済みます。また、不安定な状態の患部を寝ている間にぶつけないように守ってくれるメリットもあります。

    鼻尖形成でギプス装着中の注意点

    傷口が塞がるまでの期間は約1週間。この期間は患部やギプスを濡らさないようご注意いただき、ギプスで保護されている状態でも慎重にお過ごしください。圧力を加えたりうつ伏せで寝たり、といった行為も危険です。

    鼻尖形成でギプスが取れた後の注意点

    術後1週間ほどすると傷口は塞がりますが、内部は不安定な状態です。ギプスが外れても鼻を圧迫しないようダウンタイム期間である2週間程度は鼻をかむのを避け、完成の3か月までは、必要以上に強い力が加わらないようご注意ください。

    鼻尖形成に失敗しないためには

    鼻尖形成に失敗しないためのポイントは、術後の生活に注意すること、納得してから治療に臨むこと、実績のあるクリニックで施術を受けることです。

    術後の生活に注意する

    術後の鼻は不安定な状態です。術後はテープやギプスで固定を行いますので、医師の指示があるまでは剥がさないでください。術後の主な注意事項として、シャワーや洗顔で「患部やギプスは抜糸後まで濡らさない」、「患部は圧迫・刺激しない」、風呂や運動で「血流を促進しすぎない」ことが挙げられます。完成までは3カ月は、注意してお過ごしください。

    • 当日から可能:洗顔・シャワー・スキンケア・コンタクト・眼鏡・マツエク・患部以外のメイク
    • 抜糸後(抜糸がないとき1週間後)から可能:入浴・患部のメイク
    • 1週間後から可能:運動・飲酒・喫煙
    • 2週間後から可能:鼻をかむ

    納得してから治療に臨む

    同じ治療名でもクリニックや医師により、見立て、取り扱う術式、技術レベル、治療方針は異なります。術後の生活上の指示が守れない場合、望む結果が得られないことがあります。また、術前のイメージが不明瞭だと、術後の満足度が下がる可能性があります。ご自身の状態やご希望、治療法について十分話し合い、完成までのイメージを医師と共有し、納得してから治療に臨みましょう。

    実績のあるクリニックで手術を受ける  

    鼻尖形成で失敗しないためには、実績のあるクリニックで施術を受けることをおすすめします。仕上がりは医師の技術力が左右します。クリニック選びの際はホームページやSNSで医師の技術力・症例実績等を確認し、カウンセリングで不明な点や気になる点を解消しておきましょう。

    イセアクリニックは形成外科専門医が常駐し、年間に数多くの手術を扱い、日本形成外科学会から教関連施設としての認定を受けている実績のあるクリニックです。多くの症例写真から、仕上がりをご確認ください。カウンセリングは医師・カウンセラーともに何度でも無料です。十分にご納得いただいてから治療をお受けください。

    こちらの症例を詳しく見る

    鼻尖形成に関するよくある質問

    鼻尖形成に関するよくある質問にお答えします。

    鼻尖形成術後のギプスは何日くらいしますか?

    答え

    鼻尖形成術後、再診のある5~7日後までギプスをしていただきます。外出など人目が気になる際は、大きなマスクでカバーしてお過ごしください。

    鼻尖形成をしたことが、他人にバレませんか?

    答え

    鼻尖形成のダウンタイムは約2週間です。ギプスをしている間は目立つためマスクでカバーしていただきますが、5~7日後にギプスを外す頃には、目立つ腫れも引いてくるため、比較的目立たずバレにくいでしょう。

    鼻尖形成でギプスをするのは何故ですか?

    答え

    鼻尖形成術後の患部は不安定な状態なので、移植軟骨のずれを予防するためテープやギプスで固定を行います。また、固定により腫れを抑える効果もあります。

    まとめ

    今回は以下の内容について説明させていただきました。

    ・鼻尖形成がおすすめの人

    ・鼻尖形成でギプスの装着期間

    ・鼻尖形成のギプス装着期間の経過写真

    ・鼻尖形成のギプスはマスクで隠せる?

    ・鼻尖形成でギプスが必要な理由

    ・鼻尖形成でギプス装着中の注意点

    ・鼻尖形成でギプスが取れた後の注意点

    ・鼻尖形成に失敗しないためには

    鼻尖形成は鼻先をシャープに整える手術です。ツンとした鼻にしたり、鼻先の向きを変えたりすることができ、半永久的な効果を望んでいる人におすすめです。鼻尖形成では、術後にギプス固定を行います。ギプス装着期間はクリニックにより異なり、4~7日後程度。ギプスは、鼻先だけのため、一般的なマスクで隠せます。ギプス固定をする理由は、腫れを抑えるためと、不安定な状態の患部を守るため。装着中は、濡れや圧迫に注意し、ギプスが外れた後も鼻をぶつけないように注意しましょう。鼻尖形成に失敗しないために、納得してから治療に臨み、実績のあるクリニックで施術を受け、術後は医師の指示に従い注意して過ごしましょう。

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    美容外科・皮膚科
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