自分に似合う二重、希望通りの二重を手に入れて、一歩踏み出したい。
でも痛みや腫れは避けたい…。初めての二重整形に不安や迷いを抱えていませんか。わからないことだらけでは、何がベストなのか判断がつきにくいもの。
二重整形には、プチ整形と呼ばれる自然な仕上がりの「埋没法」と半永久的に仕上がる「切開法」があります。自分に合った、後悔のない最適な方法を選択するために、おさえておきたい二重整形の種類や特徴、メリット・デメリット、ダウンタイムの過ごし方などをご説明します。
納得のいく二重を手に入れて、理想の自分に生まれ変わるために、よくある質問についてもご紹介します。
二重整形の種類
二重整形には、まぶたを切らずに糸で留める「埋没法」と、まぶたを切って縫合する「切開法」があります。
■埋没法とは(切らない二重整形)
「埋没法」はまぶたを医療用の糸で留めて二重にする方法です。メスを使わないため傷痕が残らず、ダウンタイムも短く済むのがメリット。
経過期間により元に戻すこともでき、プチ整形とも呼ばれています。
以下のような方にオススメです。
・ メスで切開することに抵抗がある
・ダウンタイムをなるべく短く済ませたい
・料金を抑えたい
■切開法とは(メスで切る二重整形)
「切開法」はまぶたをメスで切開し、縫合して二重にする方法。まぶたを切る分、埋没法に比べダウンタイムが長くなりますが、半永久的な二重を作ることができます。
切開範囲により「全切開法」と「小切開法」の2つに分けられ、希望の二重幅やまぶたの状態に応じて選択されます。
「小切開法」の切開幅は1~2㎝ほど。傷を小範囲に抑え、自然な二重幅を作ることができます。
「全切開法」の切開幅は3~4㎝ほど。余分な皮膚の切除や脂肪の除去ができ、くっきりとした二重に仕上がります。
以下のような方にオススメです。
・ 半永久に二重にしたい
・ 幅の広い二重にしたい
・ 埋没法で取れた経験がある
■埋没法:医療用の糸でまぶたを留めて、自然な二重幅にする方法
■小切開法: まぶたを1~2㎝ほど切開・縫合し、半永久的に自然な二重幅を作る方法
■全切開法: まぶたを3~4㎝を切開・縫合し、半永久的にくっきりとした二重を作る方法
施術の種類 | 料金相場 | ダウンタイム |
埋没法 | ¥60,000~ ¥299,560 | 約1週間 |
小切開法 | ¥195,100~¥437,800 | 約2週間 |
全切開法 | ¥195,100~¥437,800 | 約2週間 |
埋没法とは
「埋没法」は医療用の細い糸でまぶたを縫い留めて二重にする方法です。
まぶたの厚さやご希望デザインによって留める場所や糸の結び目の数が変わります。メスを使わないため、傷跡が目立たず、経過期間によってはやり直しや元に戻すこともできますが、いずれ糸が取れて元に戻ってしまう可能性もあります。
手術時間は約10分と極めて短時間で、ダウンタイム(通常通りの日常生活が送れるようになるまでの期間)は約1週間、二重完成までは約1か月です。
「切開法」に比べると、手術やダウンタイム、完成までのいずれの時間も短時間で済みます。
【 特徴 】
メスを使わず短時間で二重のラインを作る方法
【 こんな方にオススメ 】
・二重にしたいが、メスを入れるのは抵抗がある
・短時間で手軽に二重にしたい
・なるべく安く二重にしたい
・タウンタイムがあまり取れない
・自然な二重にしたい
【 手術方法 】
埋没法では、人工的にまぶたの皮膚とまぶたにつながる組織を糸で留めることによって、皮膚が折りたたまれ、二重まぶたを作ります。
こちらは目を閉じた状態のまぶたを横から見た時の様子です。
まぶたには眼瞼を補強する瞼板(けんばん)と、まぶたを引き上げる眼瞼挙筋(がんけんきょきん)があり、この2つを挙筋腱膜(きょきんけんまく)という組織が繋いでいます。
目を開けると眼瞼挙筋が収縮し、瞼板が持ち上げられます。
この時、まぶたの皮膚が挙筋腱膜と連結していると皮膚が折りたたまれて二重まぶたになり、連結していないと皮膚が折りたたまれないため一重まぶたになります。
埋没法では、人工的にまぶたの皮膚と瞼板を糸で留めることによって皮膚が折りたたまれ、二重まぶたになります。
患者様のまぶたの厚さやご希望のデザインによって、糸の結び目の数が変わります。
また、埋没法には「瞼板法(けんばんほう)」「挙筋法(きょきんほう)」の2つの方法があり、糸を留める場所が異なります。どちらの方法が適しているかは、患者様のまぶたの状態を見て判断します。
瞼板法(けんばんほう)
「まぶたの皮膚」とまぶたを補強する「瞼板(けんばん)」を連結させる方法。
固定が強固で、眼瞼下垂を起こす可能性が低い点という特徴があります。
-メリット-
固定が強固
眼瞼下垂を起こす可能性が低い
-デメリット-
瞼板に糸をかけることにより、瞼板内の血管網が破壊され、酸素供給がなくなる可能性がある。
挙筋法(きょきんほう)
「まぶたの皮下」とまぶたを引き上げる「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」を連結させる方法。
糸の結び目が埋もれにくく、まぶたの裏に糸が出ないという特徴があります。
-メリット-
糸の結び目が埋もれにくい
まぶたの裏に糸が出ない
-デメリット-
筋肉のため柔らかく、不安定な固定になる
一時的な眼瞼下垂を引き起こす可能性がある
【 埋没法のメリット 】
・約10分程度の手術で二重になれる
・切開法に比べてダウンタイムが短い
・傷跡が目立たない
・ やり直し、元に戻すことができる
【 埋没法のデメリット 】
・糸が取れて元に戻ってしまう可能性がある
埋没法の症例写真
イセアの埋没法の症例をご紹介いたします。
「埋没法」の施術を受けられた患者様の施術前と手術から1か月後の変化 になります。
小切開法とは
「小切開法」は、まぶたをメスで1~2㎝程度切開し、自然な二重幅で半永久的な二重を作る方法です。小切開法は埋没法と異なりメスを入れるため、半永久的に二重にすることができますが、元のまぶたには戻すことはできません。
手術時間は約30分、ダウンタイムは約2週間、二重完成までは約3か月です。埋没法に比べダウンタイムや二重完成までの期間は要するものの、術後5~7日で抜糸を行い、抜糸翌日からメイクやスキンケアができるようになります。
【 特徴 】
まぶたを部分的にメスで切開し、自然な二重幅で半永久的な二重を作る方法
【 こんな方にオススメ 】
・埋没法の適応と考え手術しても戻ってしまう
・埋没法よりも戻りにくい方法を選びたい
・まぶたに埋没糸を残したくない
【 手術方法 】
目を開けるとまぶたを引き上げる眼瞼挙筋(がんけんきょきん)が収縮し、まぶたを補強する瞼板(けんばん)が持ち上げられます
この時、瞼板と眼瞼挙筋を繋ぐ「挙筋腱膜(きょきんけんまく)」と「まぶたの皮膚」が連結していると、皮膚が折りたたまれて二重まぶたになり、連結していないと皮膚が折りたたまれないため一重まぶたになります。
小切開法では、以下の手順で人工的にまぶたの皮膚と瞼板、必要に応じ挙筋腱膜も連結させます。
①点眼麻酔、希望で笑気麻酔をし、局所麻酔の注射をまぶたの表と裏に打つ
②切開する場所をペンでマーキングし、まぶたを1~2㎝ほど切開する
③皮膚の上端と瞼板を縫い留めて固定し、場合によってはさらに挙筋腱膜への固定を追加する
④目を開けると、皮膚が折りたたまれて二重のラインができる
⑤約5~7日後に抜糸を行う
⑥皮膚と挙筋腱膜が癒着すると、二重のラインが半永久的に維持できる
【 小切開法のメリット 】
・半永久的に二重にすることができる
・切開傷を小範囲に抑えることができる
【 小切開法デメリット 】
・傷跡が残る
・皮膚の切除や脂肪の除去ができない
・元のまぶたには戻せない
小切開法の症例写真
イセアの小切開法の症例をご紹介いたします。
「小切開法」の施術を受けられた患者様の施術前と手術から3か月後の変化 になります。
全切開法とは
「全切開法」は、まぶたをメスで3~4㎝程度切開し、くっきりとした半永久的な二重を作る方法です。同じ切開法でも「小切開法」の切開範囲がまぶたの一部であるのに対し、「全切開法」はまぶたの端から端までになります。必要に応じて皮膚の切除や脂肪の除去も行うことができるため、まぶたに脂肪が多く厚い、埋没法や小切開法では二重にすることが難しい方にも対応可能です。
手術時間は約60分と長くなりますが、術後の経過は「小切開法」と同様にダウンタイムが約2週間、二重完成までは約3か月、術後5~7日で抜糸を行い、抜糸翌日からメイクやスキンケアもできるようになります。
【 特徴 】
まぶたの幅(3~4㎝程度)をメスで切開し、くっきりとした半永久的な二重を作る方法
【 こんな方におススメ 】
・幅の広い二重にしたい
・まぶたが厚く腫れぼったい
・埋没法より戻りにくい方法を選びたい
【 手術方法 】
目を開けるとまぶたを引き上げる眼瞼挙筋(がんけんきょきん)が収縮し、まぶたを補強する瞼板(けんばん)が持ち上げられます。
この時、瞼板と眼瞼挙筋を繋ぐ「挙筋腱膜(きょきんけんまく)」と「まぶたの皮膚」が連結していると、皮膚が折りたたまれて二重まぶたになり、連結していないと皮膚が折りたたまれないため一重まぶたになります。
全切開法では、以下の手順で人工的にまぶたの皮膚と瞼板必要に応じ挙筋腱膜も連結させます。
①点眼麻酔、希望で笑気麻酔をし、局所麻酔の注射をまぶたの表と裏に打つ
②切開する場所をペンでマーキングし、まぶたを3~4㎝ほど切開する
③まぶたに余分な皮膚がある場合は切除することもある
④まぶたに余分な眼窩脂肪がある場合は除去します。
⑤まぶたの眼輪筋と眼窩隔膜の間にある脂肪をROOF(隔膜前脂肪)といいます。余分なROOFがある場合は切除することもあります。
⑥ 皮膚の上端と瞼板を縫い留めて固定し、場合によってはさらに挙筋腱膜への固定を追加する
⑦目を開けると、皮膚が折りたたまれて二重のラインができる
⑧約5~7日後に抜糸を行う
⑨ 皮膚と挙筋腱膜が癒着すると、二重のラインが半永久的に維持できる
【 全切開法のメリット 】
・半永久的に二重にすることができる
・余分な皮膚の切除や脂肪の除去ができる
【 全切開法のデメリット 】
・傷跡が残る
・元のまぶたには戻せない
全切開法の症例写真
イセアの全切開法の症例をご紹介いたします。
「全切開法」の施術を受けられた患者様の施術前と手術から3か月後の変化 になります。
全切開法の症例写真をもっと見る >
全切開法のページを見る>
二重整形の料金
二重整形の料金は、術式や保証の有無により異なります。
メスを入れ、手術時間を必要とする「切開法」よりも、医療用の糸で縫い留めるだけの「埋没法」の方が費用は抑えられます。
まぶたの厚さやご希望のデザインによって、「埋没法」で必要となる糸の結び目の数は異なりますが、糸の結び目の数に応じて料金も変動する傾向にあります。
当院の「埋没法」では、結び目はお一人お一人に適した点数とし、留める点数に関わらず一律料金とさせていただいております。
埋没法の糸が取れてしまった場合は、保証期間内であれば無料で前回と同じ二重幅で留め直す再手術を受けることができます。保証期間はクリニックにより1年、5年などさまざまで、料金は保証期間の長さに比例しています。
術前カウンセリングで完成イメージを共有していたにも関わらず、万が一術後にご満足いただけない場合、術式に関わらず「二重幅の変更保証」がついていれば、無料で再手術を受けることができます。
施術の種類 | 料金相場 | イセアの料金 | イセアの保証 |
埋没法 | ¥60,000~ ¥299,560 | ¥ 77,000~¥198,000 | ①二重幅の変更保証 保証期間:術後1か月が経過してから1か月以内 保証対象:埋没法の手術が初めての方 二重幅:変更可 ②糸が取れたときの再手術保証 保証期間:プランによって異なります。 埋没法ベーシック(1年保証)・・・手術から1年間 埋没法ダブル(5年保証付き)、埋没法プレミアム(5年保証付き)…手術から5年間 保証対象:保証付きプランをご契約の方 二重幅:最初の手術と同一ラインのみ対応 |
小切開法 | ¥195,100~¥437,800 | ¥242,000 | ①二重幅の変更保証 保証期間:術後3か月が経過してから1か月以内 保証対象:小切開法の手術が初めての方 二重幅:変更可 |
全切開法 | ¥195,100~¥437,800 | ¥330,000 | ①二重幅の変更保証 保証期間:術後3か月が経過してから1か月以内 保証対象:全切開法の手術が初めての方 二重幅:変更可 |
痛みや腫れはいつまで?二重整形がバレないダウンタイムの過ごし方
はじめての二重整形後の仕上がり、痛みや腫れに対し「失敗したのではないか」「整形がバレてしまうのではないか」と不安に思うこともあるでしょう。
痛みや腫れといった症状に対し、正しい知識を持つことで、慌てることなくダウンタイムを過ごすことができます。
切る施術(切開法)と切らない施術(埋没法)とでは、痛みや腫れが引くまでのダウンタイムが異なるため、ここからは分けてご説明します。
「埋没法」について
切らない施術「埋没法」について、ダウンタイムや痛み・腫れなどの症状について記載していきます。
▼手術時間
約10分
▼ダウンタイム
約1週間
▼完成まで
約1か月
▼術後の通院
不要
ダウンタイムとは「手術を受けてから回復するまでの期間」を指します。埋没法の場合、ダウンタイムは約1週間程度です。
最終的に二重が完成するまでは1か月程度、その間は二重幅が安定せず腫れが残ります。
個人差はありますが、術後は傷の治癒に伴い、必ず目の周りに腫れや内出血、痛みがあらわれるものです。内出血は注射針や縫合針などが当たることにより血管が切れ、皮下に血液がたまることで起こります。痛みは術後2~3時間が経過し、局所麻酔が切れた際に鈍痛を感じることがあります。鎮痛剤の内服やアイシングによって緩和することができます。
埋没法では、施術翌日からメイクが可能であるため、内出血をコンシーラーで隠すことができます。
ダウンタイム中の方必見!埋没法のダウンタイムの過ごし方を解説>
二重整形埋没後ダウンタイム 症状・期間・過ごし方を写真や動画で解説>
埋没法はバレる?気になるダウンタイムについて詳しく説明
ダウンタイムは誰にでも起こるものです。傷の回復に伴い、目の周りに腫れや内出血、痛みなどの症状が起こりますが、必ず治まります。
当院ではダウンタイムをゼロに近づけるために、さまざまな取り組みを行っています。
■医師の素早い手技
手術時間が短いほどダウンタイムが短くなる傾向があります
■細い注射針を使用
針による内出血を少しでも抑えます
■ 手術前のクーリング
血管を収縮させ内出血を軽減します
■ 抗炎症剤(シンエック)の処方
血管を収縮させ内出血を軽減します
■ 笑気麻酔
局所麻酔時に目元の力みをやわらげ内出血を軽減します
■細い糸
髪よりも細い縫合糸でより腫れにくくします
■サングラスプレゼント
術後のお帰りの際に腫れや内出血を隠します
内出血を隠すメイク法
二重整形の術後は、個人差はありますが内出血を伴います。皮下にたまった血液は、周囲の組織に吸収されることで自然と消えます。重症から軽傷になるにつれて、赤紫、紫、黄色へと変化していき、内出血が引いてきている目安になります。通常1週間程度で内出血は引いていきますが、内出血が消えるまで人と会わずに済むとは限りません。
「埋没法」の場合、施術翌日からメイクが可能であるため、コンシーラーを利用して隠すことができます。内出血の色に対し、コンシーラーの色に補色を選ぶと目立ちにくくなります。内出血の色が赤色ならコンシーラーは緑系、紫色なら黄緑系、黄色なら青紫系といった具合です。
「埋没法の内出血で悩んでいる方へ」内出血を隠すメイク方法を伝授>
埋没法の痛み
埋没法はまぶたに針で糸を通すため、「痛そう」なイメージがあるかもしれません。実際は局所麻酔を行うため、手術中は完全に無痛になります。局所麻酔とは、部分的に痛みを感じないようにする麻酔です。
局所麻酔の効果
手術中の痛みを感じないようにするため、まぶたの表と裏に局所麻酔の注射をします。
注射針を刺す際に強く痛みを感じる方もいらっしゃいますが、局所麻酔が効くと手術中は全く痛みを感じることはありません。イセアでは局所麻酔の痛みを和らげるため、34Gという細さの注射針をご用意しております。
手術開始前にまぶたに局所麻酔の注射を打ちますが、刺すときにチックとした痛みを感じる程度で、個人差があるものの耐えられないほどの痛みではありません。
さらに、局所麻酔の痛みを緩和するため「表面麻酔」「笑気麻酔」「 細い注射針 」「クーリング」といった取り組みがあります。
▼表面麻酔
局所麻酔の注射針を刺す時の痛みを軽減するために使用する麻酔です。施術の前に目薬タイプの表面麻酔を点眼します。
▼笑気麻酔
笑気ガスを吸っている間は酔っぱらっているようなふわふわした感覚になり、恐怖感や痛みがまぎれる効果が期待できます。
※笑気麻酔は喘息を誘発する可能性があるため、ご希望の場合は過去の疾患など、予め担当スタッフにご相談ください。
▼細い注射針
極細針により、痛みや内出血を抑えます
▼クーリング
目元に保冷剤を当て、痛みを感じづらくします
術後2~3時間が経ち麻酔が切れると、鈍痛を感じ始めます。痛みの期間は長くて1週間程度で個人差があります。術後の痛みの対処法として、痛み止めの内服や、保冷材や氷嚢を清潔な布で包んだもので冷やす「アイシング」も有効です。
埋没法の保証
埋没法は手軽な反面、いずれ糸が取れて元に戻ってしまう可能性もあります。
埋没法の持続期間は、術後1か月~10年までと個人差があり、施術を受けて3年以内に約5~10%が再手術を受けています。
一般に、まぶたが厚い方や二重の幅が広い方は埋没法が取れやすい傾向にあります。
また、メイク落としや洗顔などで目をこする行為やマツエクなどでまぶたを引っ張る行為は、埋没法が取れる原因になります。
埋没法を長く保つには、自分に合った点留めの埋没法を行い、二重幅を広くしすぎず、術後はまぶたに負担をかけないよう意識して生活しましょう。
埋没法が取れかけているときには、二重の食い込みが浅くなる、三重になる、二重のライン が日によって安定しないといったサインがあります。
万が一、取れかけているときには、飛び出した糸を放置したり、出てきた糸を自分で取ったりしては危険です。
糸が飛び出ていなければそのまま放置し、二重に戻したい場合は、より取れにくい術式で再手術を受けましょう。
イセアでは、「糸が取れた場合の再手術保証」を用意しています。
【 保証期間 】
プランによって期間が変わります。
・埋没法ベーシック(1年保証つき)…手術から1年間
・埋没法ダブル(5年保証つき) …手術から5年間
・埋没法プレミアム(5年保証つき)…手術から5年間
【 保証対象 】
保証付きプランをご契約の方
【 二重幅 】
最初の手術と同一ラインのみ対応
埋没法の取れかけのサインはここだ! 取れかけている埋没法について解説>
埋没法が取れた場合 やるべきことについて徹底解説 >
埋没法は取れる可能性がある! 手術を受ける前に知っておくべき事 >
埋没法は経過期間によっては、やり直しや元に戻すことができます。
「二重幅の変更」「二重の左右差」「二重ラインのガタつき」「埋没法の食い込み跡」の修正は、埋没法の手術1か月経過後、埋没法が完成してから可能です。
修正の際には、術式によりダウンタイムが異なります。抜糸が不要な場合は修正手術後1週間程度、抜糸が必要な場合はさらに抜糸後1週間程度が必要になります。
修正にはリスクも伴うため、何度でもできるわけではなく、埋没法なら2回まで可能です。2回取れた人はこの先も取れる可能性が高く、何度も修正するのはまぶたに大きい負担がかかります。
また、修正の度にまぶたの中の糸が増えると、アレルギー反応を起こす可能性が高まります。
再度埋没法をする場合は、留める糸を補強するなど取れにくい埋没法を選択しましょう。残念ながら埋没法が2回取れてしまった場合は、切開法もご検討ください。
当院ではデザインの修正ができる「二重幅の変更保証」を用意しています。
【 保証期間 】
術後1か月が経過してから1か月以内
【 保証対象 】
埋没法の手術が初めての方
【 二重幅 】
変更可能
当院では、他クリニックでの埋没法を行った患者様の修正も可能です。
埋没法は修正することができる! 修正について徹底解説>
埋没法は何回もできない!? 埋没法は何回まで可能なのか徹底解説>
「切開法」について
切る施術「切開法」について、ダウンタイムや痛み・腫れなどの症状について記載していきます。
▼手術時間
小切開法の場合・・・約30分
全切開法の場合・・・約60分
▼ダウンタイム
約2週間
完成まで
約3か月
▼術後の通院
5日~7日後に抜糸
術後は必ず腫れや内出血、痛みを伴いますが、それが落ち着き日常生活を送れるようになるまでの期間をダウンタイムと言います。
切開法のダウンタイムは約2週間ですが、最終的に二重が完成するまでは約3か月かかります。
腫れている間は二重幅が安定しないため、術前のイメージに比べ二重幅が広いと感じたり、左右差が現れたりしますが、完成までは二重幅が安定せず腫れが残るため、様子を見る必要があります。特に「広い二重幅を希望した人」や「もとからまぶたが厚い人」は腫れやすい傾向にあります。
シャワーは当日から、洗顔や点眼は翌日から、メイクやスキンケア、入浴、コンタクトなどは抜糸翌日から可能です。
抜糸は術後5~7日後なので、メイクができるのは施術から1週間ほど後になります。
腫れを隠すには、眼鏡やサングラスなどフレームが大きいものや色がついたもので隠したり、落ち着いたブラウン系のアイシャドウを使用したりすると良いでしょう。
二重整形の腫れが引く期間は? 何日程度で周りにばれないのか徹底解説>
切開法はバレる?気になるダウンタイムについて詳しく説明
ダウンタイム中は、目の周りに腫れや内出血などの症状が誰でも起こりますが、必ず治まります。当院ではダウンタイムをゼロに近づけるためのさまざまな取り組みを行っています。
■医師の素早い手技
手術時間が短いほどダウンタイムが短くなる傾向があります
■細い注射針を使用
針による内出血を少しでも抑えます
■手術前のクーリング
血管を収縮させ内出血を軽減します
■抗炎症剤(シンエック)の処方
感染や腫れを抑えます
■笑気麻酔
局所麻酔時に目元の力みをやわらげ内出血を軽減します
■細い糸
髪よりも細い糸でより腫れにくくします
■サングラス・タクシーチケット
術後のお帰りの際に腫れや内出血が気になる方にプレゼント
切開法の痛み
切開法はまぶたをメスで切る方法のため痛みを連想するかもしれませんが、手術前にまぶたに局所麻酔を行うため、手術中は完全無痛です。
局所麻酔は部分的に痛みを感じないようにする麻酔です。
局所麻酔の注射を刺すときに生じる痛みは耐えられないほどのものではなく、チクッとした痛みを感じる程度です。
局所麻酔の痛みを緩和するための取り組みには「表面麻酔」「細い注射針」「笑気麻酔」「クーリング」があります。
▼表面麻酔
目薬タイプの表面麻酔で局所麻酔の注射を指す際の抵抗感を軽減します。
▼笑気麻酔
鼻から亜酸化窒素を吸い込むことで痛みや恐怖心をやわらげます
▼細い注射針
極細針により、痛みや内出血を抑えます
▼クーリング
目元に保冷剤を当て、痛みを感じづらくします
術後数時間経つと、局所麻酔の効果が切れはじめます。
術後の痛み、腫れや内出血の症状は、長くて2週間程度続きます。
埋没法のダウンタイムは1週間でしたが、切開法はメスを入れる分、傷も大きく、治癒にも時間がかかるため痛みも長く続きます。
対処法としては、痛み止めの内服やアイシングが有効です。アイシングは保冷材や氷嚢を布やガーゼで包んだもので冷やすとよいでしょう。
切開法の保証
当院では、手術前にしっかりとしたカウンセリングを行っておりますが、万が一、二重手術の完成後、二重幅にご満足いただけなかった場合、小切開法・全切開法ともに二重幅の変更が可能です。
【 保証期間 】
術後3か月が経過してから1か月以内
【 保証対象 】
全切開法の手術が初めての方
保証期間を術後3か月経過してからとしているのは、それまでは二重幅が安定しないため、腫れが残るためです。
二重整形・埋没法のよくある質問
二重整形のよくある質問に関してお答えしていきます。
Q. 二重整形後にマツエクやカラコンは利用できますか?
A. 術後にまつ毛エクステをつける・まつ毛パーマをかける場合は、1か月後から(涙袋形成は翌日から)、カラコンは最短翌日から可能です。
カラコンは最短で埋没法をした翌日から使用可能です。切開法だと術後5~7日で抜糸となるため、抜糸翌日から使用が可能です。
マツエクは最短で埋没法をした1か月後から可能です。ただし、マツエクは施術時にまぶたをひっぱることで負担がかかるため、繰り返すと埋没法が取れやすくなってしまいます。
埋没法してもマツエクできる?両方考えているなら知っておくべき知識>
二重整形後のカラコンはいつできる?使用可能な時期と注意点について>
Q.埋没法は元に戻せますか?
A.修正は可能です。
埋没法はメスを使わず、まぶたを糸で留めているだけなので、経過期間によっては元に戻すことができます。元に戻す場合は、術後1か月以上経過して二重ラインが完成してからにしましょう。
Q.翌日が一番ダウンタイムの症状がひどいですか?
A.術後翌日から3日目がダウンタイムのピークと言われています。
どの施術でも施術翌日から3日目が一番ダウンタイムの症状が強く出ます。
ダウンタイムを少しでも早く終わらせるためにアイシングをする、血行がよくなる入浴、運動、飲酒は避けるなどを心がけましょう。
まずは無料カウンセリング
二重手術を受ける患者様ご自身が後悔しないためには、十分にご納得したうえで施術をご検討いただくべきです。
イセアの事前カウンセリングでは、ドクターと女性カウンセラーによるWカウンセリングを行います。
ドクターとのカウンセリングでは、専用の道具をまぶたにあてて二重を再現し、患者様とデザインイメージを共有します。
カウンセリングはプライバシーに配慮し、個室で行います。ひとりでカウンセリングを受けることが不安な方はご家族やご友人のご同席も可能です。
埋没法症例
当院で埋没法を行った患者様の症例写真です。
各症例から、完成までの経過や施術プラン、担当医師のカウンセリング内容等を記載した専門ページを閲覧することができます。
この記事の監修
日本形成外科学会 認定専門医
鈴木 知佳
-
平成24年
東京医科大学 卒業
東京医科大学初期研修 -
平成26年
東京医科大学形成外科 入局
東京医科大学、大学関連病院にて形成外科研修 -
令和1年
イセアクリニック 入職