普段からカラコンされている方は、二重整形後いつからカラコンができるのか気になると思います。この記事では二重整形後のカラコン使用可能な時期や、二重整形後のカラコンで注意する点などをご紹介い致します。
1 カラコンは最短翌日から可能
二重整形の埋没法は、最短翌日からカラコンを使用することが可能です。
手術後すぐにカラコンを使用すると炎症の可能性が高くなります。また手術後、カラコンを無理につけると目がゴロゴロしたり、痛みを感じる可能性があります。
そのため、手術直後にカラコンを使用するのは控えましょう。
二重整形には埋没法と切開法があります。
カラコンは施術方法によって使用できるようになるまでの日数が異なります。
【埋没法】 | 【切開法】 | |
術直後の状態 | 術直後 切開法に比べ腫れや 内出血が少ない | 術直後 まぶたに糸がついている状態 腫れや内出血が見られる |
ダウンタイム | 約1週間 | 約2週間 |
合併症 | 腫れ、内出血、鈍痛 | 腫れ、内出血、鈍痛 まぶたに傷跡が残る |
カラコン | 施術した翌日から使用可能 | 施術後5~7日に抜糸 抜糸した翌日から使用可能 |
埋没法は、まぶたを糸で留めて行うため切開法よりダウンタイムが短く腫れも少ないのでカラコンの使用は施術翌日から可能です。
切開法は、まぶたを切開するため埋没法に比べダウンタイムも長く腫れも強いです。
また切開した傷跡が塞がるまでは5~7日程度かかり、まぶたに糸がついたままの状態です。
傷跡が塞がるまでにまぶたを触れてしまうと、傷が塞がりにくくなります。
そのため、カラコンを使用するのは抜糸した翌日から可能です。
そのため、カラコンを早く使用したい人は埋没法がおすすめですが、人によっては埋没法が適さない場合もあるので、カウンセリングで適切な方法を相談しましょう。
2 二重整形当日、カラコンをしたままの来院は可能
二重整形の当日は、手術前であればカラコンを使用していただいていても構いませんが、手術を行うときはカラコンを取っていただく必要があります。
手術をする際にまぶたをひっくり返す行為によって、カラコンが外れる可能性があります。
またカラコンが外れなくても目の中でカラコンがずれてしまい、眼球を傷つけてしまいます。
そのため、手術の際はカラコンを取っていただきます。
当日はカラコンを使用したまま来院しても構いませんが、使用したまま来院する際はコンタクトケースを忘れずお持ちください。
3 二重整形後、カラコンの使用する際の注意点
二重整形後、カラコンを使用する際に注意してほしい点を2つご紹介いたします。
・カラコンのつけ外しの際はまぶたを引っ張らないように気を付ける
カラコンを使用する際、どうしても目を大きく広げようと上まぶたを上に強くあげてしまいますが、埋没法を行った場合は、そのような強い刺激を与えるのはやめましょう。
埋没法は糸でまぶたを留めているため、強く刺激を与えることで埋没法の糸が外れやすくなり、二重が取れてしまう場合があります。
カラコンのつけ外しは、まぶたに気を付けて優しく行いましょう。
・自分の目にあったカラコンを使用する
自分に合っていないカラコンを使用すると目の角膜に傷がついてしまい、目がゴロゴロしたり痛みを感じることがあります。
インターネットなどでカラコンを購入する際は、眼科で目の検診を行った上で必ず自分に合ったカラコンを選びましょう。
4 まとめ
二重整形のカラコンについてご説明しました。
・二重整形後、カラコンは最短翌日から可能
・施術当日は、施術の前にカラコンを使用することは可能、手術中は取る必要がある。
二重整形後、カラコン使用する際の注意点
・施術後すぐにカラコンを使用しない
・カラコンのつけ外しの際はまぶたを引っ張らないように気を付ける
・自分の目にあったカラコンを使用する
二重整形後、カラコンの使用は注意して行いましょう。
埋没法症例
当院で埋没法を行った患者様の症例写真です。
各症例から、完成までの経過や施術プラン、担当医師のカウンセリング内容等を記載した専門ページを閲覧することができます。
この記事の監修
美容皮膚科診療部長
大山 希里子
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平成25年
藤田医科大学 卒業
藤田医科大学初期研修 -
平成27年
都立墨東病院皮膚科
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令和1年
東京イセアクリニック 入職
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令和2年
東京イセアクリニック 渋谷院院長
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令和3年
東京イセアクリニック
美容皮膚科診療部長