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  • 下眼瞼脱脂とヒアルロン酸注入の使い分けを医師が解説

    投稿日:
    2021/11/22
    ヒアルロン酸 下眼瞼脱脂術
    鈴木 知佳医師
    著者
    東京イセアクリニック
    日本形成外科学会 認定専門医
    鈴木 知佳

    Shere

    下瞼のたるみやクマには“下眼瞼脱脂”と“ヒアルロン酸注入”、どちらが適しているのでしょうか。どちらか一方がおすすめのケース、組み合わせるのがおすすめのケース、下眼瞼脱脂と併せて行われる他の施術について解説します。それぞれの使い分けや失敗しないためのポイントも紹介します。

    下眼瞼脱脂とは

    「下眼瞼脱脂」は下眼瞼の膨らみ、たるみ、くまの原因となる眼窩脂肪を取り除く治療法です。下眼瞼に局所麻酔の注射を行い、下眼瞼の皮膚表面(経皮脱脂)または裏側の粘膜部分(経結膜脱脂)を切り開き、突出している眼窩脂肪を除去します。粘膜側から切除する場合は縫合・抜糸は不要で、傷は外から見えません。ダウンタイムは1~2週間、痛みや内出血、腫れなどの症状がありますが、外科治療としては比較的軽く短く済みます。完成までは3カ月、効果は半永久的です。

    ヒアルロン酸注入とは

    ヒアルロン酸はゼリー状の成分で、皮下に注入すると肌をボリュームアップさせることができます。目の下にヒアルロン酸を注入するのは、突出した眼窩脂肪によるたるみの“下にできた段差”を埋めて、目立たなくするためです。メスを使わない、治療が短時間で済む、ダウンタイム症状が軽いといったメリットがあります。ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収されてしまうため、効果は永久ではありません。効果を維持するためには、再注入を繰り返す必要があります。

    下眼瞼脱脂のみがおすすめのケース

    下眼瞼脱脂のみがおすすめの人は、目の下のたるみやクマの原因である眼窩脂肪を根本的に取り除きたい人、半永久的な治療効果を得たい人です。また、眼窩脂肪を取り除いた後にしわやくぼみが残らなければ、わざわざヒアルロン酸を入れる必要はありません。

    ヒアルロン酸注入のみがおすすめのケース

    ヒアルロン酸がおすすめ人は、眼窩脂肪が多くない人、一時的にカモフラージュしたい人です。また、下眼瞼脱脂との併用がおすすめの場合でも、どうしてもメスを入れたくない、すぐに効果を得たい、ダウンタイムなど仕事を休めないといった事情のある人にもおすすめします。

    下眼瞼脱脂+ヒアルロン酸注入がおすすめのケース

    目の下のくまの原因が”眼窩脂肪による膨らみ”と“眼窩と頬骨の間のくぼみや凹み”による場合、下眼瞼脱脂とヒアルロン酸注入の併用がおすすめです。下眼瞼脱脂で眼窩脂肪を取り除いた後、1か月程度経過してから、その下のくぼみにヒアルロン酸を注入します。時間をかけて徐々にきれいになるので、周囲にバレにくいというメリットも。目の下のたるみは再発しませんが、くぼみに入れたヒアルロン酸は吸収されてしまうため、再注入が必要です。

    下眼瞼脱脂と併せて行われる他の施術とは

    下眼瞼脱脂と併せて行われる他の施術には「脂肪注入」「除皺術」「PRP療法」など、注入系の治療があります。

    脂肪注入

    下眼瞼脱脂後のくぼみが目立つ場合、仕上がりをきれいにするために追加で行われることがあります。
    患者様ご自身の太ももや腹部から脂肪を採取し、脱脂後の下瞼に脂肪を注入します。注入部位は針孔程度の傷ですが、腫れが生じます。脂肪採取部分にもメスを入れるため、ダウンタイムが生じます。

    除皺術

    眼窩脂肪の突出だけでなく皮膚のたるみがある場合に、経皮脱脂術と組合せます。下まぶたの表面の皮膚からメスを入れて、脱脂後、たるんで余った皮膚を切り取ります。溶けない糸で縫い合わせ、1週間後に抜糸をします。ダウンタイムは2週間程度、痛み・内出血・腫れがあります。傷は1か月ほど赤く腫れますが、3~6か月で徐々に薄くなり落ち着きます。一度治療を受ければ効果は半永久的です。

    PRP療法

    下眼瞼脱脂後のくぼみが目立つ場合に併用されることがあります。患者様ご自身から採取した血液中の血小板を下瞼に注入することで、肌の弾力のもととなる繊維芽細胞の成長を促します。肌の組織を再生させるため、くぼみ、たるみなど複合的な症状にも対応します。元が血液のため、塞栓症のリスクがありません。ダウンタイムは1~2週間程度、腫れや内出血があります。1~2ヵ月経つと弾力が生まれ、効果は2年ほど持続します。

    おすすめは下眼瞼脱脂のみ

    目の下のたるみを解消する方法は沢山ありますが、お勧めは“下眼瞼脱脂のみ”です。半永久的な効果が期待できます。粘膜側からメスを入れる経結膜脱脂術は、傷は外から見えず、ダウンタイムも比較的短く軽いのが特徴です。

    注入系の治療は傷ができず、ダウンタイムもわずかですが、時間の経過とともに徐々に元に戻ってしまいますまた、下眼瞼脱脂のみで効果を得られる場合、追加で行う必要のない余分な治療で患者様の身体的・経済的負担となってしまいます。

    他の治療との併用を考えているのであれば、まずは下眼瞼脱脂のみを行うとよいでしょう。目元は少し変わるだけでも印象が変わります。追加の治療は完成後に検討しても遅くはありません。

    下眼瞼脱脂に失敗しないためには

    下眼瞼脱脂に失敗しないためのポイントは、「余計な治療を避ける」「カウンセリングで納得してから受ける」「実績のあるクリニックを選ぶ」ことです。

    余計な治療を避ける

    同じ治療でも、クリニックにより使う器具や治療の流れは異なります。例えば、切開と止血を同時に行うことができる電気メスは、切開部分の血管を傷つけるため傷の治りが悪くなることもあります。また、下眼瞼脱脂で取り過ぎた眼窩脂肪の後に、追加の脂肪を注入するのは意味のない治療です。身体的にも経済的にも負担が増すためおすすめしません。技術があれば、余計な治療は避けることができます。

    カウンセリングで納得してから受ける  

    クリニックにより治療方針や料金体系は異なります。同じ名前のメニューでも内容が異なることもあります。事前カウンセリングでは、ご自身の希望をお伝えいただき、疑問や不安があれば些細なことでも相談し、納得したうえで治療に臨みましょう。

    実績のあるクリニックを選ぶ

    下眼瞼脱脂の仕上がりは、医師の技術に左右されます。クリニックを選ぶ際は、ホームページに掲載されている医師の実績や症例写真を確認しておきましょう。電気メスを使わず出血を抑え、追加の脂肪注入をせずとも適量の眼窩脂肪を取り出すには、高い技術が求められます。口コミなども参考にしながら、納得できるクリニックや医師を選びましょう。

    下眼瞼脱脂とヒアルロン酸に関するQ&A

    下眼瞼脱脂とヒアルロン酸に関するよくある質問にお答えします。

    たるみ治療のためにヒアルロン酸を注入するのに、リスクはありませんか?  

    答え

    ヒアルロン酸はもともと人体に含まれる成分で、アレルギーが起こりにくい物質です。製剤は非動物性のものであれば、感染リスクもほとんどありません。過って血管に注入してしまうと、塞栓のリスクがあります。

    他院で下眼瞼脱脂と脂肪注入を勧められましたが、必要ですか?

    答え

    眼窩脂肪によるたるみ取りだけの目的であれば、追加の脂肪注入は不要です。頬との段差がある場合は、境目に脂肪やヒアルロン酸を注入することはあります。

    ヒアルロン酸や下眼瞼脱脂は皮膚のたるみにも有効ですか?           

    答え

    下眼瞼脱脂は眼窩脂肪によるたるみに有効です。ヒアルロン酸注入によってたるんだ皮膚を底上げすることはできますが、状態によりますので、まずは無料カウンセリングにお越しください。

    まとめ

    今回は以下の内容について説明しました。

    ・下眼瞼脱脂とは

    ・ヒアルロン酸注入とは

    ・下眼瞼脱脂のみがおすすめのケース

    ・ヒアルロン酸注入のみがおすすめのケース

    ・下眼瞼脱脂+ヒアルロン酸注入がおすすめのケース

    ・下眼瞼脱脂と併せて行われる他の施術とは

    ・おすすめは下眼瞼脱脂のみ

    ・下眼瞼脱脂に失敗しないためには

    目の下のたるみやクマの解消法には、下眼瞼脱脂とヒアルロン酸があります。下眼瞼脱脂は眼窩脂肪を除去することで解消します。ヒアルロン酸は眼窩脂肪の下の段差を埋めることでカモフラージュします。眼窩脂肪もその下の凹みもある人は下眼瞼脱脂とヒアルロン酸の併用がおすすめです。下眼瞼脱脂はヒアルロン酸以外に脂肪注入やPRP療法などの注入系治療、たるんだ皮膚を切り取る除皺術などと併用されます。おすすめは余計な治療を行わずに半永久的な効果が得られる“下眼瞼脱脂のみ”の治療です。治療に失敗しないためには、カウンセリングで必要な治療法を相談し、技術や実績のあるクリニックを選び、余計な治療を避けることがポイントです。

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