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  • 下眼瞼脱脂後の飲酒を控えるべき期間を医師が解説

    投稿日:
    2022/02/01
    下眼瞼脱脂 飲酒
    酒井 新介医師
    著者
    東京イセアクリニック
    日本形成外科学会 認定専門医
    技術指導医
    酒井 新介

    Shere

    下眼瞼脱脂後の術後の過ごし方のひとつに「飲酒」についての注意があります。術後に飲酒すべきでない理由や飲酒を再開してよい時期、ダウンタイムの過ごし方について、医師が解説します。下眼瞼脱脂の手術も大事ですが、その後の過ごし方も大事です。失敗しないために気をつけたいポイントもお伝えします。

    下眼瞼脱脂はどんな手術?

    下眼瞼脱脂は下瞼のたるみ・黒クマの原因となる眼窩脂肪を取り除く手術です。基本的に局所麻酔下で行われ、完成までは約3か月です。主な術式には、下瞼の裏側の粘膜部分から切開する「経結膜脱脂」、下瞼の皮膚側から切開する「経皮脱脂」の2つがあります。経結膜脱脂は見えるところに傷跡が残らず、縫合・抜糸が不要で、ダウンタイムも1週間と短く済みます。経皮脱脂は眼窩脂肪に加え皮膚のたるみも気になる人におすすめの治療で、術後5~7日目に抜糸を行い、ダウンタイムは約2週間です。経皮脱脂は下まつ毛のすぐ下の皮膚を切ります。傷口の赤みは1か月くらいで治まり、半年ほどかけて徐々に白く薄く目立たなくなります。

    下眼瞼脱脂後の飲酒がよくない理由

    下眼瞼脱脂の術後、傷の回復を促すポイントとして「血流をよくし過ぎないこと」が挙げられます。飲酒をすると、アルコールのもつ血管拡張・血行促進作用により、痛みや腫れ、内出血などのダウンタイム症状が強く出現したり、傷口から出血しやすくなったりすることがあります。また、酔った勢いでぶつけたり、目の周りを触ってしまったりすると、回復の妨げとなります。

    下眼瞼脱脂後飲酒はいつから可能なのか      

    下眼瞼脱脂術後の飲酒は、1週間後から可能です。傷口が塞がるまでは1週間程度かかるため、飲酒を控え、傷の回復に努めましょう。ただし、1週間過ぎても完成までは不安定な状態が続きます。アルコールの過剰摂取は腫れや痛みにつながるため、お控えください。

    下眼瞼脱脂後のダウンタイムの過ごし方      

    下眼瞼脱脂後のダウンタイムの過ごし方を、経過を追ってご説明します。

    当日

    下眼瞼脱脂術後は、麻酔が切れると鈍痛を感じることがあります。痛みが出た場合は、処方された痛み止めを内服してください。日常生活に影響がない程度に落ち着くでしょう。また、長時間の読書やパソコンの使用など“目を酷使する行為”、頭を低くしたまま横になるなど“目周りに血流が集まる行為”はお控えください。洗顔・シャワー・洗髪は当日から可能ですが、患部は濡らさないようご注意ください。

    2~3日目

    痛みは数日で落ち着きます。目元の固定テープはなるべく3日間剥がさないでください。手術翌日からメイクをすることもできますが、アイメイクは目元の刺激となるため避けましょう。腫れや内出血が目立つ場合は、ファンデーションやコンシーラーで隠すことができます。翌日から入浴もできますが、体が温まると腫れや内出血が出てしまうことがあるため、長時間の入浴は避けてください。

    1週間

    傷口が塞がり、目立つ腫れや内出血、異物感は約1週間で治まります。アイメイク・コンタクト・目薬・飲酒・喫煙が可能になります。経皮脱脂の場合、5~7日後に再診・抜糸の処置を受けてください。

    1か月

    完成までは傷内部の修復が行われ新しい組織が作られる期間。腫れが出たり引いたり不安定な状態が続きます。運動が可能になりますが、激しい運動は避け、ぶつけないよう注意しましょう。引き続き長時間の入浴、過度な飲酒はお控えください。

    下眼瞼脱脂がおすすめの人 

    下眼瞼脱脂がおすすめの人は、「目の下の眼窩脂肪によるたるみ・黒クマが気になる人」で「たるみ・黒クマの下に凹みがない人」「半永久的な効果を得たい人」です。さらに、「見えるところに傷を残したくない人」には、経結膜脱脂術がおすすめです。「眼窩脂肪によるたるみの他、皮膚のたるみもある人」は、除皺術と併せて経皮脱脂術をするとよいでしょう。

    下眼瞼脱脂の術後、飲酒以外にやってはいけないこと

    下眼瞼脱脂の術後、飲酒以外にやってはいけないことは、「血流がよくなる行動」「目を刺激する行動」「患部を濡らす行為」です。

    血流がよくなる行動

    長時間の入浴や激しい運動をすると体が温まり、腫れや内出血が強くあらわれてしまう可能性があります。術後は「血流がよくなる行為」を避けて下さい。
    反対に安静を心がけるあまり寝て過ごすと、目の周りに血流が集まり、かえって腫れにつながります。休む場合は椅子などに座り頭を高く保ち、就寝時は枕を高くするなど、頭を心臓より高く保つことを心がけてお過ごしください。

    目を刺激する行動

    下眼瞼脱脂当日は長時間の読書やPCの使用など、目が疲れることはお控えいただき、完成まではぶつけることのないようご注意ください。アイメイクは1週間後から可能ですが、完成までは不安定な状態なので、1か月程度は無理のない範囲で行い、必要以上に目周りに触れないようにしましょう。コンタクトの使用許可が下りても、違和感があれば使用を中止してください。軽く触れたり圧迫するだけでも、傷が盛り上がったり腫れがひどくなることがあります。

    患部を濡らす行為

    経結膜脱脂の傷は数日、経皮脱脂の傷は1週間程度で塞がります。術後1週間、経皮脱脂の場合は抜糸が終わるまで、患部を濡らさないでください。傷口から雑菌が入り感染を起こすと、傷の治りが悪くなり、ダウンタイム症状が強くあらわれることがあります。洗顔・洗髪・シャワーの際は、ふき取り用のクレンジング剤やシャンプーハットを使うなど、工夫をしてお過ごしください。

    下眼瞼脱脂に失敗しないために気を付けること    

    下眼瞼脱脂に失敗しないためには、術後の生活に注意して過ごすことも大切ですが、自分に合った術式を選び、実績のあるクリニックで治療を受けることも外せません。治療について情報収集したうえで、ホームページやSNSで症例が多数掲載されていることや、ご自身と似た症例の仕上がりを確認しましょう。仕上がりは医師の技術が左右します。きれいに仕上げるためと謳われている「追加の脂肪注入」は医師の技術をカバーしてくれますが本来不要な治療で、ダウンタイムを長引かせてしまいます。治療名だけでなく、行われている治療内容もチェックしておきましょう。

    イセアクリニックの下眼瞼脱脂の特徴

    イセアクリニックの下眼瞼脱脂は、経験豊富で技術のある医師が担当致します。状態やご希望に合った適切な術式で、余計な治療をせずにきれいに仕上げます。仕上がりは症例写真をご確認ください。技術に自信があるので、術後一定条件で修正手術が無料で受けられる「再手術保証」も設けています。手術や術後の生活に不安があれば、お気軽にご相談ください。カウンセリングは納得いくまで何度でも無料受けることができます。

    この症例写真を詳しく見る

    下眼瞼脱脂のダウンタイムに関するよくある質問

    下眼瞼脱脂のダウンタイムに関するよくある質問にお答えします。

    下眼瞼脱脂後はいつから飲酒してもいいの?  

    答え

    下眼瞼脱脂後の飲酒は1週間後から可能です。飲酒してしまうと、腫れや内出血などのダウンタイム症状が悪化してしまいます。その後も、完成までは不安定な状態が続くため、過剰な飲酒は控えてください。

    下眼瞼脱脂後のダウンタイムはどれくらいですか?

    答え

    ダウンタイム症状の出かたには個人差がありますが、経結膜脱脂は1週間、経皮脱脂は約2週間です。痛み、腫れ、内出血などの症状があります。ピークは数日、目立つ症状は1週間程度で治まります。

    術後の生活で注意することはありますか?

    答え

    長時間の入浴や飲酒など血流がよくなる行為、頭を低くするなど目周りに血液が集まる行為はお控えください。その他、日常生活の注意は医師の指示に従ってください。

    まとめ

    今回は以下の内容についてお伝えしました。

    ・下眼瞼脱脂はどんな手術?

    ・下眼瞼脱脂後の飲酒がよくない理由

    ・下眼瞼脱脂後飲酒はいつから可能なのか?

    ・下眼瞼脱脂後のダウンタイムの過ごし方

    ・下眼瞼脱脂がおすすめの人

    ・下眼瞼脱脂の術後、飲酒以外にやってはいけないこと

    ・下眼瞼脱脂に失敗しないために気をつけること

    ・イセアクリニックの下眼瞼脱脂の特徴

    下眼瞼脱脂は、目の下のクマ・たるみや黒クマの原因となる眼窩脂肪を除去する手術。半永久的な効果を得たい人におすすめです。術後に飲酒をすると、腫れなどのダウンタイム症状が長引き治りが悪くなる可能性があるため、1週間は控えましょう。術後は血流がよくなる行動、目を刺激する行動、患部を濡らす行為は控えます。下眼瞼脱脂に失敗しないために、治療について調べ、技術力のあるクリニックを探し、納得いくまで相談し、術後は生活上の注意を守って過ごしましょう。

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