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  • 経結膜脱脂の方法を解説!他の方法との違いは?

    投稿日:
    2021/08/31
    経結膜脱脂
    柚﨑 一輝医師
    著者
    東京イセアクリニック
    形成外科医
    柚﨑 一輝

    Shere

    目の下のたるみ取り治療「経結膜脱脂」の方法について、概要や手順、治療を受けるメリットを説明します。他の整形治療の方法との違い、経結膜脱脂がおすすめの人の特徴を解説します。

    経結膜脱脂とは

    経結膜脱脂は、目の下の膨らみ、たるみ、クマの原因となる眼窩脂肪を取り除き、たるみを解消する治療法「下眼瞼脱脂」の術式のひとつです。下まぶたの裏側の粘膜部分(下眼瞼結膜)に麻酔の注射をし、結膜を切り開いて眼窩脂肪を取り出します(脱脂)。下眼瞼結膜は血流が豊富で傷は縫合をせずとも3-4日程度で自然に塞がり、抜糸も不要です。

    経結膜脱脂の手順

    経結膜脱脂の手順と術後の流れを、イラストとともに解説します。     

    麻酔

    手術に先立ち、下まぶたの裏に注射で局所麻酔をします。針を刺すチクリとした痛みなので、耐えられないほどの痛みではありませんが、もし注射や痛          みが苦手な方は先んじて痛みや不安を緩和する「笑気麻酔」もご利用いただけますので、ご希望がございましたらご相談ください。

    下まぶたの裏側を切開

    下まぶたの裏の粘膜部分を2cmほど切り開きます。高周波メスを使用すると、熱を加えながら行うことで出血を抑えることができ、手術手技はより簡便になりまますが、血管など組織の損傷を伴うためダウンタイムが長引いたり、付近の組織が固まって傷跡を残してしまうというリスクがあります。解剖を熟知した医師が治療に当たれば、通常のメスを使用しながらでも出血を極限まで抑えることができます。

    眼窩脂肪を引き出す

    切開部分から、たるみの原因となっている突出した眼窩脂肪を引き出します。摘出する量が多すぎると目の下がくぼむことがあり、バランスが悪いと凸凹したり左右差が生じたりするため、仕上がりを想定して適量を引き出す技術が求められます。

    眼窩脂肪を切除・摘出     

    引き出した眼窩脂肪を切除し摘出します。傷は小さく自己治癒力により自然に塞がるため、縫合や抜糸は不要です。メスが入るのは粘膜部分だけなので、見えるところには傷はできません。

    ダウンタイムは1~2週間、完成までは3か月

    術後は医療用のテープを3日間貼ったままで過ごしていただきます。術後の回復過程にある傷周囲の組織は、刺激を受けると色素沈着やダウンタイム症状の悪化につながるため、日焼けや乾燥などの外敵刺激から守る必要があります。ダウンタイムは1~2週間程度で、痛み、腫れ、内出血などの症状があります。組織内部の修復や浮腫みがほぼ完全に無くなり、3か月で完成します。

    経結膜脱脂術のメリット

    経結膜脱脂術のメリットは、物理的に脂肪細胞の数を減らすため「一度受ければ半永久的に効果を得られること」、皮膚表面を傷つけないので「見た目には手術あとが残らないこと」、手術を伴う治療のなかでは「ダウンタイムやリスクが少ないこと」が挙げられます。

    たるみの原因である眼窩脂肪そのものを取り除くため、1回の手術で半永久的な効果が得られます。まぶたの裏側からメスを入れるため、皮膚表面には傷跡が残りません。メスを入れる手術の中では比較的ダウンタイムが短く、術後の目立つ腫れや内出血は1~2週間です。内出血は30%、腫れは100%ほど出現が予想されますが、ファンデーションやコンシーラーなどのメイクでカバーすると目立ちにくくなります。

    経結膜脱脂以外の方法   

    目の下のたるみ取りの美容整形には、経結膜脱脂以外に「経皮脱脂」「裏ハムラ法」「ハムラ法」があります。患者様の状態により適した治療は異なります。ご自身の状態に最適な治療を選択することが治療の成功につながります。

    経皮脱脂

    「経皮脱脂」は「経結膜脱脂」が“結膜”側からだったのに対し、“皮膚”側からメスを入れる治療法です。下まぶたのすぐ下の皮膚を切り開き、膨らみの原因となる脂肪を取り除いて、余っている皮膚を切り取ります。皮膚にできた傷を縫合し、1週間後に抜糸を行いますが、下まつげ直下の傷は3か月程度で赤みが無くなり細い白い傷となり、目立たなくなります。ダウンタイムは約2週間、完成までは3か月です。目の下の脂肪が膨らんでいて、なおかつ皮膚もたるんでいる人におススメです。

    裏ハムラ法

    下まぶたの内側の粘膜を切り、目の下の膨らみの原因となっている眼窩脂肪を、その下の頬との境目の凹んでいるところに移動して、平らにならす方法です。皮膚を切らないので見えるところには傷が残らず、ダウンタイム期間も1~2週間と短く、症状も抑えることができます。完成までは3か月です。目の下の脂肪が膨らみ、頬上部の凹みがあり、比較的皮膚のたるみが少ない人におすすめです。

    ハムラ法

    下まぶたのすぐ下を切り開き、余った皮膚を切り取り、膨らみの原因となる眼窩脂肪を頬上部の凹み部分に移動して、平らにならす方法です。傷を縫合し、1週間後に抜糸を行いますが、傷は時間の経過とともに目立たなくなります。ダウンタイムは約2週間~1か月間、完成までは約3か月です。目の下の脂肪が膨らみ、頬上部の凹みがある人で、なおかつ皮膚のたるみがある人におすすめです。

    経結膜脱脂がおすすめの人

    経結膜脱脂がおすすめの人は、眼窩脂肪の突出よる目の下のふくらみ、たるみ、黒クマに悩む人で、下まぶたのしわやゴルゴライン、目の下と頬との境目の凹みが目立たない人です。

    黒クマはたるみの影によりできるものなので、改善が望めます。一方、色素沈着による茶クマや血行不良による青クマに対して径結膜脱脂はあまり有効ではありません。また、目の下がふくらんでいるだけではなく、さらにたるんだ皮膚が余っている人は皮膚を切り取る経皮脱脂やハムラ法が、頬との境目が凹んでいる人はハムラ法や裏ハムラ法が適しています。

    経結膜脱脂に関するよくある質問

    経結膜脱脂に関するよくある質問にお答えします。

    経結膜脱脂とはどんな方法?

    経結膜脱脂は、目の下のたるみ取りの治療法です。たるみの原因となる眼窩脂肪を下まぶたの裏側の粘膜部分にメスを入れて取り除きます。見えるところに傷が残らず、ダウンタイムは1~2週間、完成までは3か月。一度受ければ効果は半永久的です。

    他の方法との違いは何?

    経結膜脱脂が他の目の下のたるみ取りの方法と異なる点は、皮膚表面を傷つけないので見た目には手術あとが残らないことです。また、縫合や抜糸が不要で、手術を伴う治療のなかではダウンタイム期間が短く症状も抑えられやすいことも挙げられます。

    ハムラ法を検討しているのですが、移動したところで眼窩脂肪が再度たるんでしまったりしませんか?

    ハムラ法を行っても、生着が悪いと眼窩脂肪が再度たるんでしまう可能性はありますが、元の突出した部位へ眼窩脂肪が戻ることはないため、再発ではありません。ただし、治療後に加齢とともに皮膚や筋肉が衰え、皮膚が再度たるむ可能性はあります。

    下眼瞼除皺術の抜糸を自分ですることは出来ますか?

    目の下のたるんだ皮膚を取りのぞく下眼瞼除皺術の抜糸はご自身ではできません。ご来院をお願いします。皮膚には常在細菌がいるため、見た目には不潔でない状態でも患部を触ると赤みや腫れ、感染のリスクを高める原因にもなります。抜糸以外でも縫合部分にはなるべく触れないようにしましょう。

    まとめ

    今回は以下の内容について紹介しました。

    ・経結膜脱脂とは

    ・経結膜脱脂の手順

    ・経結膜脱脂術のメリット

    ・経結膜脱脂以外の方法

    ・経結膜脱脂がおすすめの人

    ・経結膜脱脂に関するよくある質問

    「経結膜脱脂」は目の下のたるみ取りの治療法のひとつ。下まぶたの裏側の粘膜部分からメスを入れて余分な眼窩脂肪を摘出します。一度の治療で半永久的な効果が得られ、見えるところに傷が残らず、ダウンタイムも抑えられます。

    余分な皮膚が余っている場合は、「経皮脱脂」で下まぶたの皮膚側からメスを入れ、余剰な皮膚も切り取ります。頬との境目に凹みがある場合は、「裏ハムラ法」で粘膜部分からメスを入れ、余分な眼窩脂肪を凹みに移動します。さらに、たるんだ皮膚が余っている場合は「ハムラ法」で余分な皮膚も切り取ります。
    目の下のたるみ取りで悩んでいて、たるんで余った皮膚や頬との境目の凹みがない場合は経結膜脱脂がおすすめです。

    About the author
    形成外科医 柚﨑 一輝
    形成外科医
    柚﨑 一輝
    YUZAKI IKKI
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