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  • 鼻尖形成で後悔するパターンと原因

    投稿日:
    2023/03/29
    後悔 鼻尖形成・鼻尖縮小
    酒井 新介医師
    著者
    東京イセアクリニック
    日本形成外科学会 認定専門医
    技術指導医
    酒井 新介

    Shere

    鼻尖形成は鼻先を尖らせ細くシャープに整える手術。きれいになって喜ぶ人がいる一方、せっかく治療を受けても、後悔する人もいるようです。

    「鼻尖形成で後悔するパターン」とそれぞれの「原因」について解説し、「鼻尖形成で後悔したときの対処法」や「鼻尖形成で後悔しないためにできること」を紹介します。

    鼻尖形成で後悔することはある?

    鼻尖形成で「手術を受けなければよかった。」と後悔する原因には、感染や術後の変形後戻りによる「手術の失敗」と、「思っていたものと違う」「むしろ鼻が大きくなった」といったような「理想とのギャップ」が考えられます。
    「手術の失敗」は、医師の技術不足や術式の選択ミスによるものもありますが、出血や感染などの術後の経過が引き起こすこともあります。「理想とのギャップ」は、術前に、自分の求める理想と手術で達成できる限界を埋めるイメージの共有が医師と構築できていないことで生じます。

    鼻尖形成の後悔とその原因

    鼻尖形成後に後悔してしまうケースには、せっかく手術したのに「効果があまり得られなかった」、手術自体は成功したのに「理想の鼻と違った」、手術そのものが失敗で「不自然な鼻になってしまった」などがあります。それぞれの原因について解説します。

    効果があまり得られなかった

    鼻尖形成をしても、ぱっと見た際に明らかな変化がなければ、後悔するのは当然です。通常全く効果が得られないということはありませんが、角度によって効果が見られない場合、ダウンタイムが長引くことにより効果が出るまでに時間がかかる場合、逆に後戻りしてしまった場合があります。

    原因

    効果があまり得らえなかった原因は「適応ではなかった」「完成前だった」「元に戻ってしまった」ことが考えられます。

    皮膚が厚い人、鼻翼軟骨が元々小さい人、しっかりと変化を求める人の場合、軟骨移植を併用しないと大きな変化が感じられません。鼻尖縮小(大鼻翼軟骨の縫合処置のみ)単独の場合、あおりの角度の写真で明らかに細くなっていても、実際に正面から見た場合、効果がほとんど見られないことはよくあります。また、術後の圧迫固定やドレナージがうまくできなかったことで、血腫が溜まった場合、腫脹が遷延し1か月以上効果が見られないこともあります。また、軟骨自体が脆弱な場合、軟骨移植を行っても経過により、移植軟骨が沈み込んでしまうため元に戻ってしまったり、短期間しか効果を得られなかったりといったことがあります。支柱を立てるなどの後戻り予防が必要です。

    理想の鼻と違った

    鼻尖形成の手術自体に問題はなくとも、患者様ご自身の理想と違った場合、後悔につながります。             

    原因

    医師と仕上がりイメージの共有が不十分だった場合、望む結果が得られないことがあります。もともとの鼻の形や理想の形、手術により実現できる限界は、患者様ごとに異なります。同じ患者様でも理想が変われば、術式やデザインも違うものになります。事前カウンセリングで医師と十分なすり合わせを行うことで、後悔を防ぐことができます。皮膚の厚みや軟骨の強度など外観では判断できない要素があるので、必ずしもシミュレーション通りにならないことに注意が必要です。

    不自然な鼻になってしまった

    不自然な鼻になってしまえば、後悔につながるでしょう。鼻先が高すぎたり、移植した軟骨が透けて見えたり、洗濯バサミでつまんだように細く尖ったピンチノーズになったりする例があります。また、術後にアップノーズになってしまい鼻の穴が見えるようになることがあります。

    原因

    細く尖らせようとするあまり、組織を切除しすぎると不自然な仕上がりを招きます。例えば、鼻先の丸みを取りたいあまり、軟部組織を切除しすぎると移植した軟骨が透けて見えることがあります。鼻先を細くするために軟骨を切開して無理に尖らせようとすると、ピンチノーズになることがあるので注意が必要です。鼻翼軟骨を縫合すると、鼻尖が頭側に回転することが多いため、アップノーズにしたくない場合は注意が必要です。

    鼻尖形成で後悔したときの対処法

    鼻尖形成で後悔してしまったときは「ダウンタイムが終わるまで様子を見る」「修正手術を受ける」「元に戻す手術を受ける」「他の部位の手術を受けてバランスをよくする」などの対処法があります。

    ダウンタイムが終わるまで様子を見る

    まずはダウンタイムが終わるまで様子を見ましょう。鼻尖形成のダウンタイムは約2週間。腫れなどの症状があるため、本来の仕上がりとは異なる状態です。術後血腫による腫脹が強く出た場合、ダウンタイムの目立つ症状が落ち着いても、約3か月後の完成までは不安定な状態が続きます。緊急性を伴う場合を除き、基本的には完成まで様子を見ることになります。

    修正手術を受ける

    修正手術を受けるなら、完成後です。形や大きさに異常があれば、修正手術の適応になります。ただし、術後の組織は癒着や瘢痕が生じるため、皮膚は硬く厚くなっているもの。初回手術に比べ修正手術は難易度が上がります。

    元に戻す手術を受ける     

    簡単に元に戻す手術は、糸で縫い寄せるだけの埋没法やクローズ法で単純な軟骨移植(3段重ねの耳介軟骨移植など)を行った場合などに限られます。初回手術の操作が複雑で、切除した組織が多い場合は、単純に元に戻すことは出来ません。

    他の部位の手術を受けてバランスをよくする  

    鼻は顔の中心にあり、鼻全体・顔全体の印象に影響します。例えば、鼻先を細くしたことでかえって小鼻の大きさが気になり、鼻翼縮小を追加する人もいます。鼻全体・顔全体のバランスを見ながら追加で手術を受けることで理想に近づきやすくなります。

    鼻尖形成で後悔しないためには

    鼻尖形成に失敗しないためには、ご自身の状態やご希望に合った術式を選び、実績のあるクリニックに相談して、十分なすり合わせを行ってから、治療に臨むことです。

    イセアクリニックの鼻尖形成は、技術があり経験豊富な医師が担当。適応を見極め、自然なデザインを提案します。画像シミュレーションでイメージの共有することも可能です。カウンセリングは何度でも無料、患者様が納得できるまで理想のすり合わせを行います。技術があるからこそできる「再手術保証」もご用意。他院修正に関しましては、カウンセリング時にお問合せください。

    こちらの症例を詳しく見る

    鼻尖形成の失敗に関するよくある質問

    鼻尖形成の失敗に関するよくある質問にお答えします。

    鼻尖形成の失敗にはどのようなものがありますか?

    答え

    鼻尖形成の失敗には、鼻先が洗濯バサミでつまんだように細くなりすぎた「ピンチノーズ」や、鼻翼軟骨同士を縫合した際に鼻先が頭側に回転し鼻の穴が見えるようになる「アップノーズ」、軟骨が適切に縫合できずに「鼻の穴の形がいびつになる」といったケースがあります。医師の技術によりこれらの失敗は防ぐことができます。

    鼻尖形成の失敗は修正できますか?

    答え

    無料カウンセリングにお越しいただきましたら、状態を診て最適な提案をさせていただきます。

    鼻尖形成の修正は、初回に比べ難易度が上がります。術後は皮膚の癒着や拘縮がみられ、癒着した組織を丁寧に剥がしながら行うため、時間もかかります。技術の確かなクリニックを選択する必要があります。

    鼻尖形成に失敗しないためにできることはありますか?                     

    答え

    鼻尖形成に失敗しないためのポイントは、「希望を明確にすること」「技術力のある医師を選ぶこと」「術後のイメージを医師と共有すること」などが挙げられます。

    まとめ

    今回は以下の内容についてお伝えいたしました。

    ・鼻尖形成で後悔することはある?

    ・鼻尖形成の後悔とその原因

    ・鼻尖形成で後悔したときの対処法

    ・鼻尖形成で後悔しないためには

    鼻先を細くシャープに整える鼻尖形成。手術をして後悔することもあるようです。例えば、手術をしても「効果があまり得られなかった」、手術自体は成功したのに「理想の鼻と違った」、手術そのものが失敗で「不自然な鼻になってしまった」といったケース。対処法としては、「ダウンタイムが終わるまで様子を見る」「修正手術を受ける」「元に戻す手術を受ける」「他の部位の手術を受けてバランスをよくする」といった方法があります。後悔しないためには、ご自身の状態やご希望に合った術式を選び、実績のあるクリニックに相談して、仕上がりイメージの擦り合わせを十分に行ってから、治療に臨むことです。

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