• Reserve
  • Instagram
  • Doctor
  • Access
  • 下眼瞼脱脂のモニターを受ける際の注意点

    投稿日:
    2022/02/03
    モニター 下眼瞼脱脂
    和田 尚人医師
    著者
    東京イセアクリニック
    日本形成外科学会 認定専門医
    和田 尚人

    Shere

    下眼瞼脱脂の治療は、モニター募集をしていることがあります。下眼瞼脱脂のモニターは、通常の治療と何が違うのでしょうか。モニター料金やモニターで治療を受けるメリット・デメリット、モニターで失敗した場合の対処法について、医師が解説します。

    下眼瞼脱脂とは

    下眼瞼脱脂は下瞼のたるみ・黒クマの原因となる眼窩脂肪を取り除く手術です。ひとくちに“下眼瞼脱脂”と言っても術式はさまざまで、クリニックにより取り扱いが異なります。主な術式は、下瞼の裏側から切開する経結膜脱脂、下瞼の皮膚側から切開する経皮脱脂の2つ。経結膜脱脂は見えるところに傷跡が残らず、縫合・抜糸不要で、ダウンタイムも1~2週間と短く済みます。経皮脱脂は皮膚のたるみを取る除皺術と組み合わされることが多く、術後5~7日目に抜糸が行われ、ダウンタイムは約2週間です。経皮脱脂の傷は1か月ほどで赤みが治まり、半年程度で薄くなります。いずれも局所麻酔下で行われ、完成までは約3か月です。

    下眼瞼脱脂のモニターとは

    下眼瞼脱脂のモニターとは、「下眼瞼脱脂の治療を安く受けられる代わりに、クリニックに写真やコメントを提供する」システムです。
    治療内容は、「通常メニュー通りの施術」の場合や、目の下の膨らみの原因である眼窩脂肪の一部を取るなど「施術の一部」の場合や、経結膜脱脂や経皮脱脂など「特定の術式が指定されている」場合などがあります。
    施術する医師の技術力による治療結果をより多くの方に知って頂くシステムでございます。
    料金体系はもともとクリニックにより異なりますが、針代や麻酔などの諸費用はモニター料金に含まれない場合もあり、確認が必要です。

    下眼瞼脱脂のモニター料金はどれくらい安い?    

    美容医療の料金体系はクリニックごとに異なり、モニター料金にも特に決まりはありません。クリニックや医師、条件により、モニター料金は異なり、正規料金の半額近くなることや、稀に無料で受けられることもあります。
    料金に関わる条件としては、「動画やwebサイト等に顔全体を出す」「SNSで顔全体の画像を投稿する」「Webサイト等に施術部位の写真だけ出す」「院内限定で施術部位の写真を使用するがwebには出さない」などがあります。同じクリニックのモニターでも、施術部位だけよりも顔全体の使用、写真だけよりも動画の使用など、多くの条件をクリアすると割引率が高くなることがあります。

    下眼瞼脱脂をモニターで受けるデメリット

    下眼瞼脱脂をモニターで受けるデメリットには「目または顔全体の写真が資料として公開される」「医師の技術が高くない可能性がある」「経過の診察や撮影のために通院が必要」「麻酔代など追加料金がかかることがある」といったことが挙げられます。

    目または顔全体の写真が資料として公開される

    下眼瞼脱脂の写真モニターや動画モニターの場合、クリニックのホームページやSNS、学会資料等に症例写真が掲載されることがあります。つまり、目または顔全体の写真が世界中に公開されるため、顔の一部であっても、個人が特定されてしまう可能性があるということ。下眼瞼脱脂をしたことを公表したくない人には、写真や動画のモニターはおすすめではありません。コメントのみのモニターに留めておくとよいでしょう。

    医師の技術が高くない可能性がある

    医師免許があれば誰でも下眼瞼脱脂の治療を行う資格はありますが、医師の技術は一律ではありません。クリニックによっては、医師としての経歴が長くても、他の技術の認定医や専門医の資格を持っていても、下眼瞼脱脂に関しては知識も経験も浅く、技術が高くない可能性があります。慣れない治療の仕上がりは、理想通りとはいかないかもしれません。イセアクリニックでは、形成外科専門医が治療を担当させて頂きますので、この様な心配はまず必要ありません。

    経過の診察や撮影のために通院が必要  

    モニターは通常の治療に比べ、通院が多くなる可能性があります。下眼瞼脱脂の治療は、本来なら「事前カウンセリング」「治療」「1週間後の抜糸または経過観察」「術後3か月の状態」の3-4回程度の通院が必要です。モニターの場合は経過を追って記録を残すため、ダウンタイム症状が落ち着いてくる1~2週間後、1か月後や完成の目安となる3か月後、さらに半年後など、何度か通院を求められることがあります。そのため、モニター条件がクリニックの近隣在住の人に限られる場合があります。通常、交通費は自己負担です。

    麻酔代など追加料金がかかることがある

    モニターであっても、追加料金がかかる場合があります。通常の施術にも言えることですが、クリニックにより料金体系が異なります。提示されている“下眼瞼脱脂の料金”の中に、針代や薬代、麻酔代、アフターケア代などの諸費用を含むところ・含まないところがあるため、モニターを受ける際は、追加料金は発生しないか確認しておきましょう。

    下眼瞼脱脂をモニターで受けるメリット

    下眼瞼脱脂をモニターで受けるメリットは「術式や施術内容などは通常と変わらない」まま、「料金が安くなる」ことが挙げられます。

    術式や施術内容などは通常と変わらない

    モニターの募集条件にもよりますが、基本的には施術自体は通常と変わらない内容で受けることができます。モニター治療が適応となるかどうかは、事前審査があります。

    料金が安くなる

    多くの場合、モニターには割引料金が設定されており、お得感があります。下眼瞼脱脂の治療を受けたくても料金がハードルになっている人には、条件さえ合えば、モニターは嬉しいシステムです。

    下眼瞼脱脂に失敗した場合どうする?

    下眼瞼脱脂に失敗してしまった場合、「再手術を受ける」「注入治療など下眼瞼脱脂以外で改善する」などの対処法があります。

    再手術を受ける

    失敗の理由が「眼窩脂肪の取り残し」であれば、再手術で改善が見込めます。追加で適切な量の眼窩脂肪の摘出をピンポイントで行うことで、理想の結果を手に入れることができるでしょう。適量の眼窩脂肪をきれいに採取できるかどうかは、医師の技術レベルによります。特に再手術の場合は、技術のある医師を選んで治療を受けることをおすすめします。

    注入治療など下眼瞼脱脂以外で改善する

    失敗の理由が凸凹やくぼみなど「眼窩脂肪の取り過ぎ」であれば、こちらも再手術で改善が見込めます。凸凹を平らに見栄えよく改善するには、ヒアルロン酸注入や脂肪注入、PRP療法などの注入治療が有効です。ただし、ヒアルロン酸は時間の経過とともに体内に吸収され、脂肪は全てが定着するわけではありません。PRP療法は効果が表れるまでに2か月ほどかかります。モニターの条件にもよりますが、ごく稀に修正治療によってダウンタイムが長引き、また下眼瞼脱脂単独の正規料金よりも高くついてしまうことがあります。

    実績のあるクリニックでの施術がおすすめ

    下眼瞼脱脂の仕上がりは医師の技術に左右されるため、実績のあるクリニックでの施術がおすすめです。モニターを募集している場合は、ホームページなどに掲載されている症例を確認しておくとよいでしょう。

    イセアクリニックの下眼瞼脱脂は、経験豊富で技術のある医師が、状態やご希望に合った適切な術式で、きれいに仕上げます。クリニックは形成外科専門医が常駐しており、日本形成外科学会の教育関連施設としても認定されています。仕上がりは症例写真をご確認ください。
    撮影や取材、動画撮影にご協力いただける症例モニターも募集中です。ご希望、ご質問があればお気軽にご相談ください。

    この症例を詳しく見る

    下眼瞼脱脂の料金に関するよくある質問

    下眼瞼脱脂の料金に関するよくある質問にお答えします。

    下眼瞼脱脂の料金相場はどれくらいですか?

    答え

    下眼瞼脱脂の料金相場は25~80万円くらいです。   

    下眼瞼脱脂の料金を安く抑える方法はありますか?

    答え

    下眼瞼脱脂の料金を安く抑えるには、追加の脂肪注入のような余計な治療をしないことです。症例写真や動画を公表することを条件として、正規料金よりも安く施術が受けられる等のモニターを募集していることもあります。

    下眼瞼脱脂のモニター料金はどれくらいですか?

    答え

    モニター料金に決まりはありません。クリニックや医師、条件等によりモニター料金は異なります。

    まとめ

    今回は以下の内容についてお伝えしました。

    ・下眼瞼脱脂とは

    ・下眼瞼脱脂のモニターとは

    ・下眼瞼脱脂のモニター料金はどれくらい安い?

    ・下眼瞼脱脂をモニターで受けるデメリット

    ・下眼瞼脱脂をモニターで受けるメリット

    ・下眼瞼脱脂に失敗した場合どうする?

    ・実績のあるクリニックでの施術がおすすめ

    下眼瞼脱脂は目の下のたるみ・黒クマの原因となる眼窩脂肪を下瞼からメスを入れて除去する手術です。下眼瞼脱脂モニターの募集は、メディアへの症例写真や動画の掲載などを条件に、通常の施術を割安で受けられるシステムです。モニター料金はクリニックにより異なりますが、症例の掲載範囲等により半額近くや稀に無料となることもあります。下眼瞼脱脂のモニターにはメリット・デメリットがあります。デメリットは「目や顔が公開される」「医師の技術が高くない可能性」「通院が必要」「追加料金がかかることがある」といったこと。メリットは「通常の治療と変わらない」「料金が安くなる」こと。モニター治療を受け、失敗してしまった場合、下眼瞼脱脂の再手術や別の治療法で改善する方法があります。失敗を避けるためにも、モニターを受ける際は、実績のあるクリニックで受けるとよいでしょう。

    About the author
    About us

    美容外科・皮膚科
    東京イセアクリニックの
    目の下のクマ・たるみ取り専門サイトです。